翁長VS

   四季のエッセイ        @
 軍配いずれに上がる、翁長--―菅会談。
 五日、那覇で行われた沖縄県知事対官房長官会談。結果ははじまる前からすでに決まっていたのかも知れない。どちらが偉いか知らないけれど、片や琉球王国の国王、片や幕府の老中。向かい合って座った二人、案の定激しい口調で上からの目線に怒りをぶっつける知事。対して、移設が唯一の解決策と手元の原稿を読むだけの官房長官。会談しましたの形式づくりみたいなものだったようだ。
 ちょうどこの日、沖縄は清明節。先祖の墓が米軍普天間基地の鉄条網の中にある県民が少なくない。一日だけの墓参が許される。
 ずるいよ、安倍首相。ここは番頭任せにしないで、率先沖縄に出向くべきだった。