餌について...その2

餌は単品ではなく組み合わせてバランス良く!

餌の危険

ほ乳類でないので牛乳を消化することができません。またパンは消化器官の中で発酵することがあります。牛乳を浸したパンは、他に餌がない場合でも与えないでください。


スリ餌のみ/粟玉のみ/ミルワームのみ...など単品では栄養が不十分で“栄養失調”による障害が発生します。餌は組み合わせて必ず青菜やカルシウムを補給することを心掛けてください。

また、ペットショップなどで安価に入手できるビタミン類は栄養は不十分で気休めにしかなりません。健康なヒナには新鮮な青菜、元気がないヒナには必ず獣医さんの処方による栄養補給を行ってください。

ミルワーム


孵化〜成鳥まで

強靱なアゴを持つので、頭を切り落とすか潰してアゴが動かないことを確認してから食べさせる。長期保存の場合のみ冷蔵庫へ入れるが、食べさせるものは冷蔵せずに冷えていないものを使う。大きいものは2〜3等分に切る。

脱皮直後は白く皮が薄いので消化もよく優先して与える。


スリ餌(7分)


小さいヒナ

スズメは巣立ちまでは青虫などの昆虫をメインに食べているので動物性タンパク質の含有量の多い物を選びます。

商品によっては青菜などが配合されているために画像よりも緑色をしたものもあります。


青菜


毎日必ず

青菜は小松菜など(ほうれん草/ネギ類はダメ)がお勧め。キャベツやレタスなどの水分が多い物も避けるようにしてください。挿し餌混ぜるときは右のように擦ったものを混ぜる。

白ボレー粉


毎日必ず

カルシウムの供給源として毎日与える。挿し餌に混ぜる場合にはすり潰して細かくしたものを使う。牡蠣の殻の粉砕したものなので海産物に豊富なヨードの補給にも役立つ。

カトルボーン


ボレーがない場合などに

イカの甲:柔らかい面をカッターなどでこするように削りスリ餌に混ぜて与えるのは向いているがひとり餌になったスズメには自分で削って食べるのは困難なのでボレーのほうが好ましいかと思う。


ボレーと同じくカルシウムの補給に使う


粟玉


羽が揃い初め〜

ひとり餌の練習

初期にはふやかしただけでは消化できないので、しっかり煮て指でつぶせるくらいにしたものを、スリ餌を減らした分だけ粟玉を加えるようにして挿し餌に加えていく。

粟玉が消化できていることを糞で確認した後、すり餌を数日掛けてやめて粟玉に切り替える。


粟の穂


ひとり餌の練習

嗜好性が高いので食べられるようになったら早めに皮付きミックス餌に変える。


皮付きミックス餌

クチバシが固くなってきて、粟玉を上手に拾って食べられるようになったら声変わりの時期です。餌の最終段階の皮付きミックス餌を与えてちゃんと皮が剥けているか確認します。


皮ムキもありますが栄養価が半減しますから皮付きを与えてください。


ビタミン剤

栄養剤は基本的に獣医さんに健康診断や検便など診ていただいた折に入手するのが一番です。診ていただける獣医さんがない場合には通信販売などで手にはいる鳥用のビタミン剤もあります。


写真はネクトン-S このほかにも各種あるので症状に応じて選択

ビタミン剤に漬込んだミルワーム

飲み水にビタミン剤などを入れた場合には、水浴びなどで身体につけてしまわないように工夫をしてください。

ミルワームに漬けて補給することもできます。

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