ホーム 2003年度以前分

豊崎愛生

 この夏アニメ化された「ウミショー」でヒロイン・蜷川あむろを演じたのは新人だった。耳の早い人は田中理恵のアニタンで既に知っていたかも知れないが、僕は初めて知る名前。
 ウミショーの原作が始まった当初から、僕の頭の中ではあむろは広橋涼の声でしゃべていた。アニメ化が決まった時、真っ先に気になったのは当然、あむろ役が広橋涼か否か。結果違ったわけだが、第1話、あむろの声を聴いた印象は、驚いたことに自分の頭の中の広橋あむろとほとんど違和感が無かった。
 ラジオでしゃべるのを聴いた感じでは広橋涼とは特に似てないんだが、少なくとも広橋がその魅力を最も発揮する部分で、守備範囲が重なることは分かった。

12.12.

島本須美が「らき☆すた」に

 主人公の幼いころ亡くなった母親役。いつかは来ると思っていたが、すごい人が来た。
 母と言っても童顔の美少女然としていて、しかも夭逝したキャラ。実際の話、島本須美とは年齢が合わないんだが、そんなことを問題にする必要は無い。シリーズ中異色の名場面だった。
 平野綾が生まれる前に一世を風靡した彼女、この二人のユニゾンは感慨深かった。次回予告では声優ネタもやってゲスト主役満喫。

9.12.

再び女の子な三瓶由布子

 今度は「レ・ミゼラブル 少女コゼット」に登場。今回は幼い子だが、男の子の格好をして登場する女の子。なるほどそういう意味で三瓶の出番か。このキャラは野田順子より渡辺明乃に近い印象だった。今回は二つ目の登場シーンで三瓶だと分かったから、若干耳に慣れてきたか。
 「プリキュア」の方では時折、掠れ過ぎる部分を見せる女の子役だが、果たして三瓶由布子はこの分野をものにすることができるだろうか?

7.9.

ハマーン・カーン降臨

 「ケロロ軍曹」に桃華の母・桜華登場。ケロロと言えばガンダムパロディ、そして桃華の父親役は池田秀一、と来れば母親役もガンダムキャストでくることは十分あり得たんだが、その答えはこれ以上無いものだった。ただし、桜華自身はガンダムではなくスト2のパロティキャラ。
 アニメの仕事が少なくなった人だけに、このキャスティングは嬉しい。叫ぶ台詞で若干苦しい部分もあったが、そんな些細なことはどうでもいい。この人に関しては冷静な評価はできません、悪しからず。
 というわけでなるべく頻繁に帰って来て下さい、お母さん。

5.12.

釘宮vs植田

 「ハヤテのごとく!」に植田佳奈登場。
 釘宮理恵に植田佳奈、しかも植田佳奈が関西弁キャラとくれば「学園アリス」。そう思ってみていたら、早速キャスト絡みのパロディが来た。曰く“その声で髪の毛両結びにしとるやつはみんなツッコミに容赦あらへんなぁ”。さすがハヤテと思ったら、これ、「学園アリス」じゃない。学園アリスで髪の毛両結びキャラは、植田自身が演じる蜜柑の方だ。
 …あぁ、「マリみて」の方だったか。

4.29.

女の子な三瓶由布子

 三瓶由布子が“女の子”役。しかも主役。
 初めて聴く彼女の女の子役は、そうと知らなければ“野田順子にしては変だが、いったい誰だろう?”くらいの感覚だった。少年役しか知らない自分にとっては、分かって聴いて辛うじて三瓶だと認識できる程度。想像以上に女の子になっていた。
 しかしもちろん美少女キャラの王道からは外れている。共演の竹内順子とともに、そんな二人がメインで女の子役というのは、視聴者層が同性だから成立するのだろう。
 一度聴いてみたかった女の子役だが、期待していたものよりもずっと女の子。もっと少年役の響きを持ち込んでも面白そうだが、これはこれで楽しみ。

2.11.

揺れない川澄綾子

「あさっての方向。」の主人公・五百川からだの声は川澄綾子に酷似していた。最初に聴いたときは、川澄綾子なのか別人なのか結論を出すことが出来なかった。しかし、からだを演じる藤村歩は、からだと違って普通にしゃべっている時には川澄綾子に似てはいない。
 その要因はやはり川澄綾子特有の不安定感だった。音色そのものはかなり近いが、藤村歩の声はとても安定していて揺れることがない。知る限り最も川澄綾子に近いと思えた彼女でさえ、似ていないと感じてしまう。それほど川澄綾子の声の不安定な揺れ方は独特。
 からだの声を聴いた時には後継者登場と思えた藤村歩だが、それでもなお川澄綾子は独自の位置を占める存在であり続ける。

1.10.

河鍋狂斎

「天保異聞 妖奇士」が第2クールに入り、新キャラが登場。観た瞬間、高山みなみを連想し、次の瞬間その人の声を聴いた。ちょっと生意気な美形で、これ以上ないくらい高山みなみなキャラ。しかも実力派で固めるこの作品のキャストなら、なおさら高山以外には考えられない。
 ますます強力になっていく布陣の中、宰蔵がひとり悪戦苦闘してないだろうか?

2007.1.6.

くまいもとこ病欠

 くまいもとこが病気のために休業ということらしい。詳細は不明だが、しっかり治して復帰してくるのを待ちたい。
 「おとぎ銃士赤ずきん」は三瓶由布子が代役に立った。観ていて気づくのに少し時間がかかった。そして三瓶由布子であることは結局、最後まで分からなかった。
 この二人、あまり音色は似ていないので、オフ台詞でははっきり別人の声に聴こえてしまうんだが、ピンポイントで重なる部分がある。ある特定の表情のみ、非常に似た響きになる部分があり、代役としてはなるほどと思う部分もあった。ただ、どうしても違和感を拭えない部分があるのは事実で、どれくらいの期間になるか分からない現状では、難しい仕事だろう。
 先日も大谷育江の病欠の間、短期間の代役が立った役があったが、その時はベテラン陣がうまくカバーしたようだ。さて、今回の三瓶由布子はどうだろう?
 いずれにしろ、こういった代役は難しい。しかし、なかなか経験できないことでもある。貴重な経験だと思って取り組んでほしい。

12.30.

高木礼子

 考えてみれば、この人の女の子役はほとんど記憶に無い。小林沙苗以上に少年役の印象が強く、と言うよりその印象しか無いに等しい。おかげで、「金色のコルダ」のヒロインは、全く新しい声を聴いている気分だ。実際、これまでの記憶の中の高木礼子のどこにも結びつく手掛かりが無い。
 癖が無く、柔軟性も透明度も充分。川上とも子のような資質を感じさせる。和谷はヒカルには手が届かないが、さて彼女はどうだろう?

11.19.

高橋美佳子

 WOWOWの秋の新番組でヒロインを務める高橋美佳子。この作品がなかなかにチープ。彼女がヒロインを演じた作品は何故かこの手のチープさが漂うものがよくある。そして例外なく彼女はそれらのヒロインのキャラにマッチしている。
 これらの作品は、どちらかと言えばすぐに消えていくその他大勢的なものなのだが、チープにはチープなりの存在価値があり、そこに最も貢献しているキャストが高橋美佳子なのだ。決して絶大な人気を得ることのない“その他大勢”達が、彼女のおかげで辛うじて無価値な駄作に堕すことを免れている感さえある。
 彼女が持つこのある種特殊な魅力が、その個性を探る鍵なのだろうか。

11.10.

小林沙苗の中の柚木涼香

 ここのところ柚木涼香の声をあちこちで聴く。シャープでありながら可愛らしさを隠しきれない音色を再確認していて、ふと小林沙苗に通じる部分をそこに感じた。
 もちろんそれは少女役におけるもの。そして、小林沙苗の少女役の可愛らしさを認識した今だから分かった共通点。ポイントは硬質な中に甘みをふんだんに含む点。
 そんな両者の違いは透明度。濁りを含む小林沙苗が少年役にも適性を持つのに対し、柚木涼香は透明度が高く甘みが表に出る分、少女役に特化している。どんなに男勝りなキャラを作っても可愛らしさが隠しきれない柚木に対し、小林の少年はちゃんと少年である。
 この秋から柚木涼香はヒロイン、小林沙苗は少年役でそれぞれ活躍。楽しみだ。

10.17.

小野大輔

 この声が最近、記憶に棲み着きつつある。今ごろかよという気もするが。
 緑川光をギャグキャラ仕様にしたような雰囲気の声。国崎往人のような役もあるにはあるが、曽呂明日太や古泉一樹の方が断然似合っている。緑川より柔らかな特性がギャグキャラで活きる。
 個性は面白い。あとはもっと記憶に残る役が必要だ。

10.13.

「天保異聞 妖奇士」

 藤原啓治,小山力也,三木眞一郎,若本規夫,うえだゆうじ,折笠富美子…。秋の新番組の中では群を抜く強力布陣。
 土曜6時のこの枠は、個人的に趣味とは若干ずれるが決して無視できない作品が続いてきた。さて今回はどうだろうか?
 とりあえず、キャスト的には必聴。

10.7.

MAKO

 中学生が神様になってしまう「かみちゅ!」。八百万と言われてどんな物にも宿っている日本の神様の列に一人の女の子が加わる。その切り口の面白さで勝負するかと思いきや、いや、実際にその切り口で面白く描かれているんだが、実のところ、この作品の魅力は主人公のキャラクターによるところが大きい。
 それはとりもなおさず、主演のMAKOのキャラクターである。声優の経験が無く技術的な不安があったが、オーディションでその第一声を聴いて大笑いしたという監督は、主役にぴたりとはまるそのキャラクターで勝負した。そして見事に成功した。
 どんなに実力があっても、どんなに魅力があっても、はまり役と言えるような役になかなか巡り会えない人もいる。彼女は幸運にもデビュー作でそれに巡り会った。この幸運がただの幸運で終わるのか、飛躍へと繋がるのか。今はまだ分からない。今は、一つの新しい個性の登場を歓迎したい。

9.26.

新規登録

 平野綾の顔を知らなかった僕は、「涼宮ハルヒの憂鬱」の実写CMでハルヒ役を演じる人物が平野綾ではないかと疑問を持ちつつも、本編中のハルヒよりもまったりとしたその声に確信を持てないでいた。
 今日、テレビ出演でやっとその顔を知り、CMに出演しているのが本人だということが分かった。今までハルヒ役以外ではネットラジオで僅かに聴いた程度だった平野綾という声の輪郭が、番組でのトーク等を合わせてようやく見え始めた気がする。
 一つの役だけでは一人の人物の声の全体像を捉えることができないことを再確認した。
 ところで、少尉と大佐って階級差大き過ぎない?

7.3.

小清水亜美

 デビュー以来、ギャグ系美少女キャラの道を歩んで来た小清水亜美が、その殻を破りつつある。
 ここのところ「舞-乙HiME」に「蟲師」と、エンディングでその名を見つけて目を疑うような役がたびたびある。「蟲師」では素直な音色で自然な少年役を演じていて、なかなか好印象だった。
 少年役に進出することを想像したことはまだなかった。それが実際に見せられてこの印象。がぜん期待が膨らんでいく。

6.19.

桃≒桃

 「ブラックジャック」に桃井はるこ出演。しかし最後まで名前は特定できず。
 その口調に特徴的な癖があったので記憶を辿ってみたら、行き着いたのは、たまたま少し前に聴いた斎藤桃子の声だった。それは独特なようでいて独特ではない萌えキャラ口調。
 桃井はるこ≒斎藤桃子。音色は異なるんだが、こんな共通点があったか。

5.8.

榊原良子

 報道ステーションのナレーションに久しぶりの登場。ニュースステーション終了と同時にレギュラーナレーターを降板した後も、たまにこういう機会がある。
 たまにしか出番が無いと、本当にその力が求められるものに厳選される。今回もまさに榊原良子が必要とされるケースだった。出番が減って却って存在感が増したようにも感じてしまう。

3.8.

天野由梨

 「蟲師」で久しぶりにその声を聴いた。…が、名前を特定できなかった。すっかり記憶が錆び付いてるなあ。
 しかし、おかげで先入観なしに鑑賞することができた。非常に柔らかな肌触りの優しい音色。再確認した。やはり魅力的な声だった。
 これから彼女は母親役へ行くのかな? まだ若いキャラもやってほしい声でもあるんだが。

2.28.

「うる星やつら」→「パトレイバー」

 NHK BSで再放送中の「うる星やつら」に立ち食いのプロが登場。本放送時に観ていたシリーズだが、この話は記憶に無い。しかし、そんなことより、この回で筈見純が榊原良子と共演している。
 後に「パトレイバー」のOVA「二課の一番長い日」でクーデターの首謀者を演じる筈見純だが、このキャラが苫小牧駅でうどんを立ち食いするシーンがある。押井守が好きなことやってるなくらいに思っていたこのシーン、まさかこんなところと繋がってたとは。「うる星」での筈見純があってのパトレイバーでの起用だったのか、筈見純を起用したから遊んでみたのか。
 まだこんな発見をすることがあるとは。

2.4.

何作目の主役?

 植田佳奈である。
 「かしまし」第1話、他のキャラの声の名前が次々と埋まっていく中、主役の名前は結局最後まで出てこなかった。
 この第1話のみ少年役で、おそらく次回以降は少女役という、やや変則的なキャラ。従って、基本的には少女役ながら、最初だけは少年役でやらなければならない、という考え方のキャスティングであっただろう。結果として少年役にしては女の子し過ぎた感は否めなかった。
 だが、今はそんなことはどうでもいい。複数の主演作を含め、既に相当数の人気作品で活躍し、十二分にその声も名前も知っているはずの植田佳奈である。その声がなぜ特定できないのか?
 結論を言えば、分かりやすい特徴が出る部分を使う場面が第1話には無かったから。彼女の場合、その特徴的な部分が限定的で、放っとくと全然顔を出さないことがよくある。今回は、物語の中心で台詞が最も多かったにもかかわらず、1話まるごとその状態だったということ。
 つまり、普通の表情で普通の会話をしている声には、その特徴を見いだすのが難しいということだ。植田佳奈を評する言葉の中に“地味”という単語をときどき見かけるのは、こんなところが要因かもしれない。

2006.1.18.

皆川純子的いい女

 皆川純子と言えば少年役。いや、女性キャラも結構やっているんだが、どうしても少年役の印象が強い。確かに少年役でも気になる存在ではあるが、この人は女性役でこそ、その魅力を発揮してもらいたい。
 その皆川純子が「ブラック・ジャック」に女子高生役で登場。やはりこの人は“いい女”を演じられる人だ。だが、このキャラ自体は将来そうなるかもというところに留まっていた。皆川純子に合うのは、若いが子供ではない女役。高校生では役不足。年齢的には「ARIA」の晃くらいかそれ以上。だが、晃もやはり皆川純子の本領とは微妙にずれているように感じられる。
 いつか彼女にぴったりくる“いい女”役を観てみたい。

12.20.

変則フォーマット

 例えば「名探偵コナン」のように、本編の一部をエンディングの後に置くテレビシリーズがある。このような形態の場合、たまにエンディングのキャスト表の中に、そこまでに登場していない名前を見つけることがある。それはつまりエンディングの後にしか出番がないキャラ。
 最近では「ぱにぽにだっしゅ!」のようにエンディングを大胆に前倒しして、もはやエンディングとは言えない状態になっているケースもある。こうなると前述のようなことがしばしば起こり得る。
 このようなケースは声優好きにとって、“利き声”の機会を失うことを意味する。本編を見ながら「この声は誰の声だ?」と考え、エンディングで答え合わせをする。声優好きが日常的に行っているこの楽しみ方が一部であるが成り立たなくなる。
 1話30分の枠を自由に使おうという風潮は、アニメファンとしては歓迎するんだが、声優好きとしては素直に歓迎できない。痛し痒し。

12.7.

三嶋沙夜子:能登麻美子

 「ああっ女神様っ」のテレビシリーズはキャストの一部が変更された。その“一部”の一人が三嶋沙夜子役の能登麻美子。このキャストには疑問を感じていたが、実際に観てみてもやはり疑問だ。沙夜子というキャラのどこに能登麻美子を選ぶ理由があったんだろうか? 逆に能登麻美子のどこに沙夜子役の適性があるのか? 理解できない。
 能登麻美子は確かに魅力的だが、その魅力は限定的なものだ。何でもかんでも能登麻美子を使えばいいってもんじゃない。いい加減、とりあえず能登麻美子を使っとけみたいな風潮は止めてもらいたい。彼女自身の価値を貶めることにもなりかねない。

11.4.

こやまきみこvs金田朋子

 「極上生徒会」の管理人さん。まともな台詞が少なすぎるせいか、何度その声を聴いても金田朋子の名前がちらついてしまう。もう放送は半年を終わろうとしているというのに。
 いままでこやまきみこと金田朋子の声が似ていると思ったことはないんだが、やはり重なる部分はあったらしい。そしてその重なる部分の中に管理人さんがいた。

9.14.

キャストに対する要求度

 演じる役者に対する要求度が高い役、そうでない役というのがある。これは、作品全体についても言えることで、総じて要求度が高い作品と、そうでない作品がある。
 要求度の高い作品は自ずと質の高い作品であることが多く、キャストもそれなりの人選をされた結果、なおさら優れた物になる。逆に要求度の低い作品は、キャストに要求しない分、作品の質は作る側の腕次第になるように思う。そして、キャスト的には新人に経験を積ませる場という価値もある。
 現在放送中の作品から要求度の低い作品の例を挙げるなら「エレメンタルジェレイド」。質的には、鑑賞に堪えるすれすれの水準だったものが、ここのところ若干持ち直したというのが、個人的な印象。
 この作品の場合、要求度のわりにキャストの中には力のある人もいて、結果としてやや役不足になっている印象のキャラもあるようだが、新人や若手の経験の場としても機能はしてるだろうと思う。
 世の中、要求度の低い役が極めて優れた作品に織り込まれた例も多い。そんな作品には及ばないながらも、これからさらに物語の質を上げていけば、“要求度の低い作品”として価値あるものとなることができるかも知れない。

8.12.

名塚佳織vs小清水亜美

「エウレカセブン」、ヒロイン・エウレカと対になるようなポジションの新キャラで小清水亜美が登場した。
 名塚佳織に小清水亜美をぶつけるとは。打たれてみればなるほどと思える好手とはこのことか。この組み合わせは面白い。
 この二人が演じるヒロインたちは1枚のコインの表裏なのか、似て非なる存在なのか。現段階ではまだ何も分かっていないが、共通点と相違点が交錯する関係を名塚佳織と競演するのが小清水亜美だというのは興味深い。
 是非注目。

7.18.

宮田幸季

 この人の演じるキャラを聴いていて、ふとどこかで聴いたことがある気がした。それはアムロ・レイの声だった。息のつまり具合と言うか、似た雰囲気を持っていた。
 しかし、音域の違いによるのだろうか、宮田幸季と古谷徹が似ていると思ったことは無い。古谷徹のようなまろやかさを宮田に感じたことも無い。だが、部分的にでも重なる点があるということは、何か共通する質を持っているのかもしれない。

7.16.

「攻殻機動隊」というステータス

 以前、声優にとって攻殻機動隊という作品はハードルが高いと書いたが、2nd GIG第8巻によると、テレビシリーズは、一度は参加してみたいと声優に思わせる作品であったらしい。攻殻でしかできないこと、攻殻しかやらないことが、声優にとってもあったということだ。
 2nd GIGになってから、第1期のころの容赦のなさが少し影を潜めた感があるのは少し残念だが。

6.17.

小林ゆう

「ブラックジャック」のそろばん少年の声、結局、最後まで誰だか分からなかったが、一瞬、小林由美子に近い音色を感じた。やはり小林ゆうの少年役は小林由美子に通じるところがあるようだ。ただ、小林由美子と比べるとパンチ力に欠け、キャラに存在感を与える力が弱いかもしれない。
 この声を憶えるのはまだまだかかりそうだが、このへんが手掛かりになるかな。

5.10.

少年・白石涼子

 かなりハスキーな響きと、その中に含まれる甘みのバランスがやや微妙な印象がある白石涼子。女性キャラでは印象に残ることが無く、「蒼穹のファフナー」では全く存在感がなかった。
 ところがこの白石、少年役だと非常に印象的。少年にしては過剰なほど女性的な甘みをたっぷり含んでいるが、ベースになる響きで少年役に適合していて決して破綻させない。ここまで甘みを含ませても破綻させないでいられることは大きな武器だ。
 少年役としては発声に力強さが足りない感はあるが、そこもまた、たっぷりの甘みとともに優しい性格を醸し出す。内気で優しい性格の少年役の中でも、彼女独特の少年キャラを作り出している。

4.30.

立木&望月

 「BLEACH」の立木文彦と望月久代のコンビが妙にツボ。
 お笑い担当の悪役に立木文彦、というのはもう当然のようにハマってるんだが、あのパートナーの存在によって、立木のキャラが、ただひたすら一直線な行動だけで笑いを取ってしまっている。飛び道具的な極端な演技をすること無く、滑稽。そしておそらく、そうやって表現される裏表の無い性格が、敵としての恐ろしさをも引き立てることになるのだろう。
 この更木剣八というキャラとその相方やちるが、絶妙に立木文彦の魅力を引き出しているように見える。こんなキャラをもっともっと演ってほしいよ、立木さん。

4.29.

プロの声優

 珍しくアニラジに投稿したら採用された。
 キャラ仕立てのネタだったので、必然的にパーソナリティがそのキャラを演じる格好になった。よく考えると、自分が書いた原稿でプロの声優がキャラクターを演じる、という体験を初めてさせてもらったことになる。
 ぱっと思いついて一気に書いた物でろくに推敲もしなかったので、感情はストレートに表現されていたと思うが、こちらが想定したそのキャラの感情を、ほとんど狂い無く具現化してみせてくれた。ちょっとだけアドリブも織り込みながら。
 改めてプロの声優の実力を認識。お見事でした、大原さやかさん。

4.27.

牧野由依

 「ツバサ クロニクル」さくら役は、初めて見た名前。今のところ、音色は悪くないが特に印象に残るでもない若手の一人といった感じ。
 と思ったら、「創聖のアクエリオン」のエンディングを歌ってる。こっちの方がよっぽど印象的じゃないか。幼い少女のような音色を持ちつつも、安定して美しく響く。なるほど、音楽的基礎が入ってる人らしい。岩井俊二の映画でピアノを弾いたりもしてる。
 菅野よう子の曲を生かせるボーカルが坂本真綾の他にも現れたかも。

4.24.

少女・小林沙苗

 「ヒカルの碁」のせいで少年役の印象ばかりが強かった小林沙苗だが、ここのところ「蒼穹のファフナー」「舞HiME」「げんしけん」と立て続けに女子キャラを観て、若干ながらそれを改善してきたつもりだった。
 しかし甘かった。純然たる美少女キャラのど真ん中を一つも知らなかった。
 「英國戀物語エマ」。それは舞踏会にデビューしたての貴族の娘という役。滑らかにかすれた中から聴こえる音色は、確実に記憶にある声だった。にもかかわらず、最後までその名を特定できないもどかしさの中で観終わってしまった。不覚。
 ここで覚えた。これが小林沙苗の美少女声だ。

4.12.

CLAMP流スターシステム

 「ツバサ・クロニクル」のアニメシリーズが始まった。数あるCLAMP原作のアニメに、また一つの作品が加わった、というだけの作品ではない。特にキャストに関しては、特別な意味を持つ作品が始まった。
 この作品は、CLAMPが過去の自作のキャラクターを一同に会して全く新しい作品を作る、言わばCLAMP流スターシステム。その大多数が、過去にアニメ化された作品の出身者である。つまり、過去に一度誰かが演じたことのあるキャラクター達が集まって作られた作品。
 そして本作は、過去にそのキャラを演じた声優は使わず、むしろ、過去にCLAMP作品と縁がない人間ばかりで固められている。第1話では辛うじて坂本真綾が「カードキャプターさくら」絡みで、CLAMPキャラを演じた経験者はほぼ皆無と言っていい。
 過去の作品を知る声優ファンならどうしてもオリジナルキャラとの比較をしてしまう。かく言う自分も、主役を含むメインレギュラー陣を出身作「カードキャプターさくら」と比較しながら観た。もちろん、キャラが共通と言っても別作品。同一人物ではない以上、別人が演じることに異論は無い。その上で比較した感想は、全体的に涼しげな音色にシフトしたという印象だった。
 過去のキャラクターの中には、もし別人が演じるならこの人という、候補を個人的に挙げられるキャラもいくつかあるが、もちろんその候補の名前はこの作品のキャストの中にはいない。むしろ、あえてオリジナルキャラに似せようとしない方向が見える。
 CLAMP流スターシステムは、オリジナルの性格あるいは性質を踏襲しつつも、あくまで別のキャラとして使っていくという方法のようだ。共通する部分が多いが同一人物ではない。これをオリジナルとは別人が演じる。これは声優好きとして見逃すわけにはいかない。
 一つ例外は「×××Holic」。これは過去ではなく現在進行中の作品で、ストーリーが「ツバサ」とリンクしており、ここのキャラだけは同一人物と見ていいだろう。もちろん、過去に誰かが演じているわけがなく、大原さやかの侑子だけは最初からオリジナルとの比較とは無縁の位置で観ることができた分、スムーズにキャラクターに馴染めた。作中でも「×××Holic」キャラは特殊なポジションにいる。キャスティングという意味でも、このポジションがどう機能するのか。これも見逃せない。

4.10.

司会者ですかー!?

 「今日からマ王」に出演中のかかずゆみが今週の衛星アニメ劇場に出ると聞いて、植田佳奈の時のように2週連続ゲストくらいかなと考えていた。司会の遠藤久美子が3月いっぱいで降板だと言うので、誰が新司会者としてかかずを迎えるのかと思ってたら、かかず、あんた自身が新司会者かー!?
 この番組の司会を声優がやるのは初めてではないが、4月からの司会者はかかずとNHKアナウンサーの2人体制に移行、スタイルが変わった。声優や監督など、作品の関係者を呼ぶことがある番組なので、話を聞きやすくするための体制かも知れない。
 しかし、「ドラえもん」の新キャストに決まった矢先にこれとは。かかずゆみ絡みのニュースが続く春。

4.2.

(訂正)

 かかずゆみに気を取られて、相手を勝手にNHKのアナウンサーと決めてかかってしまいましたが、かかずゆみと共に番組司会を務める吉田智則さんは役者さんでした。失礼。

4.9.

大原さやかな進藤尚美

 「電童」、そして「ガンダムSEED」に「ステルヴィア」と、数は少ないながら印象に残る進藤尚美だが、「舞HiME」の藤野静留はこれまでの印象のどれにも当てはまらない。
 始めのうちしばらくは、聴くたびに大原さやかに聴こえて仕方がなかった。未だに、今までの記憶にある進藤尚美と静留の声を摺り合わせられずにいる。この声のインプットを完了するのはまだ先になりそうだ。

3.22.

伊藤静≒かかずゆみ

 ここのところそのあちこちでその声を聞くようになった伊藤静。支倉令のタメのある低音ではそうは思わなかったが、この声はかかずゆみに結構似ている。少し甘み抑えめのかかずゆみってところか。

3.22.

横山智佐→天海有海

 「まほらば」の妹キャラ・朝美ちゃんを見ていて思い出すのが「天地無用」の砂沙美。妹キャラというポジションだけではなく、キャラクターそのものが似ている。名前まで似ているところを見ると、意識的にやってるのかとも思える。
 しかし驚くのはその声。何よりも似ているという印象を決定づけるのが天海有海の声だ。かなり横山智佐の声を再現している。これは後継者誕生かも知れない。かつて横山智佐が得意としていたポジションを彼女が受け継ぐのだろうか。

3.16.

続・少年水橋かおり

 水橋かおり出演作というので「双恋」という作品が気になっていたが、たまたまラジオで彼女の演じるキャラを知ることができた。双子の相手役が門脇舞というのが今一つピンと来なかったんだが、性格が正反対のペアということで納得。
 さて、そのキャラ、もちろん美少女なのだが性格が少年。演じ方に女の子っぽさはほとんど無く、むしろ男っぽくなり過ぎないように少年役を演じているくらいの感覚。
 中性的な少年をナチュラルに演じることもできる力の持ち主だと分かった。このあたりのさじ加減は自在だと考えていいだろう。

3.4.

齋藤彩夏の未来

 大地丙太郎作品は結構、観てるので、齋藤彩夏の声はよく知ってる方だと思う。
 可愛いと言えば可愛い。元気と言えば元気。だが、これだという決定的なものがなかなか見出せずに今に至っている。まだ若く、これからの人だと言ってしまえばそれまでだが、今、あえて彼女がこの先、生き残っていく根拠を探してみたい。
 最近、気付いたこと。齋藤彩夏は、かつての坂本千夏のポジションにいるのではないだろうか? 幼い女の子の声であることは間違いないが、それが美少女なのかイロモノなのかが非常に微妙な声。どちらにも対応できるとも言えるが、いちばん合っていそうなのは、可愛いけれど美人とは言いにくいタイプの女の子だ。つまり齋藤自身と同じタイプということになるが。
 大地作品では得意分野でないところで経験を積んでいるようだが、坂本よりもちょっと黄色い彼女の声が、その後継者になるのかどうか。
 成長を見守りたい。

3.1.

玉川紗己子vs月岡祐紀子

「サムライチャンプルー」第20,21話に沙羅という瞽女(ごぜ・三味線を弾いて唄う盲目の女旅芸人)が登場した。沙羅を演じたのは玉川紗己子、そして彼女が唄う「葛の葉の子別れ」を担当したのが月岡祐紀子。歌を歌うキャラを声優と歌手が二人一役で演じるケースの一つだった。月岡祐紀子という人は三味線奏者であり民謡歌手、というより瞽女唄の継承者(本人は盲目ではない)として知られた人らしく、つまり歌に関してスペシャリストを起用したケースだ。
 その唄声は鋭利な透明感で、初めのうちは非常に柔和に沙羅を演じる玉川紗己子の音色とは表面的には相容れないようにも思えた。ただ、玉川が透明度の高く鋭い音色も持ち合わせていることを知っている者には、この二つの声がそう遠くない所にあることが分かり、同一人物の声の異なる出方という聴き方も可能だった。そして後半、沙羅が暗殺者の顔を見せるとともに玉川の鋭い面が表に出て来て、この表面的なギャップもある程度埋められていった。
 結果的にこの二人一役は成功と言っていいだろう。瞽女という、極めて選択肢が限定される題材に挑戦したことを考えれば、むしろよくぞこれだけのマッチアップを実現したと言ってもいいかも知れない。力がある者同士を組み合わせればこれだけのことができるということだ。

2.13.

鈴木歩三段

 声優ではない。
 鈴木歩とは囲碁のプロ棋士で、先日まで女流最強位というタイトルを持っていた若手。若手女性棋士の中では、女流棋聖のタイトルを持つ万波佳奈三段とファンの人気を二分する美人でもある。
 この鈴木プロの顔を観て、ふと思い出したのがゆかなだ。この人はゆかなに似ている。声ではなく顔が。残念ながら鈴木プロの声は聴いたことがなく、知らないせいもあってか、顔を観るとゆかなの声が脳裏をかすめることもあった。
 さてここからが本題。ここでもう一つ思い出したのが「ヒカルの碁」の奈瀬明日美。プロを目指す院生として登場した美少女キャラだが、実力はプロにあと一歩というところで、作中でのプロ入りは叶わなかった。
 つまり何が言いたいかというと、奈瀬明日美のモデルが鈴木歩なのではないか、と思い至ったのだ。
 奈瀬が主に活躍したのは主人公・ヒカルとともにプロ試験を受けた平成12年。この時16歳。年齢は鈴木プロが1つ上だ。平成12年当時、院生・鈴木歩はプロ試験本戦では惜しくも一歩及ばなかったが、現実のプロ試験には女流特別枠があり、こちらでプロ入りを決めた。
 主人公・ヒカルがまだ中学校の囲碁部にいた頃、ライバル塔矢アキラが受けたプロ試験で、一脇役として名もなく初登場した奈瀬は、その翌年、ヒカルが院生になるとともに美少女キャラとして人気を博した。
 院生の中に美少女キャラを作ろうとした時に、現実の院生の中にいた美少女・鈴木歩がモデルとして目に留まったのではないか、というのは想像に難くない話だ。顔が似ていると言うわけではないが、美少女という共通点だけで十分だと考える。
 そこで話はゆかなに戻る。
 もし奈瀬明日美のモデルが鈴木歩であるなら、その鈴木歩に似ているゆかなを“顔キャス”するという考え方は成り立たないだろうか? 奈瀬明日美の顔とゆかなの声の両方を今、思い出せる人は想像してほしい。奈瀬役がゆかなだったら。十分あり得る選択肢ではないだろうか? もし、ゆかながやっていたら、若干キャラクターが違っていたかもしれない。しかし、それもアリだ。ゆかなの奈瀬明日美を観てみたかった気が、今、少ししている。
 ここで榎本温子の名誉のために言っておくが、実際に彼女が演じた奈瀬は、原作を先に知っていた自分から見て十分納得のいくもので、問題は無かった。ただ、ゆかなが演じたらどんなキャラクターになったか、楽しい想像が可能な選択肢であるということだ。

2005.1.9.

少年・水橋かおり

 「グレネーダー」に水橋かおりが登場。しかし、エンディングを見るまでそれに気付かないという不覚。水橋の少年役を聴くのは「魔法少女猫たると」以来だが、あれは猫だったので厳密には初めて。
 美少女キャラが得意ながらそれほど透明度も音域も高い声じゃないので、少年役もある程度いけると分かっていたが、正直、ここまでのものだとは思っていなかった。美少女役でこれほど魅力を持ちながら、少年役をもこれだけやってのける人は滅多にいない。
 くまいもとこのように声が割れるまで音域を落とすでもなく、かと言って中性的な響きになるほど高音でもない。非常にバランスの取れたナチュラルな少年の声。この分野では日高のり子に近いだろうか。
 美少女役で超一流で少年役でも一流。彼女の確かな実力を改めて認識させられた。

12.3.

浅川史上最高音域

 日曜朝のバラエティの中に隠れているんだから無理もないが、「Sweet Valerian」という作品の存在は今まで全く知らなかった。
 早速観てみた。今、各所でブレイクし始めた小清水亜美がここにもいたのにも驚いたが、主役三人娘の声、小清水亜美と名塚佳織がすぐに判って浅川悠だけが判らないという意外な事態にもっと驚いた。
 テンポが速く一人一人の台詞が短いということもあるが、それよりも浅川悠がこれほど高音域を使っているのは初めて聴いた。彼女特有の掠れ方がほとんど顔を見せていない。
 こうしてやってみせられると、なるほど浅川悠でも十分いけるというわけだが、この手のキャラの候補を挙げろと言われて出てくる名前では到底ない。これも桜井監督らしい冒険の一つなのか?

11.28.

少年・折笠富美子

 「BLEACH」のルキアは、女性ながら声を張る場面が多いため少年的な印象を受けることがある。その張った声が妙に「ヒカルの碁」の塔矢アキラに聞こえてしょうがない。そのためか、3話、4話と進んでも小林沙苗と勘違いしてしまう。
 そういえば、折笠富美子の少年役は聴いたことがない。こんなにも小林沙苗の少年役と近いものだったのか。

10.26.

大原さやかの個性

 大原さやかと言えば、過去に知るほとんどのキャラがおっとり系であり、井上喜久子の後継者という印象だった。
 「カレイドスター」でようやくそれ以外のキャラクターを観ることができた。そこに井上喜久子ではない大原さやかを見つけることができたのだが、今度の新しい印象は篠原恵美の後継者。これは篠原と共演した「マリア様が見てる」でも言える。音色と発音の美しさに共通点を見出せ、品の良いナレーションができる資質。
 では、井上喜久子でもない篠原恵美でもない大原さやかだけの個性はどこにあるのか? 今のところそれが見えづらい。しかし全く見えていないわけではなく、この先、大原さやか独自のポジションを見つけることは可能だと考えている。

10.7.

やはり“不思議ちゃん”なのか

 広橋涼の話だ。彼女が“青二の不思議ちゃん”と呼ばれている理由が今までよく分からなかった。キャラメルタウンでは井上喜久子が行き過ぎてるせいか、広橋が常識人に見えてしまう。しかし、別の場所で広橋をみると、なるほど面白いやつだとだんだん分かってくる。

8.29.

「老兵と少女」

 「MONSTER」、テンマに射撃の手解きをした“老兵”ことベルンハルト。このキャラのキャスティング、僕の第一感は筈見純だったんだが、実際には山野史人。これはちょっと違う感あり。筈見純以外にも候補はいるが、いずれにしろあの強面にはもっと低音の迫力が欲しかったところ。少なくともルンゲとタメを張れる程度の。
 そして次回初登場のヘッケルの第一感は西村朋紘だったが、こちらも外れ。安原義人、さあ、どう演じる?

8.25.

ヨハン≒エリオル

 「MONSTER」のヨハン役が佐々木望と聞いて、どんなヨハンになるか楽しみなところ。第一印象は、やはりと言うか彼のキャリアの中ではエリオル(カードキャプターさくら)にいちばん近い声だった。
 原則としてヨハンというキャラなら佐々木望という選択は納得している。ただ、ヨハンがアンナになりすますシーンはどうする気だろう? そこだけは能登麻美子かな。

7.17.

「MONSTER」

 以前にアニメ化の噂を聴いた時から、自分の中でテンマは井上倫宏の声でしゃべっていた。この先入観を取り払うのにしばらくかかってしまいそうだが、木内秀信はこれといって指摘すべき問題点もなくそつなくこなしている感じなので、今後を見守りたい。
 そしてルンゲ。洋画吹き替えに精通してない者にとっては、磯部勉は名前は知ってても声が思い出せない人の一人だった。アニメではカウボーイビバップの劇場版くらいしか知らない。ルンゲの第一声の印象は土師孝也+筈見純。この存在感のある重要なキャラクターをきっかけに磯部勉の声を定着させたい。
 後はニナの登場が楽しみだ。

7.6.

ななみちゃん

 最近、NHKのBS新キャラクター“ななみちゃん”を主役にしたアニメがお気に入り。ななみちゃん役が小桜エツ子なのだが、このキャラが小桜の魅力をほぼ100%引き出したいる。番宣スポットでの一言「じゅうご」を聴くだけでそれが分かる。アニメの方ではパートナーの女の子役かかずゆみと良いコンビを見せている。変な味を出すゲストキャラも続出、脇には千葉繁も控えて目が離せない。

6.29.

能登の囁き

 先週の「激☆店」のゲストに能登麻美子が登場。彼女の囁き声にあんな強力な魅力があるとは知らなかった。TVCMで聴き覚えがあるような柔らかく暖かな囁き。資料を見るとなるほどCMのナレーションの仕事が幾つもある。
 思えば「犬夜叉」のりんに惹かれたのは、当初りんは言葉が出せなかったのが原因だった。言葉にならない声で魅了できる、声そのものの音色で勝負できる希少な声優の一人だ。
 なぜ今まで知らなかったんだろう。

6.14.

納谷悟朗

 ERIXに納谷悟朗登場。93歳の高齢ながら若い恋人と子作りに励むじいさんが、その最中に具合が悪くなって担ぎ込まれれ、治療が一段落して駆け付けた若い彼女を前に医師に発した一言が、
「いつやれるようになる?」。
 このたった一言の台詞に、その背景にある重なり合ったプラス要素とマイナス要素を全て見事に込めてみせた。
 大御所の底力に改めて脱帽。

6.8.

似た声考察「真田アサミ≒千葉千恵巳」

 「デジキャラット」後進地に住み“真田アサミ=でじこ”という図式を持たない身にとっては、この人は未だに印象の薄い若手の一人だ。その真田アサミ、印象が強まるに連れて浮上して来たのが千葉千恵巳との共通点。それも千葉の最も得意とする小さな女の子においてだ。
 千葉のホームポジションは「どれみ」に代表されるように小学生の女の子。それも美少女の中心からはちょっとずれた位置にいる、活発さを特徴とするキャラ。それは彼女の声の通りの良さと微妙な濁り具合に由来している。真田がこのポジションに来ると、千葉の声に極めて近いところに重なる。
 この二人の識別は今後の課題だ。

2004.5.1.

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