空と文字(MOUNTAIN)
広島県総体審査基準

広島県高等学校体育連盟登山部 成績評価基準
2002(平成14)年度広島県高等学校総合体育大会審査基準
最新の審査基準とは異なる場合があります。
いずれも山で必要な事項ですから、審査のための山ではなく、山のための審査であることをお忘れなく。

体力・歩行
40点
登山コース内にタイムレースのための特区を設け、特区内の所要タイムで競う。
  1. 1日目と2日目に分けて行い、1日ごとに20点ずつの配点をする。
  2. タイムレースはトップ満点方式で行い、トップとの遅れ1分につき0.5点の減点。
    (自パーティの得点) = 20[点] - ((自パーティタイム)[分] - (トップパーティタイム)[分]) × 0.5[点/分]
  3. 規定重量
    1. 1日目 男子隊、女子隊とも1人につき12kg以上。(4人パーティの時、パーティで48kg以上)
    2. 2日目 男子隊、女子隊とも1人につき11kg以上。(4人パーティの時、パーティで44kg以上)
    3. 計量はタイムレースのスタート、ゴールで実施。
    4. 重量不足には1kgにつき所要時間1分加算等のペナルティを与える。
  4. タイムレース出走順
    1. 1日目 プロ編成会議でシード別抽選を行う。
    2. 2日目 1日目のタイム順。
  5. パーティの先頭と最後尾が大きく離れた場合は減点することもありうる。
読図
16点
1日目・2日目合わせて全コース中に12地点の定点を設置し、定点をコース図上に記入する。
  1. 定点1ヶ所につき1点の得点。
    1[点/ヶ所] × 12[ヶ所]
  2. 読図を含めたコース走破に規定時間を設ける。
    1. 規定時間内であれば加点する。2[点/日]×2[日]
    2. 規定時間超過の場合は4分につき1点の減点。
      (自パーティの得点) = 2[点] - ((自パーティタイム)[分] - (規定時間)[分]) × 0.25[点/分]
  3. 高度計(高度計付時計を含む)・携帯電話・万歩計・巻尺等の使用は認めない。
  4. 提出用地図への記入は赤ボールペンを使用すること。
  5. コース上に垂直に4mm程度の線を入れ、記号を必ずつける。
知識
7点
事前に連絡してある「コース概要」「自然観察」「歴史について」及び大会会場周辺の地形図から出題する。
また登山に関する一般的な知識や大会会場周辺に関連する事項から出題することもある。
1日目の幕営地で出題する。
気象
7点
原則として当日の天気図を書く。
1日目の幕営地で出題する。
天気図用紙は大会本部で用意する。
装備
5点
下記規定品目より調べる。
規定品目が装備されていても、故障・不充分・防水・絶縁されていない等の不備がある場合は減点の対象とする。
共同 テント一式(フライを含む)、炊事用具一式、火器(ガスコンロ可、ガソリンコンロ不可)、燃料、医薬品、体温計、ラジオ(予備電池、絶縁)、温度計、予備食(4人×2食分)、修理具(ペンチ、針金、リペアテープまたはガムテープ)、裁縫道具、天気図用紙
個人 雨具(上下)、防寒具(セーター・フリース可、トレーナー・ウィンドヤッケ不可)、寝袋、水筒、細引(直径5mm以上、長さ5m以上)、ヘッドランプ(予備電池、予備電球(LEDには不要)、絶縁)、計画書、地図(コピー可)、方位磁石、筆記具、ナイフ、呼笛、手袋、ライターまたはマッチ、非常食(行動食との区別、適量)、行動食
服装 帽子、長袖シャツ、ニッカまたは長ズボン(ジャージ可)、足首を覆う登山靴(軽登山靴)を着用のこと。
ただし、1・2日目ともタイムレース時は半袖を許可する。
選手は登山シャツの左ポケット上、及びザックの背面中央に学校名を付けること。(半袖シャツにはつけなくても良い)
ザックの外に物を取り付けたりしないこと。
救急
5点
医薬品
3点
全国大会審査基準に基づく重要項目の中より調べる。
鎮痛剤・解熱剤、消毒薬、風邪薬、胃腸薬、虫刺され(抗ヒスタミン入)、湿布薬、体温計、三角巾、包帯、カットバン、テーピングテープ(幅3cm以上)。
(飲み薬は2人2日分を目安とする)
救急処置テスト
2点
基礎的救急処置の知識テストを行う。
計画書
4点
重要項目のチェックを行う。
メンバー表(氏名、生年月日、住所、血液型、係、保護者、電話)、緊急連絡先、日程表(利用交通機関を含む)、概念図、断面図、装備分担表、食料計画、医薬品リスト、使用法、救急処置法。
(概念図、断面図は各パーティごとに作成すること。)
行動記録
3点
最終ゴールにて提出。(途中で提出させることもある。)
指示伝達などの記載、観天望気、メンバーの体調、休憩時間、主要地点の通過時間、分岐点の記載、自然観察、地形の記録、全体的な記載。
設営・炊事
8点
テント周辺の整理、設営技術、ゴミの処理などについて審査する。
  1. ペグの長さ、位置、角度、打ち込み。打つべき所に全部あるか。また四隅とメインはしっかりしているか。
  2. 張り綱がしっかり止まっているか。たるみはないか、本数不足は無いか、目印はあるか。
  3. 本体・フライのしわ、校名が記入されているか。
  4. 設営後のザックの整理、テント内整理、物品の散乱
  5. 調理材料が計画書通りか
  6. 火器を扱う手に手袋を着用すること。コンロ台、風防は1台に1つ。燃料の量(予備燃料1台につき1個)。
  7. 衛生的に調理されているか、調理シート、ゴミ等、水場等を汚さない工夫はしてあるか
マナー
5点
集合・就寝・起床時間が守れない、ゴミ処理マナー・自然保護に反する行動、自動販売機でジュース等を買うような行動について減点。
合計
100点
マナーにおいて特に悪い状況があれば、上位にあっても全国大会への推薦を取り消す。




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