| はじめに
2000年留学組の方々が立ち上げた“こうすれば受かるMBA”シリーズは今年で11年目を迎えました。規模は小さいながら、毎年多くの受験生がこのサイトを訪れ、情報収集はもちろん、合格者の方々の苦悩と喜びを共有し、励まされてきたことと存じます。
経営を体系的に学び直したい、人脈を広げたい、キャリアを方向転換したい、人生を見つめ直したい、会社派遣で選ばれた、等、合格者の方々は様々な理由で留学を志し、人によっては誰にも打ち明けず、また時に多くの責任とプレッシャーを背負いながら、厳しい受験プロセスを乗り越えてきました。日本からのMBA留学者数は毎年数百人、トップ校に関しては数十人程度です。当然ながらその情報は限定的で、多くの受験生が情報収集の段階から四苦八苦しております。
特に、2010年度のMBA受験は金融危機の影響で非常に厳しい戦いとなりました。2011年度もこの状態が続くと予想されます。必要とされるTOEFL、GMATの点数を獲得することのみならず、エッセイ・面接等出願パッケージ全体を通して、国際的なリーダーとなる資質をどれだけアピールし、学校側に育てたい/クラスに貢献してもらえると思わせられるかが合格の要となります。
日本では、MBA取得に対する世間一般のイメージは必ずしも高いわけではありません。当然ながら、1・2年の留学で得られることは限定的で、かつ大きな個人差があります。しかしながら我々は今、長引く景気低迷、政局混乱、少子高齢化、国際競争力の低下等多くの問題を抱えるこの日本を、留学をきっかけに客観的に見つめ直す立場にあります。なぜ留学するのか、どこで何を学ぶのか、留学後に日本に何を持ち帰ることができるか、もしくは海外で日本人として何を発信できるか。MBA受験のプロセスを単なる受験戦争の一環としてではなく、多くの“問い”と向かい合うことによる大きな成長機会と受け止めて下さい。
我々は、今後この国のパラダイムを大きくシフトさせるようなリーダーの輩出に、このサイトが少しでも役立てればと願っております。
こうすれば受かるMBA 2011 編集代表
呉 文翔 (Bunsho Kure)- Harvard Business School , Class of 2013
桂 由治郎 (Yujiro Katsura)- Rotterdam School of Management Rrasmus University, Class of 2013
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