ラバースタンプQSOの仕方


「ラバースタンプQSO」とは、「ハンコで押したような交信」という意味で、アマチュア無線の交信の定型文です。
初めての相手との交信は、このような感じで行われますが、決してこのままの通り行う必要はありません。
時と場合によってアレンジするべきです。

アマチュア無線の交信では、両者の間の電波の伝播状況が良好な場合は、もっと長くお話しても良いと思います。
ちょっとしたことがきっかけになって、初交信の相手と1時間以上も話しこんでしまうこともあります。

逆に、電離層伝播を利用した不安定な回線状況の時は、このようにゆっくりと交信するべきではありません。
電離層のコンディションによって、回線状況が一変してしまい、「尻切れQSO」になってしまうこともあるからです。
その際にRSリポートだけは交換することで、交信が成立されたとみなされます。
名前や住所よりもRSリポートが優先されるのです。

ですから、最も短い交信は、「JG2TSL 59?」「了解、同じく59!」で終わってしまいます。
短波帯で、珍しい地域との交信ではこのような手短な交信が行われています。

JG2TSL
「CQ CQ CQ
こちらは、ジュリエット、ゴルフ、ツー、タンゴ、シアラー、リマ、
ジュリエット、ゴルフ、ツー、タンゴ、シアラー、リマ、JG2TSLです。
入感の方、いらっしゃいましたらQSOよろしくお願いします。
受信します。どうぞ。」

コールサインは
欧文通話表を
使用して
アナウンスすること
JA2JNA
「JG2TSL こちらは JA2JNA ジュリエット、アルファー、ツー、ジュリエット、ノベンバー、アルファ どうぞ。」

相手のコールサイン
「こちらは」
自分のコールサイン

場合によっては
自分のコールサインを
言うだけでもよい。
JG2TSL
「了解。ジュリエット、アルファー、ツー、ジュリエット、ノベンバー、アルファー、こちらはJG2TSLです。
どうも、こんにちは。RSリポート59、ファイブナインで、静岡市に入感しています。
私の名前は片桐といいます。かわせのか、たばこのた、切手のきに濁点、りんごのりで、片桐です。
よろしくお願いします。お返しします。
JA2JNA、こちらはJG2TSLです、どうぞ。」

一番初めにRSリポートを
送ること。
「RSリポートは
後ほどお送りします。」は
本来は良くない。

名前は和文通話表を
使用して
アナウンスしよう。
JA2JNA
「了解しました。JG2TSLこちらはJA2JNAです。
どうも、こんにちは。静岡市の片桐さんですね。
59のRSリポート確認しました。こちらからも同じく59のリポートをお送りします。
こちらのQTHは藤枝市です。
名前は岡本といいます。大阪のお、為替のか、もみじのも、東京のと、岡本です。
QSLカードはビューロー経由でお送りします。
JG2TSLこちらはJA2JNAです、どうぞ。」

QTHの表現は、
欧文通話表
JCCナンバー
で行うこともある。
JG2TSL
「岡本さん、了解しました。JA2JNAこちらはJG2TSLです。
QSLカードをお送りいただけるということで、ありがとうございます。
こちらからもQSLカードはビューロー経由でお送りします。
こちらの天気は晴れです。気温は20度くらいです。
JA2JNAこちらはJG2TSLです、どうぞ。」

天気は万国共通の話題
JA2JNA
「JG2TSLこちらはJA2JNA。
了解しました。こちらの天気も晴れです。
さて、この辺りでファイナルをお送りします。
今日はどうもQSOありがとうございました。またQSOできることを楽しみにしています。
JG2TSLこちらはJA2JNA ありがとうございました、どうぞ。」

JG2TSL
「岡本さん、こちらこそQSOありがとうございました。
またお会いできることを楽しみにしています。
JA2JNAこちらはJG2TSLまたよろしくお願いします。73、さようなら。」

JA2JNA
「はい、どうもありがとうございました。73。」

(JG2TSL)