アマチュア無線とは?
このページをご覧になっていただき、ありがとうございます。
このページをご覧になっているあなたは、多少なりとも「アマチュア無線」に興味を持っているはずですね。
いや、そうでない人もいるかもしれません。
そもそも「アマチュア無線」とはなんぞや?
それをまずは書いてみます。
アマチュア無線をやるには、電波を使用します。
電波とは、テレビやラジオ、携帯電話でも使われている電波です。
テレビを見たりラジオを聞いたりするのは、放送局から送信された電波をただ受けているだけです。
携帯電話は自分からも電波を出していますが、「電波を使用している」ことを使用者に感じさせないで
電話として機能するように作られています。
アマチュア無線は電波を「積極的」に利用します。
電波を積極的に使って行う趣味がアマチュア無線と言えるでしょう。
電波は目に見えないものです。でも、遠く離れたところまで飛んでいき、情報を伝達することが出来ます。
その電波の働きは、不思議に思えるし、神秘的でさえあります。
夜になってAMラジオのダイアルを回すと、地元の局以外の遠く離れた放送局が聞こえます。
中国やロシアの放送が聞けることもあります。
どうして昼は聞こえなかったのに、夜は聞こえるようになったのでしょう?
1000km以上離れた異国の電波がちっぽけなラジオに飛び込んでくるのに興味を持ったことはありませんか?
逆に自分で電波を発射することができれば、いろんなことができそうだと想像できます。
それができるのがアマチュア無線なのです。
アマチュア無線の免許をとって、自分で電波を発射してみましょう!
世の中にはいろんな趣味があります。
趣味とは余暇を楽しむものです。
仕事は生活するための糧となるものです。
学生さんは勉強をして、将来、生活できるための知識を得ます。
趣味では、お金を稼ぐことが出来ません。
しかし、趣味を持つことで人生が豊かになり、普通に生活していては得られない経験をすることができます。
それは楽しみであり、時には多少の苦しみを伴ってから得られる達成感かもしれません。
他の趣味を考えてみましょう。
釣り
道具(竿やリール)を揃えて魚を釣ります。
魚を釣るのは食べるためという目的以外に、
「釣る」こと自体に楽しみを感じます。
魚を食べるだけならお魚屋さんに行って魚を買ってきて、
焼くなり煮るなり刺身にするなりして食べればいいのです。
しかし、釣ること自体が楽しいから釣りという趣味が成り立つわけです。
釣りにはいろいろな楽しみがあります。
川で釣る人もいれば、海で釣る人もいます。
えさもいろんな種類がありますね。
ルアーを自分で作るのを楽しみにしている人もいます。
狙った魚を釣るためには、そのための道具や方法が必要となりますね。
趣味としてのアマチュア無線も釣りと同じように考えてみましょう。
アマチュア無線
無線機やアンテナといった道具が必要です。
電波を使うので、資格も必要ですね。
アマチュア無線では、コミュニケーションするという目的以外に、
電波が飛んでいった、交信できた、ということ自体に楽しみを感じます。
コミュニケーションするだけなら、携帯電話やインターネットを利用すればよいのです。
しかし、電波を利用して交信できたということ自体が楽しいので趣味として成り立つのです。
アマチュア無線にもいろいろな楽しみがあります。
近場の局とだけ交信する人もいれば、海外と交信するのを楽しみにしている人もいます。
周波数もいろいろ選べるし、無線機やアンテナもいろんな種類があります。
無線機やアンテナを自分で作ってしまう人もいます。
遠くの局と交信するにはそれなりの技量や設備を必要とします。
携帯電話やインターネットが普及して、アマチュア無線が衰退した、という見方もあるようです。
しかし、携帯電話やインターネットが目的としているところと、アマチュア無線が目的としているところは
根本的に違います。まだまだ、アマチュア無線は趣味として楽しいものだと思います。
魚を食べたいだけなら魚屋に行って魚を買ってくればいいのです。
「アマチュア精神」という言葉があります。
アマチュア無線を楽しんでいる人の中には、
本当にプロで放送局に勤めていたり、通信士を仕事としている人もいます。
しかし、大多数の人は本業で無線とは関係ない仕事をしていたりします。
プロではないからアマチュアです。
アマチュアだから、本格的に電気や電波の理論を勉強した人ばかりではありません。
理論が分からなくても、とりあえずチャレンジしてみる。それがアマチュア精神だと思います。
失敗しても趣味の上のことだから、それで損することは無いでしょう。
チャレンジしてみれば、何かしらの結果がでてきます。その結果がなぜそうなったか考えてみる、
改めて勉強してみる、それで良いではないでしょうか。いろいろチャレンジしてみましょう。
アマチュア無線を楽しんでいると、いろいろなことに長けてきます。
いろんな土地の人と交信するから、地理に強くなります。
無線機を扱うから、少しずつ電気や電波に対しての知識が増えていきます。
交信を重ねることで、無線機の扱いに慣れてきます。
それらは、趣味として以外にいろいろなことに役に立ちます。
その最たるものは非常通信だと思います。
もしも、電話やインターネットが使えなくなっても・・・アマチュア無線なら情報が伝達できるでしょう。
日頃、アマチュア無線を通じて知り合った人々とのネットワークも非常時には役に立つことと思います。
初めは仲間内の交信や、連絡用でいいと思います。
でも、アマチュア無線というものは奥が深くて、いろんな楽しみがあるよ、
ということを覚えておいてくださいね。
少しずつかじっていきましょう。
趣味として楽しいものです!
(JG2TSL)