赤城根鉱山






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この辺りをドライブしていたとき、昔鉱山があったげな雰囲気がした。
しかし、この地には大きな砕石場がある。
なら鉱石は取れないや、と思い暫くこの地の事を忘れていた。


が、鉱物マニアの方のHPでこの鉱山が紹介されているではないか。



その方(勝手に「先生」と呼んでるので以後「先生」と記載する)によると地図上の赤丸の位置でズリ場を発見したらしい。
また近いうちに再調査に行くらしいでの、その周辺の調査は先生に任せる、こちらは坑道をメインに探させてもらうことにする。
先生のHPの資料の坑内図を見る限りこの鉱山の規模は大きく、もし坑道が発見できれば群馬県内の鉱山事情が大きく変わると勝手に思ってたり。

適当に探しに行っても見つかる訳ないのでまずは鉱区の見当を付ける。
鉱区は南北に数百メートル延びていて、鉱石の搬出用と思しき坑道(資料によると大切抗と記載されている)が西から鉱区に突き刺ささっている。
鉱山事業所リスト(関東・上信越編)情報によると現在稼働中の砕石場の土地に鉱山施設跡があるらしい。
砕石所の位置と資料の大切抗の位置を合わせ縮尺を合わせると、鉱区の範囲と良い、標高と良い、完璧に一致した。



それでは実際に行ってみて南北の入口を探そう。







道路から山側を注意深く見ると所々石垣が残っている。
落石が多い場所なので治山関連の石垣かもしれないが・・。






現在では林業が盛んな地域故、林業用の道が多い。
その中でも鉱山道路っぽい位置を選び山へ進む。

道に沿ってしばらく歩くと道が分からなくなるが地形図を見ながら、まずは南の坑口を探す。





予想エリア付近、ズリが散乱した場所を登っていくと坑口らしきものを発見した。
位置的にはここの筈だが、坑口というよりは釜戸みたいな形状をしている。
周辺にしっかりとした坑口探すが見つからず。
林業関係で炭でも作ってたのか・・。






次は北側の坑道を探す。
予想エリア付近で坑道らしきものを発見。
またしても釜戸の形状。
付近を探すと、坑口が閉塞したように見え無くもない箇所を見つけた。
が、当然内部に入ることは出来ず。







資料を見て他の坑口を探すが、見つかったのはこの坑口のみ。
石を積んでわざと閉塞したように見えないことのない。
当然中は入れるわけも無く、散策を終了する。

坑口以外には陥没したような場所を二か所見つけた。
全ての情報を統合すると、中には入れない、と結論。







最後に先生の見つけたズリ山を見学。


大規模鉱山という事で期待していたが、大した遺構もなく、とても残念な結果となった。









まとめ
紫:坑口モドキ
橙:陥没箇所





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