憧れの鉱山鉄道をこの目で
本格的に鉱山探索を始めたのは、この鉱山がきっかけだった。
ネットでたまたまこの地のレポートを発見し衝撃を受けた。
(そのレポート:遺構調査機構「巨大地下要塞」)
遺構調査機構さんには、他にも魅力的なレポートが数多く存在する。
しかしどういう訳だかこの鉱山には惹かれる物があり、どうしても行きたかった。
「行きたい」と言うのは少し違うかもしれない。
正確には「絶対に行ってやる」だった。
しかし経験の無い私が、坑内に入り散策することは知識的にも装備的にも現段階では不可能であった。
そこで、ひとまずこの鉱山の事は忘れる。
他の小規模鉱山を回りながら修業を積み、一年後に挑戦することにした。
そして一年後。

情報収集や実地調査を基に、やっとこの場所に立つことが出来た。
一年の修業を終え、多少は知識や装備を身に着けられた思う。
他のどんな鉱山を回ってようと、その先にはいつもこの鉱山を意識していた。
そんな憧れの鉱山に遂に来れた。
既に感無量だが、これより入坑する。

巨大地下要塞と呼ばれるに相応しい大きな通路だ。
一歩一歩踏みしめ歩く。
ちなみに当時は「写真<機動性」だったため安い三脚しか持ってきておらず、暗闇での撮影は若干ぶれる。

早速コンクリートの綺麗な坑道に切り替わる。
立派な坑道だ。

しかし100mほどで排水口に接続されていた。
現在この坑道は排水用として利用されているようだ。
幸い水の流れは無い。
突入を試みる。

先が見えない通路。
閉所恐怖症なら発狂してしまうだろう。
私はむしろ閉所好きだが流石にここは怖い。
腰を屈め、先を急ぐ。

先を急ぐと言いつつ記念撮影。
一人での探検なので、三脚を使い自分を撮影。
テイク3でやっといい感じのが撮れた。

排水口を100m程進み、慣れてきた頃に出口となった。
しかし視線の先には再び排水口・・。

いやいやいやいや・・。
思いっきり潰れてるじゃんか。
これを進めと?
まあもちろん進みますけど。

排水口を抜けると水没エリアだった。
しばらく写真は撮らず、黙々と水没区間を進んだ。
水位は太ももまであるのでウェーダー必須となる。

やがて水位は減り、鉱山施設が見えてきた。
他の人のレポートによるとバッテリーの充電器室らしい。

しかし長い。
一直線の坑道をずっと歩いてきた。
分岐がちょくちょくあるが、絶対迷うから真っ直ぐ進もう。

天井にはコンクリート鍾乳洞が覗えた。
大きくなれよ。

坑道は無音なのかと思いきや、水滴やらで常に音がする。
ここは上層部からの流入で、坑内に滝のような轟音を響かせていた。
この音を聞きながら排水口を進むんだから怖くて堪ったもんじゃない

この先はまだ未踏。
同業者の跡ですね。
なんだ、この安心感。

脇には階段が定期的に現れる。
どうやらこの階段を登れば巨大空間やらに出れるらしいが、私は超絶方向音痴なんで確実に迷う。
だから行かない。
目的は一つ、最深部の鉱山鉄道をこの目で見る事だ。

きたきたきたきた!!!
初めて生で見た!デカい!!
更に先に何かが見える。
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