(7)バンブーステージの制作

※制作のきっかけと資料集め
前回のSLを制作し終わって配置した時に、模型のディスプレイ全体がお祭り会場のようになっているのに気付きました。
『チキチキバンバン』の作品世界でお祭りと言えば、やはりポッツさんが「ミー・オー・バンブー」のダンスを踊ったあのカーニバルです。

あのカーニバルがどういうものなのかは劇中で語られていませんが、子供たちが行きたがってなかったところから、それほどポッツ城からは
近くない場所で開催されていて、子供たちは存在を知らないお祭りなのかも知れません。ポッツさんは一人で自動散髪機を取り付けた
自転車をキコキコ漕いで出かけてたので、開催されていたのは、たぶん隣町あたりでしょうか?
幸い、バンブーダンスはこの映画の見所として最初から注目されていたので、カーニバルに関してもパンフレットにけっこう写真があります。

この写真の全景ではいろんなテントが立ち並び、
その中央にバンブーステージがありますね。
テキトーにやってきたポッツさんが、すぐに
散髪機の店開きをできたことから考えると、
出店に関するシキタリはあまりうるさくない
ようなので、年に一度とかでなく、定期的に
立っている市的なものかもしれません…。
よく見るとバンブーステージの横にサーカスの
テントらしきものがありますが、こちらは完全に
覆われているので、たぶん見物料が必要でしょう。
一方、バンブーステージは覆いもなく無料公開
されてるようなので、主催者が準備した客寄せの
アトラクション的なものなのかも知れません。
ダンスのギャラは別に確保されてたからこそ、
メンバーは客から投げられたお捻りを全部
ポッツさんに譲ってくれたんでしょうね。
ポッツさんのおかげで大受けしたとは言え、
そうでもないとプロの芸人があんなことするとは
考えにくいですから(笑)。たぶん、前のステージ
で今イチのウケだったのが、ポッツさんの乱入で
緊張感が走って芸がキリリと締まり、大ウケと
なったんでしょうね(笑)。そのお礼の意味で
お捻りを全部くれたんでしょう。

 

 


 

モノクロですが、正面図。
ステージの下にヒトデ型の飾りがあるのが分かります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ステージ部分のアップ。真ん中はステージへの出入り口で左右は宣伝文句でしょうか?
ストライプは白とオレンジですが、このカーニバル全体がこの色で統一されていますね。
宣伝文句の文字にも白とオレンジと黒しか使っていない徹底振りです。
上に引っかけてるベストですが、けっこうキラびやかなイメージあったのに黒と灰色なのが分かりますね。
堅い素材を重ね合わせてチャラチャラしてはいますが、意外に地味でした。

 

※根本的な疑問 オールドバンブーってなに?(笑)
今回は資料もあるので制作自体は難しくなさそうですが、この「バンブーダンスとは何なのか?」という根本的疑問が残ります。
歌詞を読んでみても、ちょっと訳しにくい英語で、「ボクは全部この古い竹をつかっていろいろやるんだ」みたいなことが書いてあるだけで、
さっぱり深い意味は解りません。イギリスの伝統芸能かとも思ったんですが、英語でググってみても『チキチキバンバン』関連しか
HITしないんで謎です。感じとしては日本の「南京玉すだれ」みたいなものなんでしょうかねぇ?(笑)
面白いことに、山口百恵がステージで「泥棒天国〜me old bamboo〜」という歌を歌ってますが、あのクールな百恵ちゃんが
この歌とダンスを演じるとも思えないので、何か決まった言い回しとして”me old bamboo”というのがあるのかも知れません。

 

※制作開始                                                                                                      今回はステージその物は板やプラ板でどうにでもなるので、バンブーダンサーズを
どうするかにかかっていますが、毎度おなじみボトルキャップにスリムなイチローが
あったので、それを流用。リーダー格のダンサーだけは別ポーズにするために
テキトーなヒゲ男を買ってきました。これ何のキャラだろ?(笑)
さぁこれをいつものようにハンダゴテで溶かしたり、パテでディテールを足したりして
形を整えていきます。

 

 

 

 

 

ステージに関してはさすがに図面を引いたのですが、
けっこうめんどくさかったのでそのまま型紙として使うことに決定。
つまりは同じパターンをもう一度引くのがイヤだった訳です(笑)。
飛行船のゴンドラを作った余りの箱がいい具合だったので、
材料はそれを使うことにしました。

 

 

 

 

チョイチョイチョイとオレンジで着色し、木工用ボンドで貼り付けて完成です。
中央のくぐり穴は余り意味無いので、穴は空けませんでした。
左右のポスターの文句は上の資料から読みとれるものはなるべく書きましたが、
よく考えたらどうせダンサーで見えなくなるのでほどほどでも良かったんですね(笑)。
上の飾りのパターンも資料からはよく解らないので、それらしき線をテキトーに引きました。
本当はこのステージ、「>」型に折れているんですが、それを再現する意味もあまり無いので、
真っ平らに決定!本来はくぐり戸の上にあるヒラヒラあたりで折れ曲がってるんですよね…。
ステージ下にあるヒトデ型の飾りもメンドイんで省略!(爆)

 

 

 

ダンサーズを配した仕上がりはこんな感じです。
場所の関係で今回は3人しか作ってませんが、
そのうち気力が湧いたらステージの前にもっと多くのダンサーズを
配置してもいいかもしれませんね?
左右の二人のヒジの角度がミョーなのは気のせいです(笑)。

 

 

 

 

 

 


今回の全体写真です。かなり密度高いです。あとスクランプシャス工場を作れば主要見せ場は全部揃うんだけど、
さすがにもう限界ですかね?(笑) 男爵夫人はそのうちに……。(10/1)

 

 

 

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