DVDの特徴

 CCCD 2008年4月25日 更新

音楽CDの中には、CCCD(コピー・コントロール・CD)と呼ばれる、レコード会社が独自にコピー制御防止技術を施した音楽CDがあります。

このCCCDの場合は、通常の音楽CD規格にある「TOC」というディスクの再内周部分を不正に書き換えています。そのため、通常の音楽CDプレーヤーでは情報を読み取れずにエラーと判断してしまい、再生ができなくなってしまします。

また、規格違反であるため、殆どのメーカーでは対応していません。

CCCDを施したCDには、良く目にする音楽CDのロゴがありません。

CCCDには、このロゴマークがありません。


 AVCHD 2008年4月25日 更新

AVCHDは、ハイビジョン映像をビデオカメラに記録する用途で規格化されたものです。
※2006年5月11日に松下電器産業とソニーが基本仕様策定(DVDメディア用)

AVCHDは新しい規格(ディスクメディアが従来のものを使用しているだけで、従来のDVDビデオ規格とはアプリケーションフォーマットが全く異なる)です。

これまでに発売されたDVDプレーヤーやDVDレコーダーでは、AVCHDがサポートされていないため、同形式で記録されたDVDメディアは再生できません。

また、誤ってAVCHD非対応の機器に挿入すると、ディスクが取り出せなくなる恐れがありますので、注意してください。
※但し、データは壊れません。

AVCHDのロゴ


 リージョンコード 2008年4月25日 更新

DVDソフトとDVDレコーダー/プレイヤーは、それぞれ固有のコード『リージョンコード』を持っており、両者のコードが一致しないと再生できません。

例えば、アメリカでDVDソフトを購入した場合、アメリカのコードは「1」なので、コードが「2」である日本の機器では再生ができません。
※リージョンコード「ALL」は地域に関係なく再生可能です。

リージョンコードとその地域一覧
リージョンコード 地域
1 アメリカ、カナダ、米国管轄領
2 日本、ヨーロッパ、南アフリカ、エジプトを含む中央アジア
3 東南アジア、東アジア、香港、韓国
4 オーストラリア、ニュージーランド太平洋諸島、メキシコ中南米、
カリブ海沿岸諸島
5 旧ソビエト連邦諸国、北朝鮮、モンゴル、南アジア、アフリカ諸国
6 中国
7 Reserved
8 Special international venues(airplanes,cruise ships,etc.)

注:ヨーロッパで販売されているディスクのリージョンコードは「2」ですが、日本のDVDレコーダー/プレイヤーはPAL方式に対応していませんので、再生できないか、映像が乱れるといった現象になります。

 ライトストラテジ 2008年4月25日 更新

DVDディスクの記録層に使われている素材(色素)は、膨大な種類があり、その熱特性も様々あります。

そのために、ディスクの特性(製造メーカーや色素情報など)に応じた最適なレーザーパワーとなるように、あらかじめ調整しておく必要があります。
これをライトストラテジと言います。

DVDドライブは、この様々なディスクに応じたライトストラテジを、DVDドライブ自体に登録しておき、この情報を元に最適なレーザーパワーとなるようにしていまが、DVDドライブにこの情報がなかった場合は、ピットがうまく形成されない場合があります。

そのため、新発売されたディスクで、DVDドライブ自信が情報を持っていないと、書き込みに失敗しやすくなります。


 DVDビデオ(メディア)の特徴

大容量による高品位な画質・音質
・大容量を生かし2時間を越える高品質な画質、音質。
 二層両面ディスクでは8時間以上の収録が可能です。

・MPEG2とよばれる画像圧縮国際標準規格をベースにしたデジタル動画再生方式を採用し、水平解像度は約500本の高品位映像が録画できます。


・ドルビーデジタル方式をはじめとする高音質5.1ch(チャンネル)サラウンドにより、映画館なみの大迫力音声、臨場感をえることができます。

・磁気に影響されず、再生を繰り返しても劣化しない耐久性があります。

多彩なインタラクティブ機能
・再生時のメニュー選択で8言語の吹き替え、最大32言語の字幕、歌詞が表示可能なマルチ音声や字幕機能があります。

・見る人がソフトと対話して再生中に表示されるディスクメニューで、ストーリーを選べるマルチストーリー機能があります。


・再生中に異なる視点をリアルタイムで選択することができる最大9カメラアングルのマルチアングル機能があります。

その他の機能
・ワイドスクリーン映画をスタンダードあるいはワイドTV(4:3と16:9のアスペクト比)どちらでも再生可能なマルチアスペクト機能

・ユーザーが登録した暗証番号を入力しないと、不快なシーンやディスクの再生を拒否するパレンタルロック機能

・新作映画の興行スケジュールが国によって異なるためプレーヤーとディスクに世界6地域別に再生地域ID(リージョンID)を設定して再生を管理

・ソフト権利者の利益を守るために、コピーできないようにするコピープロテクション

・磁場に影響されない、耐熱性がある。

・持ちやすい、保存しやすい、配送しやすい、プレーヤーをポータブルにできるコンパクトサイズ

・永続性(物理的に傷をつけない限り、再生しても劣化しない)

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 DVDの種類と選び方

 DVDの種類には、再生専用のDVDビデオ、DVDオーディオ、PCデジタルデータ再生専用ディスクとしてDVD-ROMと記録可能なDVD-R,DVD-RW,DVD-RAMがあり、それぞれがDVDフォーラムで規格化されています。

 また、DVDフォーラムとは別にDVD+R、DVD+RWという規格のDVDもあります。(DVD+RWアライアンス

 機種により、上記の記録媒体を使用できたり、できない場合があります。

 詳しくは、メーカーのカタログ、取扱い説明書などでご確認ください。

DVDの種類と特徴
再生専用
DVD


DVDオーディオ DVDビデオ DVD-ROM

高音質・音楽ソフト 高画質・高音質映画・ライブビデオ PCデジタルデータ

記録可能
DVD
DVD-R DVD-RW DVD-RAM DVD+R DVD+RW
AVとPC両方に対応したフォーマット AVとPC両方に対応したフォーマット AVとPC両方に対応したフォーマット AVとPC両方に対応したフォーマット AVとPC両方に対応したフォーマット
1回のみ記録可能なディスク 書き換え型ディスク 書き換え型ディスク 1回のみ記録可能なディスク 書き換え型ディスク
DVDの用途
再生型DVD
DVDプレーヤー、DVDオーディオビデオプレーヤー、カーDVD、ポータブルDVDプレーヤー、DVD-ROMドライブ、DVD内蔵ゲーム機
記録型DVD
DVDレコーダー、DVDドライブ内蔵パソコン、単体DVDドライブ、DVDカメラ


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 DVDのフォーマット

 DVDフォーマットは、物理フォーマット(ディスクの構造、形状、ピットの大きさ)、ファイルフォーマット(ファイル、ディレクトリなどの全体構成)、アプリケーションフォーマット(ビデオ、オーディオなど)に分類されます。

 DVDでは互換性の確保を最優先として、ファイルフォーマットはUDF(Universal Disc Format)と呼ばれる統一データ仕様になっており、DVDの全てのプレーヤーはこの共通フォーマット用ファイルが必ず読めるようになっています。
 (AV用途では特にパソコンのような高速アクセスを必要としないので一部データを削除したマイクロUDFを採用しています)

 また、パソコンではWindows、Mac、Unixなど複数のOSがあるため、ISO9660というファイルシステムを用意して対応しています。

 ISO9660ではもともとCD-ROM用のファイルフォーマットですが、DVDでもCD-ROMとの互換性をとるために利用できるようにしています。

フォーマット

再生専用 記録可能
DVD規格名
物理フォーマット
Read only Disc DVD-RAM DVD-RW DVD-R
ファイルフォーマット UDF&ISO9660 UDF/UDF&ISO9660
アプリケーション DVD VIDEO DVD AUDIO DATA
(for PC use)
Video Recording /DVD Video/DATA

 DVDレコーダーの記録フォーマット

 DVDレコーダーの録画方式には、ファイナライズが必要なビデオフォーマットと、ファイナライズを必要としないビデオレコーディングフォーマットの2種類があります。

ビデオフォーマット

DVDビデオと同じ信号のスタイルで、一筆書きで記録する方法で、DVDプレーヤーとの互換性が高くなり、再生制御やサーチ情報などは、AVデータに重畳してナビゲーションパックとして記録され、DVD-RW/-R、DVD+RW/+Rで記録可能です。

ビデオフォーマットで録画したデータの中から、ある部分を削除して、そこに新たに録画した場合には、一筆書き用のフォーマットであるために、連続に再生することはできません。

二ヶ国語放送を録画するときは、主音声/副音声のいずれか選択した音声のみ記録することができます。
※初めに選択しないと、主音声と副音声が混じって記録されます。(記録後に切り替えることはできません)

また、他のDVDプレーヤーで再生可能なデータ配列にするために、ファイナライズする必要があります。
(再生できない機器もあります)

ビデオレコーディングフォーマット
(VRフォーマット)


書き換え型DVD用に規格化された、サーチ情報などをリアルタイムで、管理領域に記録できるフォーマットです。

ディスクに欠陥セクターがあった場合への対応性が勝れ、記録できないことがわかると、データを先送りしそのスキップしたデータを自動的に記録します。

DVD-RAMでいえば、パソコンデータは欠陥のある記録部を飛ばして違うセクターに記録し、このセクターに飛びなさいという、データが記録されるので、読み取ることができます。

シーン消去など、録画後に編集が可能です。

CPRMに対応した「一回だけ録画可能」の番組を録画することができます。

二ヶ国語放送で、主音声と副音声の両方が記録できます。

一般のDVDプレーヤーでは再生できません。


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 DVDビデオレコーディング規格とは

 DVDビデオレコーディング規格は、DVDにリアルタイムで映像を記録するために作られた規格です。

 書き換え可能なDVDメディアに対してリアルタイムで記録や編集を可能とするほか、再生の順序を簡単に入れ替える機能(プレイリスト機能)、静止画映像への対応、検索用のための文字情報記録などに対応できます。


 DVDの仕様比較

DVDを物理フォーマットで分類すると4つのタイプになります。

DVDの仕様

DVD-ROM
DVD-RAM
DVD-RW
DVD-R
ディスクサイズ
8cm
12cm
8cm
12cm
8cm
12cm
8cm
12cm
記録容量(片面)
1.46GB
4.7GB
1.46GB
4.7GB
1.46GB
4.7GB
1.46GB
4.7GB
ディスク厚
1.2mm(0.6×2貼り合せ)
データビット長
0.267μm
0.28μm
0.267μm
0.267μm
トラック幅
0.74μm
0.615μm
0.74μm
0.74μm
レーザー波長
650nm/635nm
650nm
650nm/635nm
650nm/635nm
レンズ開口数(NA)
0.6
書き換え回数
-
約100,000回以上
約1,000回以上
1回のみ書き込み可

 DVDビデオの仕様

 DVDディスクはCDと同じ直径12cmのディスクですが、複数の高密度記録技術の組合せにより、一層片面でCDの約6倍のデータが記録できます。


DVDビデオ
CD(音楽用)
記録容量 (一層片面)
       (二層片面)

4.7GB
8.5GB

650MB
ディスク直径
12cm
12cm
ディスク厚
0.6mm×2
1.2mm
記録領域(半径)
24〜58mm
25〜58mm
半導体レーザ波長
650nm
780nm
対物レンズNA(開口数)
.0.6
0.45
光ビームスポット
直径0.89μm
直径1.42μm
トラックピッチ
0.74μm
1.6μm
ピット幅
0.3μm
0.5μm
最小ピット長(一層片面)
        (二層片面)

0.4μm
0.44μm

0.87μm
最大ピット長(一層片面)
        (二層片面)

1.87μm
2.05μm

3.2μm
記号符号化方式
8-16変換(EFM plus)
8-14変換(EFM)
誤り訂正方式
RS-PC
CIRC
論理フォーマット
マイクロUDF&ISO9660
-
線速度   (一層片面)
        (二層片面)

3.49m/sec
3.84m/sec

1.2〜1.4mm/sec
データ転送レート
 (映像信号)

平均3.5Mbps
最大9.8Mbps

1.15Mbps
(ビデオCDの場合)

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 ディスクの種類

 現在、DVDディスクは主に3種類が発売されています。

(1)ノーマルディスク
(2)カラーディスク
(3)プリンタブルディスク
  となります。

 RAM、RW、Rにも共通しますが、基本的な記録特性はどれも大差ありません。

 「趣味の範囲内でコレクションを楽しむ」としてこれらのディスクを上手に使い分けをし、例えばノーマルディスクは通常のエアーチェック用、カラーディスクは色ごとに家族で使い分けるなどの楽しみ方ができます。

DVD-R、DVD+R

通常のDVDビデオと同じ「グループ記録」であるため、ビデオフォーマット記録した場合、市販のDVDプレーヤーで再生できる可能性がかなり高い(但しこれは100%互換を保証するものではありません)。

記録後はファイナライズ処置を必要とします。

ファイナライズ後は消去、書き込みともに不可能です。


DVD-RW、DVD+RW

DVDビデオと同じく「グループ記録」を採用したDVD記録フォーマットです。

カートリッジに入らない形を常態とし、収納性が高い。

記録はVR(ビデオレコーディング)フォーマット及びビデオフォーマットです。

ビデオフォーマットで記録すると通常のDVDプレーヤーで再生できる可能性が高くなります。


DVD-RAM

通常のDVDビデオとは異なり、ランド&グループ記録を行う記録型ディスクです。

かなりの高密度記録記録を行うため、ディスクはカートリッジに入った形を常態とします。

最近ではノンカートリッジタイプの製品もあります。


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 ディスクへの記録のしくみ

追記型ディスク
(ライトワンス)


データを記録したい部分に、強いレーザー光を照射すると記録膜(有機色素)が化学変化を起こし、レーザー光による熱で色素が分解します。

この時の熱は数100度にもなると言われています。

この方式では、レーザー光によって記録層を物理的に変化させることでピットを形成しているため、一度書き込んだデータに変更を加えたり、消去することはできません。

再生するときには、記録時よりもずっと小さなパワーのレーザー光を当てます。

レーザー光は記録層を通り、反射層で反射されてピックアップに戻ってきます。

未記録部分に照射された光は高い反射率のため、たくさんの光がレンズ側に戻りますが、化学変化部分は反射率が低いのでレンズ側に戻る光が少なくなります。

この反射率の違いで記録データが再生されます。

書き替え型ディスク
(リライタブル)


書き換え型(リライタブル)のディスクは記録の原理がまったく異なり、相変化という方式を使っています。

ディスクの構造自体は有機色素を使った方式と変わりはないのですが、記録面が相変化記録材料になっています。

この記録面に強いレーザー光を照射すると相変化材料が熱せられ、一時的に状態変化を起こします。

まず、高温から急激に冷却されると記録膜はアモルファス(結晶を組まないガラス状の状態)になります。

一方、それよりも弱いレーザー光を照射し、比較的低い温度で熱せられ、ゆっくりと冷却されると結晶状態になります。

この二つの状態を作り出すことでピットを形成することができます。

そこで、相変化方式では二種類のレーザーパワーを使い分けることで、記録面にデータを記録しています。

一度記録された部分に、再び強いレーザー光を当てると、それがアモルファス状態であっても結晶状態であっても、その状態に左右されることなく、記録面の状態を変化させることができます。

つまり書き替えが可能になるわけです。

再生時には、結晶部分に照射された光は高い反射率のため、たくさんの光がレンズ側に戻りますが、アモルファス部分は反射率が低いのでレンズ側に戻る火は少なくなります。

この反射率の違いで記録データが再生されます。

消去時は、記録時より低い温度で熱し、ゆっくりと冷やすことで元の結晶状態に戻します。

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   DVD-ROMとDVD-Rの記録方式

DVD-ROMの構造

市販のDVDビデオソフトは、DVD-ROMに記録されています。

DVD-ROMはカッティングマシンでカッティングされた原盤をもとに複製されています。

複製されたDVD-ROMディスクには、クレータ状のくぼみが精密に成形されており、DVDプレーヤーはこのピットにレーザー光を当てて反射光から信号を読み取りしています。

ピットは高精度の原盤をもとに精密に成形して複製されているので非常に高い精度をもっており、再生される信号も高品質のものです。

DVD-Rの構造

DVD-Rは色素膜にレーザー光を当て熱によってマークという模様をつくって信号を記録します。

DVD-Rに記録されたマークにレーザー光を当てたときの反射率はピットと良く似たものですが、カッティングした原盤を複製して作られたDVD-ROMとは、物理的な構造が異なるため、再生信号の品質もDVD-ROMとは異なります。

以上のように、原理的にDVD-ROMとDVD-Rの記録信号の品質が異なるため、再生するにはDVD-R再生対応のためのDVDプレーヤーの設計、及び検査等が必要です。

このことから、DVDプレーヤーの中にはマークからの信号を読み取りにくく、再生ができなかったり、ブロックノイズがでるなどの不具合が起こる場合があります。

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 録画が終わったらファイナライズ

  • ファイナライズは、DVD-RW/-Rにビデオフォーマット記録した場合に、それを別のDVDレコーダーやDVDプレーヤーで再生できるディスクにするためのものです。
  • DVD-RWやDVD+RWにビデオレコーディングフォーマット記録した時は、ファイナライズは必要ありません。
  • DVD-Rにテレビ番組などの映像・音声を記録すると、ディスクには記録した部分と記録していない部分ができます。
  • DVDは内側からデータを記録していきますが、再生時はディスクのどの部分に信号が記録されているかの情報が必要になります。
  • DVDの外側には、ここからは信号が記録されていないというリードアウトの部分が必要になり、DVDプレーヤーで再生できるようにディスクを整える作業がファイナライズとなります。録画したDVD-Rをファイナライズすると無記録部分にダミーデータが記録されます。
  • DVD-Rは編集や書き替えはできませんが、追記はできます。
  • 最初に15分の番組を録画し、そのDVD-Rディスクに違う信号を後から追記できます。しかしファイナライズをしますと、空きスペースにダミーデータを記録してしまうため追記ができなくなります。(追記は50回まで)

 録画したDVD-Rの再生互換について

  • DVDビデオレコーダーで録画したDVD-Rディスクは、録画終了後、ファイナライズすることで、市販のDVDビデオソフトと同じ、DVDビデオ規格に準拠したディスクにすることができます。
  • このDVD-Rディスクは、通常市販されているDVDプレーヤーでも再生できる構造であることが大きな特徴ですが、すべてのDVDプレーヤーでの再生を保証するものではありません。
  • このDVD-Rディスクは、通常市販されているDVDプレーヤーでも再生できる構造であることが大きな特徴ですが、すべてのDVDプレーヤーでの再生を保証するものではありません。
  • DVD-Rへの録画技術の規格は、2000年にDVDフォーラムで決定した方式ですので、既存のDVDプレーヤーは、技術的に対応していないことにより、正常に再生できないものがあります。
  • DVD-Rの再生に対応したDVDプレーヤーであっても、使用するディスクや記録状態により、再生できない場合やブロックノイズがでるなどの不具合が起こる場合があります。

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 録画時間と画質について

 HDDとDVDレコーダーもビデオテープレコーダーと同様に録画時間と画質設定があります。

 録画時間を長く設定すると、ビデオテープレコーダーでは画質が下がりますが、HDDやDVDレコーダーでは、動きの激しい画像のときにはモスキートノイズ、ブロックノイズが画面に出ることがあります。

 また、標準、長時間録画などの画質、音質設定により、DVDに収まる時間が異なります。

 設定についてはそれぞれの機種によって異なりますので取扱説明書を参照してください。

モード
録画時間(分)
SPを標準とした場合の長さ
解像度
画質(VHSとの比較)
XP(FINE)
60
1/2
720×480
-
SP
120
1
720×480
S-VHSクォリティ
LP
240
2
352×480
VHSクォリティ
EP
360
3
352×240
VHS 3倍モード以下

 大容量光ディスク High Definition DVD(青色レーザー)

 HD-DVDの開発メーカーである東芝がHD-DVD事業を終焉しました。


Blu-ray Disc (*商標) HD-DVD

ソニー梶ADELL、鞄立製作所、LG電子
松下電器産業梶Aパイオニア梶A三菱電機
ヒューレット・パッカードカンパニー、TDK
ロイヤルフィリップス エレクトロニクス、
サムスン電子梶Aトムソンマルチメディア、
シャープ梶@: (順不同)2004年3月18日現在
【普及推進団体】
ブルーレイディスク・アソシエーション

DVDフォーラムで規格化
メモリーテック梶A日本電気梶iNEC)、三洋電機梶A鞄月ナ
(順不同)2004年12月24日現在

【普及団体】
HD DVDプロモーショングループ

録画時間
630分(SPモード)(参考)50GBディスク使用時
290分(ハイビジョン録画時)

-


(再生時間)
(書替時)
記録容量
23.3/25/27GB(単層ディスク)
15GB/面
1層20GB/面
46.6/50/54GB(2層ディスク)
2層30GB/面

レーザー波長
405nm(青色レーザー)
405nm(青色レーザー)
レンズ開口数
0.85
0.65
ディスク直径
120mm
120mm
ディスク厚
1.2mm(光透過保護層厚 : 0.1mm)
1.2mm(0.6+0.6)
記録方式
相変化記録
相変化記録
データ転送レート
36Mbps
36Mbps
トラック方式
グループ記録
ランド・グループ記録

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 著作権保護について

  • 著作権保護のコピー制御信号には、「録画可能」 「1回だけ録画可能」 「録画禁止」の3種類があります。
  • ハードディスクに録画した「1回だけ録画可能」の番組を、DVD-RWディスクへダビングする場合は、移動(ハードディスクの録画内容消去)となります。
  • デジタル放送や外部デジタルチューナーなどから録画するとき、下表の通り動作します。

・録画方式
・ディスクの種類
コピーコントロール(制御)情報/
コントロール情報表示の種類
録画可能の番組/
特に表示されません
1回だけ録画可能な番組 録画禁止の番組
・VRフォーマット
・DVD-RW
 (Ver.1.0)
 (Ver.1.1)


録画・再生可
×
録画不可
×
録画不可
・VRフォーマット
・DVD-RW
 (Ver.1.1 CPRM対応)


録画・再生可

録画・再生可
×
録画不可
・ビデオフォーマット
・DVD-RW
 (Ver.1.1)
 (Ver.1.1 CPRM対応)


録画・再生可
×
録画不可
×
録画不可
・ビデオフォーマット
・DVD-R
 (Ver.2.0)


録画・再生可
×
録画不可
×
録画不可

 DVDに組み込まれているコピープロテクションの方式

マクロビジョン DVDビデオからVHSビデオなどのアナログ機器にコピーを取ることを防止する仕組みです。

マクロビジョンでは世代管理は行わず、コピー可か不可かの制御を行っています。

CGMS
(Copy Generation Management System)
コピー可能な世代をソフト側の意図でコントロールする仕組みです。

コンテンツの一部に特殊な信号を組み込み、コピー不可、コピー一世代のみ可、コピー可の3種類の制御を行っています。
CSS
(Content Scramble System)
ディスクから直接ファイルを読めないよう、ディスクに書く情報にスクランブル(暗号化)を施し、それを解くキーがないと再生ができない制御を行っています。
DTCP
(Cigitar Transmission Content Protection)
映像や音声などのデジタルデータを伝送するインターフェイス「IEEE1394」向けのコピー防止技術です。

DTCPは、CGMS同様に世代情報管理を行っており、コピー不可、コピー一世代のみ可、これ以降のコピー不可、コピー可の4種類の制御があります。
CPRM
(Content Protection for Recordable Media)
DVD-RAM/RW用のコンテンツ保護方式で、以下を規定しています。
  • 暗号アルゴリズム
  • 暗号鍵管理とコンテンツ暗号化
  • ライセンス違反機器の無効化機能
  • パソコンシステム用バス認証
  • CPRM記録時の入力に関する規定
  • ビデオ出力に関する規定
  • オーディオ出力に関する規定
  • デジタルビデオ、オーディオ出力に関する規定

 DVDメディアの取扱い上の注意

  • 直射日光が当たる場所や高温多湿を避けてください。
  • ディスクの反りや色素の変化により、再生できなくなることがあります。
  • 記録面に指紋やキズをつけないでください。
  • ディスクにラベルを貼りますと、ディスクが反ることがあり、またラベルが剥がれ機器やディスクを破損する場合があります。
  • 落下、衝撃に注意してください。
  • 長期間保存するディスクはDVD-RAM、DVD-RWに保存することをお勧めします。
  • ディスクについた指紋や汚れは、画像の乱れや音質低下の原因となることがあります。
    柔らかい布で、ディスクの中心から外側に向かって軽く拭き取ってください

 DVD-R録画時のご注意

書き込みは一度だけです。内容の修正はできません。
削除は機種によってできるものもありますが、記録容量が復活するものではなく、見かけ上のタイトル名が削除されるだけです。
書き込みが終了したらファイナライズをしてください。
ファイナライズされていないと、再生専用機等で再生できません。
デジタル放送をHDDに録画したオリジナルコンテンツやデジタル放送には、コピーワンス信号が付加されているので録画できません。
音声多重信号が記録されているビデオテープからダビングする時は、ビデオデッキで主音声、副音声を選択してからダビングしてください。
選択しないでダビングするとDVDを再生する時に選択できません。
画面サイズ信号が付加された16:9の映像信号と、4:3の映像信号をプレイリストでまとめても、DVD作成時に分割されることがあります。
または警告メッセージが出て書き込みができないことがあります。(*機種によっては、16:9と4:3画像の混在は不可能な場合があります)

出典元 財団法人家電製品協会 「デジタル映像機器の基礎」

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