HDDについて

 HDD(ハードディスク)内蔵製品について

HDDは非常に精密な機器です。使用する環境や取り扱いによりHDDの動作および寿命に影響を与える場合がありますので、次の内容を必ずお守りください。

 HDDは一時的な保管場所です
  • HDDは、録画した内容の恒久的な保管場所ではありません。あくまでも一度見るまで、または編集やDVDディスクにダビングするまでの一時的な保管場所としてお使いください。
 HDDに異常を感じた場合はすぐにダビングを
  • HDD内に不具合箇所があると、異音がしたり、映像にブロック状のノイズが発生することがあります。そのままお使いになると劣化が進み、最悪の場合、HDD全体が使えなくなってしまうおそれがあります。このような現象が確認された場合には、すみやかにDVDディスクにダビングし、修理をご依頼ください。
  • HDDが故障した場合は、記録内容(データ)の修復はできません。
 設置時
  • 後面の冷却用ファンや側面の通風孔をふさがないでください。
  • 水平で振動や衝撃が起こらない場所に設置してください。
  • ごみやほこりの少ない場所に設置してください。
  • 「結露」(つゆつき)が発生しにくい場所に設置してください。「結露」は故障の原因になります。急な温度変化が起きた場合や、寒い所から暖かい場所へ移動して設置する場合は「結露」が起こりやすくなります。そのような場合は、室温に約2〜3時間なじませてから電源を入れてください。
  • 温度や湿度が高くない場所、直射日光があたらない場所に設置してください。温度や湿度の高い場所に設置すると故障の原因になります。
  • 安定した動作を維持するため、長時間ご使用されない場合も、1年に1回程度は通電していただくことをおすすめします。
  • HDDは精密部品であり、5℃以下の低温では動作保障されません。冬季などの録画予約時には本体の周囲温度にご注意ください。
  • ※「結露」とは、冷たいコップの表面に水滴がついたりする現象です。
 動作中
  • 電源プラグを抜いたり、電源ブレーカーを切らないでください。
  • 振動や衝撃を与えたり、本体を動かしたりしないでください。
  • 動かすときは・・・
    1. 本体前面の電源スイッチを「切」にしてください。
    2. 電源プラグをコンセントから抜いてください。
    3. 2分以上待ってから本体を動かしてください。
 停電が発生した時
  • 記録中や再生中に停電等で電源が供給されなくなった場合、HDDの記録内容が損なわれる可能性があります。

  • 本体の電源が入っている間、HDDは高速で回転しています。起動時や回転中に発生する音や振動は故障ではありません。
  • データ読み取りの状態により、再生画面にまれにノイズが発生することがありますが、これは故障ではありません。

万一何らかの不具合により、録画や再生ができなかった場合HDDの内容(録画済みの番組データなど)の補償や損失、直接・間接の侵害について、メーカーは一切の責任を負いません。また本体を修理した場合(HDD以外の修理も含む)にも同様ですので、あらかじめご注意ください。

 HDD(ハードディスクドライブ)の構造
2004年10月30日 現在

 ハードディスクの中は、プラッタと呼ばれる磁気ディスクが、毎分数千回転という高速で回転しています。

 このプラッタ表面の磁気記録層に対して磁気データを読み書きするのが、スイングアームの先端に取り付けられた磁気ヘッドです。

 スイングアームはアクチュエータ(位置決め装置)の働きによって磁気ディスク表面を半径方向に移動し、任意のトラックを読み書きできます。

 1台のドライブの中に数枚内蔵されています。

 磁気ヘッドは、1枚のプラッタの両面に両面に記録できるようにつけられています。

HDDの浮上ヘッド
ハードディスクは、毎分数千〜1万回転という高速度で回転しています。

もし磁気ヘッドが磁性体に接触したら、摩擦で磨耗してしまいます。

そこで、磁性体表面と磁気ヘッドの間に、ハードディスクの高速回転で空気の流れを作り、磁気ヘッドを浮き上がらせ、わずかにすき間を保つように工夫しています。


HDDの書き込みの仕組み
コイルを流れる電流により、コアが磁化され、ディスクの表面の磁性体が磁化されます。

この原理を用いて電流の向きを変えることでディスクの表面に磁化パターンを記録します。


HDDの読み込みのしくみ
ディスク表面の磁化パターンにより、コアが磁化されようとします。

ディスクが回転すると、コアに生じた磁界を打ち消すように電流が流れ信号が読み出しできます。


出典元 財団法人家電製品協会 「デジタル映像機器の基礎」


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