クッキングヒーターの豆知識 

 クッキングヒーターのQ&A

 Q1 電磁波が人体に与える影響はありますか?

環境省や全米科学アカデミーなど国内外の公的研究機関の見解では、現時点までに行われた実験的・疫学的研究結果からは、お使いになっている通常電気機器の環境下では、電磁界が人の健康に対して悪影響を及ぼすとは言えない、としています。 詳細⇒

(IHヒーターが発売されてすでに10年以上経っていますが、影響を受けたとの報告はありません。)

 Q2 磁力線による影響はありますか?

磁気に弱いものは近づけないでください。

キャッシュカードなどは記憶が消える可能性があります。

 Q3 カタログ等に「心臓用ペースメーカーをお使いの方は専門医師とよくご相談の上お使いください」と記載がありますが、どうしてですか?

  • ペースメーカーとは、体内に埋め込まれた電子回路が、心臓の不規則、または停止したときに異常を検知し、電気パルスを送って、強制的に鼓動させる機器です。
  • ペースメーカーは内臓電池で動作するため、患者は掛かりつけの医師によるアフターケアーを受けています。
  • IHヒーターから発生する電磁波(磁界強度)は微弱なものですが、ペースメーカーにもさまざまな種類があり、また、使用する個人差も大きいので、専門医に相談していただくことが最善です。

 Q4 電気配線工事には、どのくらい費用がかかるのですか?

電力会社から家庭への引込み線の配線方式、(単相2線式や3線式)や200V配線の施工方法によってさまざまですので、購入された販売店や電気工事店にご相談ください。

単相200Vの引き込み工事は電力会社へお申込みください。

軒先までの引き込み工事は無料です。

 Q5 単相3線式の電気が送られているか、どう見分けるの?

次の二種類の見分け方があります。
  1. 引込み線で見分ける。3本の線で引き込まれていますか?
  2. 分電盤で見分ける。蓋を開けると漏電遮断器に3本の線がきていますか?

 Q6 トッププレートは傷ついたり、割れたりしませんか?

通常の使い方では傷ついたり、割れることはありません。

トッププレートは耐衝撃性の非常に高い硬質セラミック(結晶化セラミック)でできていますので安心してご使用になれます。

サンドペーパーや金属製のタワシで長時間こすると傷ができます。基本的にはガラス質ですので、扱いにはご注意ください

 Q7 使用中の動作音はどれくらいですか?

本体内部の回路などを冷却し、保護するためのファンモーターが回転しますが、日常使用で耳ざわりにならない程度の音です。

 Q8 耐用年数はどれくらい?

耐用年数は7年と考えます。
しかし、部品(耐用年数に影響のある部品など)を交換することにより長くお使いになれます。

 Q9 消費電力の合計が合わないのですが?

30A仕様で3つのヒーターを最大電力で同時に使用した場合、総電力(4,800W規制)の関係で主に左ヒーターの電力を自動的に落とします。
(機種によって異なりますので、取扱説明書をお読みください)

 Q10 鍋の材料や形状により消費電力(入力)は変わるのでしょうか?

鍋の材質や形状により消費電力が変わります。

消費電力の大きい順は、
1. 鉄製
2. 有磁製ステンレス(18-0)

となります。
3.非磁性ステンレス(18-10,18-8)
は火力が弱くなる場合があります。

また、使用できる鍋でも、鍋底の厚みによって火力が低下したり、途中で停止する場合があります。

 Q11 市販の鍋を購入するとき、注意することは?

Hヒータ-は鍋の材質、形状などが不適切ですと、機器がうまく作動しない場合があります。下記に適合する鍋を選んでください。(財)製品安全協会のマーク表示してある鍋をお勧めします。
  • 材料・・・鉄、鉄ホーロー、鉄鋳物、ステンレス※
  • 形状・・・底の直径は12〜26cmで底の平らなもの
※ステンレスの場合は磁石のつくものを選んでください。ただし種類や大きさ、厚み等により、火力が低下したり使えないものがあります。

 Q12 加熱中、鍋から音がするのですが?

鍋底の厚さが薄い場合や多層鍋、ホーロー鍋の密着性が悪い場合は発信周波数と鍋の共振周波数の関係により鍋から共振音がでる場合があります。

鍋の位置をずらしたり、置き直したりしてください。鍋の振動がとまることがあります。

 Q13 天ぷら鍋は付属品以外でも使えますか?

付属の鍋と油量500〜800gにて油量を設定しておりますので、設定温度と実際の温度に差が生じます。

付属の鍋を使用していただくようお願いいたします。

 Q14 ロースター庫内のクリーニングの際に焼網も一緒にクリーニングしていいですか?

焼網の塗装を傷めますので、絶対に焼網をセットしないでください。
(機種によってはクリーニングキーがないものもあります)

調理後オートクリーニングする機種は、オートクリーニング時のみ焼網をセットできます。

 Q15 焼ける魚の厚みはどれくらいですか?

表面が焦げやすいので厚さは4cm以下に加工してください。

 Q16 吸排気はどうなっていますか?

ビルトインタイプ・・・
   機種によって、後上面から吸気し排気するものと、前面から吸気し後上面から排気するものがあります。

据置タイプ・・・
   後上面から吸気し、排気します。

▲このページのTOPへ戻る

 使える鍋について

  • IHヒーターは鍋の材質や形状によって加熱できないものがあります。十分な加熱能力を発揮するために下表に適合する鍋をご使用ください。
  • ホーロー加工した鍋を使うときは、空焚きしたり、焦げ付かせないようにしてください。(ホーローがトッププレートのガラスに僅かでも溶着すると熱膨張率の差でガラスにヒビが発生します。
  • 市販の鍋をお求めになるときは、財団法人製品安全協会のマークを表示してある鍋をお勧めします。

   全てのクッキングヒーターに対応

   IHヒーターに対応


IHヒーターおよびPAMメタルIHヒーター
鍋の材質・種類 IHヒーター PAMメタルIHヒーター
鉄・鉄鋳物・鉄ホーロー
ステンレス 磁気ステンレス
(磁石につくもの18-0)
非磁性ステンレス
(磁石につかないもの
 18-8,18-10)
・鍋底の厚さ
 1.5mm以下
・鍋底の厚さ1.5mmを
 超え2.0mm以下
火力が弱くなる場合があります
・鍋底の厚さ2.0mmを
 超えるもの
火力が弱くなる場合があります ○〜△火力が弱くなる場合があります
多層鍋 ・間に鉄をはさんでいるもの
・底が18-0ステンレスのもの
磁石の付きが悪いものは火力が弱気なる場合があります。
・間にアルミや銅をはさんでいるもの ×加熱できません ※1

アルミ
両手鍋
×加熱できません ○〜△炒め物・空だきは、鍋が変形しやすいので避けてください
やかん
○〜△容量が約2.0L以上のものをお使いください
フライパン・玉子焼き
○〜△軽いものはバランスが悪く火力が弱くなるものもあります
片手鍋
雪平鍋
親子鍋
軽いものはバランスが悪く火力が弱くなるものもあります
圧力鍋
耐熱ガラス
陶器など
×加熱できません ※2 ×加熱できません  ※1
直火用
魚焼き器
・底面にホーロー加工したもの
×底面のホーローが溶けて焼け付き、トッププレートを破損する原因になります ×底面のホーローが溶けて焼け付き、トッププレートを破損する原因になります

※1 マークのある鍋は使用できます。

※2 「IHで使える」と表示している土鍋やガラス鍋などでも、トッププレートが傷ついたり、鍋が割れたりする場合がありますので、使わないでください。


クイックラジエントヒーター
鍋の材質
鉄、鉄鋳物、鉄ホーロー、ステンレス、多層鍋、アルミ、銅、超耐熱ガラス
打ち出し鍋、土鍋、超耐熱以外のガラス鍋、直火用魚焼き器(底面にホーロー加工したもの)
※底面のホーローが溶けて焼き付き、トッププレートを破損する原因になります。
×
使えません


鍋についてのご注意
  • 鍋底の厚さが1mm未満の薄い鍋は、鍋底が変形することがあります。炒め物はひかえ、低めの設定火力でご使用ください。
  • 同じ設定火力でも(同じ鍋使用)左・右のヒーターで火力が異なることがあります。
  • 左・右ヒーターで加熱中に、鍋の種類によっては音(ジー音・カチカチ音)が発生する場合があります。これは磁力線により鍋自体が振動するためで、製品の異常ではありません。そのままご使用ください。
  • 左・右ヒーターを同時に使用した場合、鍋の種類によっては調理中に共鳴音「キーン」とか「キューン」という音がしますが、これも磁力線により鍋が振動するためで異常ではありません。
  • 鍋底の水分や汚れ、異物などは必ずふきとってからご使用ください。

▲このページのTOPへ戻る

 トッププレートのお手入れについて

ご使用にともないトッププレートは汚れてきます。
これは鍋のふちに付着して滴れたり飛び散った調理物や油などが加熱時に焼き付いてこびりつき変色や色ムラになったものです。
汚れを残さないように、ご使用のたびにお手入れをしてください

 毎日のお手入れ

絞ったふきんでよくふきとり、その後乾いたふきんでからぶきする。
●煮こぼれなどは、そのままにしておくとこびりついて取れなくなります。

ご使用のたびに、こまめにお手入れしてください。
放っておくと故障の原因になります。
 油汚れ

汚れがひどいときは台所用洗剤(中性)を布に直接つけてふきとり、もう一度絞ったふきん、乾いたふきんの順でふきとる。
※酸性・アルカリ性の強い洗剤(漂白剤・住宅用合成洗剤など)は使わないで下さい。
(トッププレート・プレート枠の変色の原因になります)
 取りにくい汚れ

●落ちにくい汚れは、冷えてからトッププレート専用クリーナーやクリームクレンザーなどを丸めたラップにつけてこすりとる。
※ドライバーなど先の鋭いものや目の粗いみがき粉は、トッププレートを傷つけるので使わないでください。

プレート枠(ステンレス、ホーロー製)
絞ったふきんでよくふきとり、その後かわいたふきんでからぶきする。
こびりついた汚れはクリームクレンザーなど少量を丸めたラップにつけてこすりとる。
●ステンレス製の場合は、筋(横方向)にそってこすってください。
 縦方向にこすると傷つくことがあります。

▲このページのTOPへ戻る

 電磁波について

 クッキングヒーターの電磁波に関しての規制や規格について

日本国内では、IHクッキングヒーターの電磁波についての法規制や規格及び業界団体の規制はありません。
また、電磁波が人体に与える影響に関して、まだ理論的な根拠が明確になっていないません。

 ICNIRPガイドラインについて

ICNIRPとは INTERNATIONAL COMMISSION ON NON-IONIZING RADIATION PROTECTION (国際非電離放射線防護委員会)の略で各国の専門家が参加し人体の防護を目的として作られたものです。
各国政府に対し強制力を持つものではありませんが、世界各国の防護指針やガイドライン作成に大きな影響力を持っています。
ICNIRPガイドラインは、表のように周波数に規制値を定めています。

周波数範囲 ガイドライン値
25〜800Hz 50/fG(f:周波数)
800〜150kHz 0.625G

したがって、一般家庭の電源50Hz(東日本)は1.0(G)、60Hz(西日本)は0.833(G)となります。
IHクッキングヒーターの加熱部は約20,000Hzを使用していますのでガイドラインは0.0625(G)となります。
ガイドラインは十分な安全率を考慮して定められているので、「これを超えたから必ず人体に影響がある」というものではありません。

 クッキングヒーターの電磁波について

国際的な安全規格であるIECでは人がクッキングヒーターで調理する時の位置は、機体から30cm離れた所が自然であると考えられており、これは実際の使用状態に則したものであり、この位置で測定したIHクッキングヒーターから発生する磁界強度、ガイドラインに照らしても、十分低い値になっています。

▲このページのTOPへ戻る

 クッキングヒーターで薄焼き玉子やクレープを上手に作るコツ

 IHは火力が強いので、ガスコンロの感覚で焼くと焦げてしまいます

〜薄焼き玉子やクレープなどを作るときは〜
  • フライパンは最初から「中火」〜「弱火」で熱してください。
  • サラダ油を多めに入れてフライパン全体になじませて、余分な油をふきとってください。
  • 生地(卵)を入れるタイミングは生地(卵)を箸の先につけてフライパンに落とし、サッと半熟になるくらいが目安です。
  • フライパンは厚手のもので、表面にフッ素加工してあるものが使いやすいです。
〜薄焼き玉子やクレープを上手に作るコツ〜
  • 油がよくなじんだ卵焼き器(フライパン)を使う。
  • 均一に熱があたるように、時々卵焼き器(フライパン)の位置を変える。

 

 トッププレートの割れについて

 クッキングヒーター使用中や使用後にトッププレートが割れる

耐熱性の低いホーロー鍋や、底の薄いホーロー鍋を使ったり、鍋底の変形しているホーロー鍋や魚焼器などを使ったりするとホーローの耐熱温度以上に加熱されてしまうため、鍋のホーローが溶けて、トッププレートに溶着します。
その後の冷却過程において各々のガラス質の熱膨張差によってトッププレートに歪が生じ、ガラス質の剥離や割れ・欠けが発生します。
また、ホーロー鍋以外でも鍋底が変形していたり、安全機能が動作しない鍋以外の面積の大きいものを置いて通電すると、トッププレートの温度が局部的に耐熱温度を超えて割れ・欠けが発生します


トッププレート割れ発生のメカニズム
使い方 現象 結果
ホーロー鍋の場合
  • 耐熱性の低いホーロー鍋を使用
  • 鍋底の薄いホーロー鍋を使用
  • 鍋底の変形したホーロー鍋を使用
  • 魚焼き器などの特殊ホーロー鍋を使用
鍋のホーローが耐熱温度以上に加熱される 鍋のホーローがトッププレートに溶着
ガラスの熱膨張差によりトッププレート表面の剥離や割れ・欠けが発生
ホーロー鍋以外の場合
  • ホーロー鍋以外の鍋で鍋底の変形した鍋を使用
  • 鍋以外で面積の大きいまたは多数の小物(鍋のふた、ヘラ、包丁等)をトッププレートに置いた
過熱防止機能・小物検知機能が正常に動作せず局部的にトッププレートの耐熱温度を超える

▲このページのTOPへ戻る