天龍村のクツワムシ
H15.11.12
クツワムシ 〜長野県では下伊那郡にしかいません〜
クツワムシはキリギリスのなかまで、日本では一番大きく、また鳴き声もそうぞうしい虫です。
長野県には、下伊那郡天龍村(てんりゅうむら)の一部にだけみられます。天龍村は、松川町と同じ下伊那郡です。下伊那郡でも一番南の方にあり、静岡県に接しています。おそらく、天龍村の気候がクツワムシがくらしていくのに適しているためだと思われます。
やぶの中の枯れ枝の上でなく緑色のクツワムシ
真上から見た緑色のクツワムシ
クツワムシには、緑色のものと、灰色のもの、茶色のものがいます。上のグラフは、下伊那教育会生物委員会の先生方が天龍村でみつけたクツワムシを色別に分けてみたものです。今までの研究では、草むらにいるものは緑、地面に近いところにいるものは茶色なのではと思われていましたが、それは関係なく、灰色のクツワムシの多い地区(B地区)、緑色のクツワムシの多い地区(C地区)、茶色のクツワムシの多い地区(A地区・D地区)など場所によってちがうことがわかってきました。
緑色の葉の上でなく茶色のクツワムシ