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   戸山流居合道 熊本県連盟
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 居合修道の心得と基礎

1、常在敵中

   我常に敵中に在るの心想をいう。
 どんなに斬れる刀も、単に振り廻すだけでは、その効果は少ない。 
 それより我身辺には敵がいる。 そしてその敵は我に向かって斬りかかろうとしている。
 しかし自分はこの敵が斬りかかる前に機先を制して、抜き打ちに一太刀、この初太刀で勝負を
 決する心想・真剣の苦業を積んでこそ、理合の妙味・醍醐味を味わう事が出来るので、
 精神的、肉体的の効果は偉大である。 
 常に身辺の敵を仮想して、寸分の隙のない修練が必要である。



2、提刀

   刀は常に右手に持ち、刃部を後方にし、こじりを前にして鍔を押さえ、自然に
 鞘ばしりのないようにし、こじりが地面に触れないよう、やや斜めに提げる。



3、敬礼

   玉座や神殿に向かい起立不動の姿勢で、身心を緊張し恭々しく敬礼する。
 心中に「神仏我この修練を御覧下さい」の素直な清純なる気持ちで敬礼する。 
 敬礼は約30度上体を前方に傾ける。 刀の保持は提刀姿勢に準ずる。



4、施位置の選定

   神殿や貴賓席に正対をさけ、左方に位置をとる。前後左右・直上に留意して、
 他人や器物家財等に刀が触れないように充分注意して位置方向を決定する。
 特に多人数同時に行う時は以上の諸注意が特に肝要である。



5、刀礼

   刀に対する礼は、日本刀の尊厳の項でその心とする処について述べたが「神剣佛百邪」のごとく
 我が技、我が行動が正しく・正義であり、我が剣の神剣たらん事を願い恭しく行う。 
 刀礼は柄を右側に鞘を左側にして、眼の高さに刃部を自分の方にして水平を保ち上体を約15度
 前方に傾けて礼をする。



6、帯刀

   刀のこじりから刃部を上にして斜めに差込む。鍔を概ね体の中央部に置くようにして差し、
 さげ緒は十分ゆとりを取り、右前の帯にその末端を挿むか、刀の下を通して後背部の帯に挿むのである。 
 常に目釘を確かめ又損傷の有無など、良く点検して鯉口はいつでも切れるように差すのであるが、
 一旦腰に刀を差してからは、心も身も刀と一体になって、気力の充実と寸分の油断なく心を静め、
 対敵態勢に移り得るように心がけねばならない。



7、姿勢

   すべての姿勢は、居合いの根幹をなすものである。正しい姿勢とは、一言で言えば全体が
 柔らかく自然であり、隙がなくてしかもそこに威風颯爽としている場合である。この姿勢は長時間 
 にわたる修行と練習によって培われるもので、一時的にまねしたからと言って、ごまかしが利く
 ものではなく、気取ったり、気張ったりして無理をするよりも、自然な姿から修道に依り積み重ね
 られるものである。



8、頭

   頭は真直に保ち、あごは引き付けるようにすれば傾くものではない。


9、眼

   眼は遠山の眼つけで、正しく前方を見ると言うよりも望むというようにありたい。
 さすれば、敵の頭から足元まで全部視界に入るからである。



10、肩

   肩は硬直していると充分なる斬り刺す突きができず また、大きな技もできない。
 特に技が不正確になりがちである。肩の諸筋は柔らかく力を抜いているよう努むべきである。



11、胸

   胸は肩を引いて張るようにして、呼吸が楽に出来るようにしておく事が大切である。
 自然に張ると言っても、力を入れて無暗に張る事は誠に良くないものです。



12、下腹

   臍下丹田の力は、最も大切であって、あらゆる芸道でも重んじたものである。
 ここに力が入っていれば、物に動ずることなく泰然自若とした態度となる。
 腹は気の宿るところと言われるが、腹に力が入らないと気が抜ける。



13、腰

   腰も下腹部と同様に力が入っておらぬと、腰抜けとなり確りした斬り刺し突きが出来ない腰と
 下腹とは二つにして一つであって、腰を伸ばせば腹ができて自然に力が入るものである。
 昔はこの腰を居合腰と言い今に伝えられている。



14、足

   足は凝ることなく柔らかく又膝も柔らかくして自由自在の行動が出来るようでなければいけない。
 即ち自由自在に体を無理なく運行出来る様注意すべきである。

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