かもだより  No.15 1997年10月15日(水)

 酒 ま つ り (東広島市) 

 10月12日に「酒まつり」に行って来ました。広島県東広島市で毎年10月第2土日にあります。年々参加者も増えにぎやかになっているそうです。話には聞いていましたが思った以上に楽しいお祭りでした。
 メイン会場の5000人の居酒屋で美酒鍋(酒と塩と胡椒だけで味付けした鍋)が、4人分6000円で食べられ、その他に多くのお店が出ていてステージでの催し物を見ながら家族そろってお酒と食事が楽しめます。

 大江戸酒広場(日本の蔵元大集合) 

 この会場は1200円(入場手形)を買って入ります。入場する時に「ききチョコ」と775銘柄を書いたパンフレットを渡されます。食事も出来るのですがすべて金券買って買い物をします。
 全国の蔵元が7つカウンターに分かれています。渡されたパンフレットを見ながら飲みたいお酒の番号を言って注いでもらいます。私が行ったのは12日の午後3時頃だったので、もう無くなっている銘柄も多く行くなら初日の早い時間がいいなと思いました。
 吟醸酒と大吟醸と純米酒の区別も味の違いも解らない私は、カウンターに行って隣の人が注いでもらっているのを「私もそれお願い」と言って番号を確かめて「あーこれが香の泉か」なんて調子で、ききチヨコ4杯も飲むとフラッとしてきて飲んだお酒の名前も忘れて、雰囲気だけを楽しんで会場を後にしました。
 来年こそは今年もらったパンフレットで少し勉強して、お酒の味を楽しもうかななんて思っています。

 酒 蔵 め ぐ り 

 この酒祭りの楽しみの一つに酒蔵めぐりがあります。JR西条駅の南沿いに走る旧山陽道周辺には西条酒(灘・伏見とならぶ酒都)メーカー8社の酒蔵が14もひしめいています。江戸末期から明治始めにかけて建てられた蔵のたたずまいも素敵です。
 酒蔵などの15のポイントを回る「てくてくらりぃ」は親子ずれの参加者も多く、酒蔵ごとの「おもしろイベント」として自慢の酒の無料の利き酒コーナーはもちろん、ミニコンサートや茶会や仕込み水の試飲や古民芸陶器市など多彩なイベントが待っています。

 私もそのうち6つの蔵元をまわり少しずつ利き酒をしました。10年くらい前までは甘口の酒が主流でしたが今はだんだんと辛口になっているそうです。
 写真に載せた冷酒はこの日飲んだ中での私のお薦めのお酒です。
 今年は一人でまわりましたが、来年は私と一緒に「酒まつり」に行きませんかお待ちしています。

 名醸地に名水あり 

 中国山地特有のマサ土の厚い層で覆われ、雨や雪解け水はその中を通ってこされ、磨かれて酒造りには欠かせない成分を含んだ中軟水となります。そのため味が豊かできめ細かく美味しいそうです。酒蔵の深井戸からくまれる水と美味しい米と広島杜氏の腕によって銘酒が生まれます。