かもだより  No.16 1997年11月1日(土)

 セイタカアワダチソウのように 

 川辺を自転車で走ると、セイタカアワダチ草の花が目に付きます、都会でもチヨットした空き地があれば花を咲かせます。明治時代に渡来した帰化植物だそうですが、自然の荒廃を見るようで好きではありませんでした。
 でも、鮮やかな黄色の花を咲かせ大地にしっかりと根を張り、天に向かっている姿に、ふと今の自分を見るようで、なんだかいとおしくなってしまいました。
 私も、転勤で黒瀬町に来てしっかりと根を張って生きて行こうと思っています。何年ここに住んでいるか解りませんが、少しでも足跡が残せればと思っています。


 森本 レオ (大きな古時計のテーマコンサート)

 10月23日(木)黒瀬町文化センター(せせらぎホール)で「大きな古時計のテーマコンサート」が開かれ、そのナレーションに森本レオさんが来られました。
 夫は名古屋で大学生活を送り、そのとき東海ラジオの深夜放送でレオさんの番組を聞いて以来の熱烈なファンです。この日は昼から休みを取り、「オッカケをしてくるね」と言って張り切って出かけました。
 その夜興奮して帰ってきて、3時頃文化センターの前で待っていて、到着したレオさんに「東海放送の時からのファンのオッカケです。」と声を声をかけたら、コンサートの終わりに「東海放送以来のファンに声をかけられました。その彼と握手がしたいと」言われ舞台の上で握手をしてくれたそうです。そして閉演後ツーショットで写真も撮って帰ってきました。
 その夜インターネットのホームページに書き込み、それを次の朝レオさんの宿泊先のホテルにファックスしているのです。
 はじめは「ようやるわ!」と思っていましたが、そこまでくるとあきれるのを通り越してなんだかうらやましくなってきました。
 30年たった今も夫の心にに残る深夜放送を私も聞いてみたかったなと思いました。


  夕  焼  け  

 秋が深まるごとに黒瀬川から見た夕日がきれいになっています。この日も朝日がきれいだったので、仕事帰りに夕日を撮ろうとデジカメを持って行きました。
 ちょっと仕事が手間取り日が暮れてきて、シャッターチャンスを逃したかと思いながら撮った写真です。
 仕事帰りこの夕日を見ながら家路に着くのですが、刻々と空の色が変わり一人で見ているのがもったいないような美しさです。
 黒瀬町はベットタウンとして急速に人口が増加しているのに、都市基盤整備が立ち後れ不便を感じている人も多いようですが、便利さと引き替えに失っていくものも多いと思います。
 以前住んでいた早島は便利ではありましたが、国道2号線の騒音と排気ガスと交通事故の多さはすさまじいものでしたし、パチンコ屋のネオンが消えるまで天体観測も出来ませんでした。
 夕方6時過ぎに学校を出た中3の徒歩通学の息子が「通学路の半分以上が街灯もなく真っ暗で怖かった」と言って帰ってきました。でも黒瀬の夜空は天の川まで見ることが出来ます。星のきれいな夜は親子で望遠鏡を持って出かけ、息子に星を見せてもらっています。