かもだより No.4 1997年6月22日(日)

 赤 瓦 の 農 家

 赤瓦の比較的大きな農家が一軒一軒孤立して散村の形をなしています。黒の瓦ばかりを見慣れた私にとって、赤瓦は強烈な印象を受けました。
 明治時代末期から昭和に初期にかけて茅葺きや藁葺きだった多くの民家が赤瓦葺きの屋根に建て替えられたのだそうです。この地方は冬の寒さが厳しく、雪に見舞われることが多いため雪や寒さに強いこの赤瓦が普及したのだそうです。
 この赤瓦は油土を粉にして漉したものを瓦にかけて焼いています。東広島市の三永地方で油土が多く産出するそうです。
 母屋だけでなく門、塀、倉、納屋、にいたるまで赤瓦が葺かれた、重厚な農家を多く見かけます。今の季節は特に、山の緑や水田の緑と調和して美しい風景です。
 西条盆地一帯に多く見かけますが、黒瀬町でも我が家の近くは多く、中黒瀬にある団地ではこの瓦を使っている家はあまり見かけません。
 東広島市ではこの景観を保全するため、学校や公民館でも積極的に赤瓦を使用しているそうです。

 酒    所

 西日本の三大酒造地(兵庫県の灘、京都の伏見とともに)のひとつです。ミネラル分の少ない軟水を使いよく精米した酒米で醸造する軟水醸造法に特色があり、こくのある女酒と言われているのだそうです。
 東広島市には、賀茂鶴、福美人、西条鶴、賀茂泉、亀齢、賀茂輝、千代乃春、黒瀬町には桜吹雪などの酒蔵があります。
 10月の第2土、日には「酒まつり」が東広島市で開かれ10万人の人出があるそうです。日本の蔵元大集合、5000人の居酒屋、酒のふるさと歌まつり、陸上樽舟レース、などなど酒にまつわる多彩なイベントがあるそうです。一緒に利き酒をしませんか。

  暑  い ?

 ここ黒瀬町は標高200メートルくらいあります。今年は例年に比べて全国的に涼しいとはいえ、ここはやっぱり涼しいようです。
 私が勤める会社に仕事の関係で岡山県総社市のヒルタ工業という会社から時々来る人がいます。会社の人が暑いと言っていると、「日中でもなんとここは涼しいなー、夜8時くらいになると半袖じゃ寒かったけど、岡山に帰ったらちょうど良かったで」と言います。日中で2〜3度、夜は5〜6度くらい総社市とは違うようです。とにかく秋まではここに来て良かった思えるでしょう。しかし、冬の寒さは相当なものらしく寒さに弱い私は困っています。
 でも、とにかく寝苦しい夜もなく、この夏を過ごせるのはありがたいことです。