かもだより No.54  1999年11月7日(月)

 ショージ黒瀬店

 今年の7月20日にショージ黒瀬店は黒瀬町板城から南方に移転し開店しました。開店時間も午前9時半から午後9時までと以前より短くなりましたが、駐車場も広く食料品・雑貨・酒類と薬局・クリーニング店があり日常必要な物は揃っています。
 我が家からは自転車で5分の所にあり買い物が便利になりました。毎週火曜日には恒例の食料品の100円市があり、ポイントが加算され利用額によって商品券やブルーチップブックが渡されるショージカードが家計を助けています。



 遅 い 秋

 標高の高い賀茂台地も10月になっても暖かい日が続いていましたが、11月になり朝夕が霜の降りるほど冷え始めています。
 山々もやっと紅葉が始まっていますが、18号台風による塩害によるものでしょう。賀茂病院の一葉の木は葉っぱが枝の先の葉っぱが紅葉しないで枯れかけているのです。何だか寂しい秋の訪れです。
 異常続きの天候が続いていたので、秋の天高く晴れ渡った空は本当に気持ちがいいものです。


 石手寺(愛媛県松山市)

 石手寺は四国霊場88ヶ所巡拝の第51番札所で昔は杖を手にした四国巡礼のお遍路さんで、現在はバスでの四国巡礼でにぎわっています。  昔「衛門三郎」という欲深い長者がいて、ある日托鉢の僧を弘法大師とは知らずに、彼の托鉢を取り上げ投げつけたところ、鉢は八つに割れました。
 その後8人の子供が次々に死に、三郎は邪心を捨て改心し四国巡礼に旅立ちました。そうして弘法大師に会えぬまま、遂に二十一回目天長8年阿波の国で病に倒れました。その時枕元に弘法大師が現れ、一寸八部の石に「衛門三郎」と刻み彼の手に授けると安心して息を引き取っりました。

 その後豪族河野息利に男子が生まれましたが右手を握ったまま開かないのでこの寺に願をかけたところ、手の中から「衛門三郎」と書かれた石が出てきました。そこでこの石を安養寺に納め寺号を石手寺に改めたそうで、現在「衛門三郎玉の石」は大講堂にあります。この弘法大師(お大師さんと四国では尊敬と親しみをこめて呼んでいます)にまつわる伝説で有名なお寺です。
 母が石手寺が好きで子供の頃はよく一緒にお参りに来ていました。高校時代は剣道部のランニングコースのひとつとしてよく来た思い出の地です。


 父 と 母

 母の病状も少し安定してきましたが、まだまだ食欲が出てきません。医者からは口からの摂取は難しいので胃に直接栄養補給をする事を勧められています。
 2年前も体重が40キロを切り冬が越せるかどうか分からないと言われていた母に、インシュアリキッドのプリンや母の好物を作り一回の食事に1時間半もかけ食べさせ快復させた父は、今度も何とか母を快復させようと好物のメロンと手作りのプリンを持って早朝から片道1時間もかかる病院に通っています。
 母にとってて何が一番良いのか苦しい選択を迫られていますが、母の持つ可能性を最後まであきらめない父の姿をとおして医学の常識が一番良い選択ではない事を私達に訴えています。
 父がもう一度奇跡を起こして母が自宅に帰れる日がもう一度来ることを祈っています。