かもだより No.59  2000年1月12日(水)

 冬景色(酒造り)

 冬の賀茂台地の朝は冷え込みます。標高が高く内陸性の気候であることと、大きな川がないので霧がかからず夜明け前まで気温が下がり続けるのです。良い地下水があることと共にそんな気候風土が酒造りに適しているそうです。
 西条地方の酒造会社は10社あり酒造りは始まっています。朝の凍てついた空気の中空に立ち上る"酒煙"は冬の西条ならではの景色です。
 アパートの隣にある一勝酒造鰍フ工場長さんが「年末お世話になっています。」とお酒と酒粕を持って来られました。「ホームページに載せたいので酒造りを取材させてほしい」とお願いしたら「良いですよ」とのこと、美味しい酒の生まれるまでぜひこの目で見て見たいと思います。



 胃 ろ う

 光彦が冬休みになって出雲市に住む尚美の所に行っている間に松山に帰ってきました。「お母さん帰ったよ」と言うと「ウンウン」とうなずいて喜んでくれます。
 母の食欲が出ない日が続き、11月中旬胃ろうに切り替える処置を取りました。胃ろうに切り替えたことで薬や水分や栄養の摂取が安定して出来るようになり、少しふっくらして表情も豊かになってきました。食事を食べさせる時「美味しい」と声をかけると「美味しい」と一言、母の声を聞いたのは久し振りなので驚きました。
 父は毎日病院に通い薬や水分や栄養の補給の仕方を覚えています。「あんなに出来るものじゃないよ」と看護婦さんや同室のお祖母ちゃん達も口を揃えて言います。
 お母さん、献身的な介護をしているお父さんのためにも、そして私達娘のためにも一日でも元気でいてくださいね。


 2000年の正月

 電気やガスが止まると大騒ぎした2000年のカウントダウンも何事もなく終わり、子ども達が鳴らすクラッカーの音と共に2000年が明けました。
 いつもは光彦と二人暮らしなので食べ物も残りがちですが、5ヶ月ぶりに帰ってきた存と尚美はあっという間に食べてくれます。おせち料理は元旦だけにし、ひとり暮らしでは食べられないおでんやカモ鍋などを作りました。
 夢を追いかけて頑張っている子ども達も「お袋の味」が恋しくなって帰ってくるのだと思うと嬉しいものです。
 2日には尚美と一緒に着物を着て男3人をお供に伊保山神社に初詣に行き来ました。私と存は辰年の年女、年男です。2000年は良い年にしていこうと決意新たな新年です。


 年越しの風邪

 年末松山から帰ってから頭痛と喉の痛みが続き、何ともしんどい年越しをしてしまいました。治りかけてはぶり返し、そのたびにひどくなって熱と咳まで出るようなになってしまい、とうとう5日に病院に行きました。「正月も休日診察してくれる病院があったので行けば良かったのに」と言われましたが、高い熱が出ないのでこんなに長引くとは思っても見ませんでした。3日分ずつ薬をもらい8日と11日に行きやっと治ってきました。今年の風邪はしつこいので罹ったら早く病院に行って治した方が良いですよ。