かもだより No.61  2000年2月 8日(火)

 とんど祭り(中黒瀬小学校)

 2月には入り黒瀬町の各地区毎に田んぼの中にとんどが組まれとんど祭りが行われますが、「中黒瀬小学校は大きなとんどを5基も組んでるから見に行こうよ」と友達に誘われ、私の住む地域の小学校ではないけれど2月2日に取材に行きました。


 中黒瀬小学校は団地が多く児童数1000人を越すマンモス校です。お母さんやお父さん達が竹を切りに行き、地域の人の指導を受けながら危険な作業を力を合わせて作り、1年から4年生子ども達が飾り付けます。
そのとんどに子ども達や地域の人達の家から持ち寄られたお飾りやお札や門松等と、一緒に燃やすと字がきれいになると言われている子ども達の書き初めがのせられます。

 6年生の手によって火が付けられ竹がはじける「ボーンボーン」という大きな音と共に燃え上がります。子ども達は倒れてくると危ないのでとんどが崩れ火の勢いが弱まるまで離れて待っています。
 火の勢いが治まってからがお楽しみです。5年生と地域の人の協力で作った餅米で6年生がついた餅を、長い竹の先に刺し火にかざし焼きます。火の勢いが強いところもあり、上手に焼くのは難しくお餅を黒こげにしている子や、なかなか焼けない子もいましたが、家から持ってきたタレを付けて美味しそうに食べていました。この餅を食べると元気に過ごせるのだそうです。
 地域と学校と保護者が子ども達に元気に育ってほしいという願いで力を合わせ、こんな立派なとんど祭りが行われるのです。


 大池・小池(国立療養所賀茂病院)

 久し振りに昨年春まで住んでいた官舎と賀茂病院の間にある大池のカモに会いに行きました。
 3年前に転勤の話があった時、夫と光彦と3人で粉雪が舞い散る日に心細い思いで賀茂病院を見に来ました。その時凍り付いた池から出てきたカモ達がそばに寄って来てくれて、歓迎されたようでうれしくなりました。「かもだより」のネーミングの由来にもなった可愛いカモ達です。
 大池・小池の周りを取り囲むように立派な松林があります。昔はもっとたくさんの松の木があったそうですが松枯れで少なくなったそうです。昨年の台風の被害では倒れた木もあり、弱った木には栄養剤のボトルが差し込まれていました。何とか元気を取り戻してほしいものです。

 池と松の木とカモ達は四季折々の姿を見せてくれて私の好きな場所です。
 2年間毎日見ていたこの景色も、昨年春の夫の転勤でアパートに引っ越しし少し遠くなりましたが時々はカモに会いに行こうと思いました。