賀茂台地酒造りはミネラル分が少ない軟水を使い、よく精米した酒米で醸造する軟水醸造法が特色でこくのある女酒と言われています。一勝酒造鰍フ水は黒瀬川の伏流水を汲み上げ、椰子殻活性炭と粒状炭で濾過した水を使っています。
酒を仕込む水だけでなく、洗米はもとより、酵母菌を相手の酒造りなので、雑菌が混じらないために、器具の洗浄などにもたくさんの水を使います。
この日洗米していた酒造精米は歩合70%内外(一般には)ですから、私たちが日頃食べているお米の精白歩合は92%に比べずっと小さな米粒です。これが吟醸作りでは40~50%まで磨くのだそうです。
米の外側に含まれるタンパク質や脂肪が多いとすっきりした酒が出来ないし、鉄分が多いと色の濃いガラの悪い酒になるそうです。精米歩合が高すぎてもコウジが出来にくかったり、発酵が強すぎて苦い荒い酒になりやすいので、お酒に適した米粒内部だけを使うのです。
この精米した米を洗米するのですが、吟醸・大吟醸酒などは手洗いで洗米しその他は洗米機で洗います。十分にヌカを除去していない白米を蒸すと、上ネバリのするサバケの悪い蒸米しか出来ません。しかし、1日3~3.3トンの米を仕込みに使うのですから大変な量です。