かもだより No.71  2000年6月 15日(木)

 (有)賀茂クラフト

 景気は回復傾向にあるなんて報道がありますが、本当にそうなのでしょうか、黒瀬町内にある中小の鉄工所は自動車や造船や農機具などの下請けとして成長してきたのですが、景気の低迷による受注の減少と大幅なコストダウンにより経営難にあえいでいます。
 そんな中黒瀬町津江イラスケにある(有)賀茂クラフトは量産品だけでなくオリジナルの金属の工芸品を作っていると聞き取材に伺いました。燭台・鉢置・ゴミスタンド・一輪挿しや美容室の用具入れなどのインテリア製品などを作っています。

 ゴミスタンド(800円)は45リットルのゴミ袋を引っかけて使えるのでイベント会場などで使ってもらっているそうです。
 「家庭で使っていて溶接がはずれた物の修理もしたい」「不況の中でも技術を生かし、知恵を出し、地域の人達と結びついた仕事をして生き残っていきたい」との思いを語られました。
 「友達も呼んで作っている燭台にろうそくを立てて、会社の前でバーベキューをしょう」とのお誘いを受けました。
 消費者と企業を繋ぐ媒体としてホームページは資金もかからず気軽に取り組めるので、私のホームページ作りが役にてばと思います。

もみじ園・さくら園

 介護保険制度がスタートした4月1日に黒瀬町の「総合福祉公園構想」にもとづき、隣接する広島国際大学との連携を視野に入れた福祉ゾーンに、もみじ園(介護老人保健施設/入所60名・痴呆加算対象15名/ショートステイ10名/デイケア25名)さくら園(特別養護老人ホーム/入所50名/ショートステイ10名/デイサービス25名)が総事業費23億8402万9千円をかけて開園されました。
 広島県では施設への入所待ちが問題になっていますが、黒瀬町では長期療養型病床を含めて充足率120%だそうです。
 施設の完成により福祉の受け皿は出来ましたが、高齢者が一人の人間として尊厳を持って生きていくことをお手伝いできる福祉サービスが提供出来かが問われています。


 梅雨入り

 賀茂台地は梅雨に入り雨も多くうっとうしい季節ですが、日々緑が濃くなり、緑の水田と赤瓦(寒さに強いため明治末期から昭和初期にかけて普及した)と白壁の農家のコントラストが一年中で一番美しい季節です。

 黒瀬町に来た3年前はこの地方独特の赤瓦に違和感を覚えましたが、典型的な日本家屋でありながら赤瓦と白壁の色彩が明るく西洋的で美しいと感じるようになりました。
 一昨年から夜は友達に誘われて光彦と一緒にホタルを見に行きます。黒瀬町に来るまでこんなにたくさんのホタルが舞う姿など見たことが無かったので、梅雨が来るのが楽しみになってきました。

 しかし昨年は6月29日と9月15日の豪雨により黒瀬町でも、土石流や黒瀬川や支流の堤防が崩れる被害を出し、梅雨に入った今もまだ堤防の修理が続いています。
 今年は雨の少ない梅雨入りですが、被害を出すことなく梅雨が終わることを祈っています。