かもだより No.90  2001年 1月 17日(水)

金光酒造合資会社

清酒桜吹雪(金光酒造合資会社)

桜吹雪の蔵
 この地域独特の赤瓦と白壁の美しい酒蔵は黒瀬町乃美尾の国道375号線沿いに位置しています。
 創業明治3年の金光酒造合資会社は広島杜氏のもと軟式醸造法で醸し出され口当たりの柔らかくソフトな女酒を得意としています。
 酒名「桜吹雪」の由来は、広島の酒問屋が持っていたものを先代が気に入って買い取ったそうです。その当時は「賀茂の露」「鬼酔」といった酒名も持っていました。「桜吹雪」は上級酒として使用したものを昭和初期に蔵全体の酒名として一本に絞ったそうです。
 コクのあるうまみとすっきりとしたのどごしは地元広島でしか飲めない地酒として人々に愛されています。

蒸米
大吟醸の酒造り

蒸し米  標高200メートル余りの黒瀬町の冬の朝は特に冷え込みます。昼と朝の寒暖の差が美味しい酒を造りだし、この冷え込む12月〜3月にかけて行われ、大吟醸や吟醸の酒の仕込みは一番冷え込む1月〜2月に行われます。

 大吟醸の麹米は40%にまで精米され、前日に洗米し浸漬され水切りをし、朝早く蒸し器に入れて蒸します。蒸し器から勢い良く出た蒸気が、凍てついた賀茂台地に上がるのです。

麹作り 1月12日に朝7時から取材に伺いましたが、凍り付いた大地には霜柱が立ち蔵の中の温度は9時を過ぎても3℃で冷蔵庫の中より寒い蔵の中での作業です。

麹室 金光酒造合資会社でも醸造の行程は機械を導入していますが、「麹は酒造りのうえで一番大切だから」と酒を作る酵母菌の餌となる麹だけは昔ながらの手作業で作られています。
 
生酒 神のいたずら
黒瀬町のお酒

 地酒と言っても、他の土地で出来たお米を仕入れて作っている酒蔵も多いけれど、桜吹雪は黒瀬で出来たお米「あきろまん」で作り黒瀬の人に愛されるの酒造りにこだわっています。 飲みやすくのどごしも良いけれどうまみもある。地域の人に愛されるお酒をあなたも飲んでみませんか!
 絞った後熱処理をしなで冷蔵庫で保存し熟成を進める吟醸・大吟醸酒は流通の過程での温度変化で味が台無しになってしまうことがあります。
 量販店でも購入することが出来ますが、金光酒造合資会社でも直接販売もしています。夏特に特に鮮度の違いが分かるはずです。事前に連絡を取れば酒蔵見学も出来るそうです。

金光酒造合資会社

広島県賀茂郡黒瀬町大字乃美尾1364−2
TEL0823−82−2006/FAX0823−82−7948

休日 日曜日
金光酒造合資会社へのお問い合わせは E-mail:sakurasaku@mx4.tiki.ne.jp