かもだより No.98  2001年 5月 7日(月)

父と母"
ガン治療(如何に生きるか)

 4月23日に膀胱ガンの治療のため愛媛大学医学部に入院していた父の検査結果が出たので、今後の治療法方針について主治医と本人を含めて私たち家族で話し合いました。
 ガンの転移が無ければ膀胱を摘出する手術を望んでいた父でしたが、摘出したとしても5年後の生存率は50%であること、治療法としてのデーターは少ないけれど膀胱に残っているガン組織をもう一度削り取って放射線と抗ガン剤での治療法は治療期間は長くかかるけれど、現在あるデーターでは3年の生存率が80%なので現在80才の父にとってはこの治療法を選んだ方が良いのではないかと主治医から話されました。
 初期のガンの治療は進んできていて決して怖くない病気になつつありますが、しかし100%確実な治療法があるわけではなく病気と直面した時これからの人生をどう生きていきたいか自ら選択し病気と闘って行かなくてはなりません。私たち姉妹も父の80才という年齢を考えると大きな手術は出来ればさけたいと思っていたし、父もこの治療法を積極的に選んでくれました。
 入院期間が3ヶ月かかるとのことなので気分転換をしてもらおうと、4月25日に外出許可をもらい父を母に会いに連れて行きました。父が入院する前に風邪を引いて体調を崩していた母の元気そうになった顔を見て父もほっとしていました。5月2日には膀胱の中に残ったガン組織を取る手術を無事終えることができ、手術の傷跡が癒えてから放射線の治療が始まります。父の気丈さに返って励まされるような私たち姉妹ですが、入院期間力を合わせて乗り切って行きたいと思っています。


国道375号線沿いのフジ棚
フジの花(国道375号線沿い)

 4月は松山市と黒瀬町を行ったり来たりしながら忙しく生活して疲れていたのでしょうか風邪を引いてしまいました。手術を前にした父に移してもいけないので妹夫婦に父のことを頼み4月27日黒瀬町に帰ってきました。
国道375号線沿いのフジ 病院に行って薬をもらえばすぐに治るだろうと軽く考えていたら頭痛と鼻水と咳とは治まらず熱も上がって来て薬も無くなり、寝ていても治りそうもないので4月30日には休日急患に行きました。薬を変えてもらって翌日にはやっと熱が下がりほっとしましたが「治りかけが大切だからゆっくり過ごしなさい」との娘の忠告を素直に聞いて、GWに行こうと思った三永の水源地のフジを諦めて国道375沿いフジ棚まで行っただけに終わってしまいました。


野に咲く花
野に咲く花
 
野に咲く花

 「賀茂台地の植物」の種類を増やそうと我が家の近くの黒瀬川沿いの堤防や田圃のあぜ道を散歩しては写真を撮っていると、車や自転車で通ったのでは気が付かなかった小さな花がたくさん咲いているのに気づきます。
 私が持っている小学館の「自然大博物館」で調べても名前の分からない草花もたくさんあります。立ち止まりしゃがみ込み、オリンバスC−920ZOOMのマクロモードで撮っていると蝶や蜂やてんとう虫等の昆虫が花の蜜を吸いに集まって来ている事を見つけます。そして家に帰ってパソコンに取り込んでみると肉眼では見ることの出来なかった拡大された野に咲く花の、新たな美しさを発見し嬉しくなるこの頃です。