魁男塾
剣 桃太郎、参上
主題歌:「汚れちまった悲しみに、、、」

エンディング曲:「幾時代、ありまして」
男塾って何だ???

1985年、週刊少年ジャンプで連載された宮下あきら先生の原作。
大まかな内容はと言うと

全寮制、生徒数三学年でおよそ三百名。暴力沙汰などで幾つもの高校を退学させられ行き場の無くなった連中ばかりが集まる学校、それが男塾、、、。

と言うのが公式なストーリー。1980年代、前半から中盤にかけて、どういう訳か少林寺拳法、クンフーといった格闘技が流行っていた。
この当時、少年ジャンプが誇っていた北斗の拳、ドラゴンボール、聖闘士星矢なども拳法、クンフーといった題材を扱っており、この男塾も中盤から路線を変更し、少年ジャンプお得意の格闘トーナメント式漫画へと変貌していった。と言うのも元々この漫画は格闘といっても型の無い喧嘩バトルに近く、北斗の拳、ドラゴンボールのように○○拳、○○奥義というようなカッコよさは無くゴテゴテとした地味な展開の為、初期の頃の連載時は人気が取れなかった。しかし、中盤の「驚羅大四凶殺(きょうらだいよんきょうさつ)」編を境にマニアックな拳法の世界に突入していった。
これが読者に大受けし、不動の人気を得る事に成功する。私本人もこの大四凶殺編から読み始めたのを記憶している。同じような時期にジャッキーの拳シリーズ、少林寺映画などがテレビの映画で頻繁に放送され、クンフー映画、格闘漫画共に相乗効果を生み出したんではないだろうか。

アニメ男塾について

正直言ってまさかこの漫画がアニメになる事は無いだろうと思っていた。
このアニメが放送される前、長かったアニメ北斗の拳が終結し、当時、少年だった私は「次に何のアニメをやるんだろう、、、」と期待に胸を膨らませていた。そして次期アニメが決まった。密かに「アニメ化されたらいいな〜」程度に期待していたまさかまさかのアニメ版・魁男塾の放送決定である
製作スタッフ、声優キャストはアニメ北斗の拳から引き継がれ不自然さを感じさせずにスタートした。
人気漫画がアニメ化されるにあたり、読者という者は「原作通りに進めて欲しい」という願望が必ずある。だが、アニメ北斗の拳でもそうだったようにオリジナルストーリーが随所に導入され、一部、キャラの変更もされ、それとは逆にオリジナルのキャラが追加されたりと試行錯誤しながら話は進んでいった。驚羅大四凶殺が終わり、大威震八連制覇(だいいしんぱーれんせいは)に突入し、いよいよ本格的に話が面白くなってきた所に

アニメ男塾、最大のピンチが訪れた

内容的に学生の暴力を扱ってるのが災いし、学生、暴力、殺人、と刺激的過ぎるキーワードも揃ってしまい、遂にPTAの方々が不穏な動きをし始めだした(笑)
この動きによって大威震八連制覇編真っ最中の飛燕VSセンクウ戦に水をさされた。それまで普通に戦いが描かれていたのに、CMを挟んで残りの試合は全てダイジェストにされ桃VS邪鬼戦の最終戦に一気に突入。しかもよりによって私の好きなキャラ、男塾三号生四天王・羅刹(らせつ)の雄姿が拝めないまま終わってしまうという素敵過ぎる展開に発展(泣)戦死したかに思えた塾生達が次々に生き返り(笑)あれやこれやの内にあっという間にアニメ魁男塾は無念の打ち切り終了。
先に述べたPTAからの圧力が本当に直接の原因なのかは私の範囲では調べようがないので全貌は謎のままだが、この次期、拳法やクンフーの世界が飽きられ始めてきた時代というのも少なからず影響はあるのかもしれない。時代はスポーツ系アクションのジャンルに移って行き、ブームだったクンフー、拳法はいつしかマイナーに落ちぶれ、クンフースター・ジャッキーチェンもスポーツ系アクション映画に路線を変えていくのである。

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