ぼくは、もともと鳥系が苦手な人間である。何が苦手かというと、羽音がダメなのである。あのバタバタという羽音が耳元ですると鳥肌が立つ人間だった。ところが女房がセキセイインコを数年前から飼い始めて、たまに家の中にインコを放つようになった。最初のうちはダメだったが、そのうち免疫も少し付いてきた。そんな折りに偶然ネット上でヒメウズラに出会った。ずんぐりむっくりした体形が妙にかわいくてしかも飛ぶ鳥というよりもニワトリの様に歩き回る鳥というイメージだった。「飼ってみたい・・・・・」そんな欲求が大きくふくらんで、近くのペットショップに足を運んだ。ところが何軒まわってもヒメウズラを扱っているところはない。電話帳で何軒か鳥専門のショップに電話をかけてもだめだった。こうなったらネットで・・・・・。と一生懸命検索してやっとヒメウズラを扱っている業者さんを見つけた。ヒメウズラにはノーマルタイプとノーマルタイプが存在する。ぼくはノーマルタイプが欲しかったのだが、今のところシルバー♂とノーマル♀しかいないということで、掛け合わせれば子どもはノーマルもシルバーも出てくると言われて、「それもいいかも・・・・」と♂シルバー1匹と♀ノーマル2匹をお願いした。ヒメウズラはハーレムを作るということで、業者さんがサービスで♀をもう一匹付けてくれると言ってくださった。ということで合計4匹のヒメウズラが我が家に仲間入りしたのである。
♂のヒメウズラ。名前は「うずら」。そのままじゃないかと思われますが、発音のアクセントの場所が前にきます。モスラと同じような発音で「うずら」なんです。雄独特のくちばしの下の模様がなんとも魅力的です。たまに「ハッホー」と雄叫びをあげるのがまたなんともかわいいのです。
♀のノーマルウズラ。1匹は残念ながら先日急死してしまいました。雄につつかれて背中の羽がはげています。たまに卵を産みます。卵は産み始めると毎日1個ずつ5〜8個くらい産みます。食べても良し、有精卵なら孵化させても良し。ウズラによって卵の色が違うところが不思議です。
これはF1の♀シルバーです。孵卵器で温めて、10個中2個が孵化しました。その2匹は、業者さんが教えてくれたように、1羽がシルバーもう一羽がノーマルでした。ところがノーマルは生後1週間頃に死んでしまいました。
シルバーの方はすくすくと育ち、もう親と同じサイズになりました。手のひらにのせて喉をなでてあげると寝てしまいます。雄親にやはり背中の羽をむしられてしまいました。
これが、ゲージです。ご覧の通り、片方は衣装ケースを二つ重ねています。ウズラは驚くと真上に飛び上がる習性があるので、天井も穴をあけて網戸の網を張りました。鶏小屋の方は天井にあのプチプチつぶせるビニールを貼っています。砂浴びようの入れ物にはチンチラ用に売っていたケースを使用しています。

長野に割と大きなペットショップができたので、早速見に行きました。小動物コーナーには定番のハムスターやインコなどがいましたが、よく見ると、な・なんとヒメウズラが売っているではないですか。しかも前から探し求めていたノーマルの♂が、あのどこかの金融業者の宣伝に出てくるチワワのようにこちらをうるうると見ているじゃあないですかってウズラがうるうるするわけないですね(笑)  これは我が家の大事な一人娘のお婿さんにと連れて帰ってしまうのも当然でしょう。どうです?シルバーの雄とまた違う雰囲気で格好いいでしょう。ツキノワグマみたいな皇帝ペンギンのような模様が魅力的です。
つづく