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【さい】〜【さく】

−−−−−−−さい−−−−−−−
塞翁が馬
(さいおうがうま)
・斎戒沐浴
(さいかいもくよく) 神事や仏事に関わる前に、飲食や行動を慎(つつし)み、穢(けが)れを落とすため身体を洗うこと。 出典:「孟子離婁・下」 
参考:斎戒 神仏に関する物事や神聖な仕事などをする者が、飲食や動作を慎み、時に一定の規律を守って、心身の穢れを除くこと。
・才覚者
(さいかくもの) 機転が利く人、才知がある人という意味で、事に臨んで的確にてきぱきと処理できる人。 類:●才覚人
・歳寒の三友(さいかんのさんゆう) 東洋画の画題の一つで、寒い季節に耐える「松・竹・梅」または「梅・水仙・竹」の三種の植物を描くもの。
・歳寒の松柏
(さいかんのしょうはく) 極寒に耐える檜や松のように、逆境に置かれても、思想を変えない人を喩えていう。 類:●後凋(こうちょう)の節●後凋の心 出典:「論語−子罕」 「歳寒然後、知松柏後凋也」 
・才気煥発
(さいきかんぱつ) 優れた才気が表に現れ出ること。頭の働きが早く、活発で目立つこと。 例:「機に臨んで才気煥発する」
・細工は流流仕上げを御ろうじろ(さいくはりゅうりゅうしあげをごろうじろ)[=見よ] 十分に工夫技巧を凝らしているから、遣り方についてとやかく言わないで、出来上がりを見てから批評して呉れという意味。
・細工貧乏人宝
(さいくびんぼうひとだから) 器用な人は他人から重宝(ちょうほう)がられるが、自分の得にはならず、結局貧乏するということ。
・歳月人を待たず
(さいげつひとをまたず) 年月は人の都合に関わりなく刻々に過ぎ去り、瞬時も留まらない。 類:●歳月流るる如し●光陰矢の如し 出典:「陶淵明集−4・雑詩」
・最後通牒
(さいごつうちょう) 英語のultimatum。国家間の友好的な外交交渉を打ち切り、最終的な要求を提示し、一定期限(通常24または48時間)内に容(い)れられなければ実力行使をする旨を述べた外交文書。
・最後っ屁
(さいごっぺ) 鼬(いたち)が追い詰められたとき、身を防ぐために尻から放つ悪臭のことで、転じて、切羽詰まったとき、苦し紛れに考える手段のこと。 類:●窮余の一策
・最後に笑う者が最も良く笑う
(さいごにわらうものがもっともよくわらう) 初め笑っていた者も最後に泣くこともある。最終の結果が良くて笑う者が最高であるということ。
・最後の手段
(さいごのしゅだん) 切羽詰まったとき、講じることができる残された一つの方策。 類:●窮余の一策
・在在所所
(ざいざいしょしょ) 1.あちらこちら。ここかしこ。あらゆる所。いたるところ。 類:●所々在々 2.あちらこちらの村里。そこここの在郷。
・採算が取れる
(さいさんがとれる)[=合う] 収支が引き合う。または、利益がある。 類:●採算が合う●算盤(そろばん)が合う
・再三再四
(さいさんさいし) 何度も。ある動作が繰り返し何度も行われる。再三を強めて言った言葉。 類:●度々 例:「再三再四注意しているのに遅刻する」 
★多くは副詞的に用いる。<国語大辞典(小)> 参考:再三(さいさん) 二度(再)も三度も。
・才子佳人(さいしかじん) 才知の優れた男と美人の誉れ高い女という意味で、好一対の男女の組み合わせのこと。結婚式などでの誉め言葉。
・妻子眷属(さいしけんぞく) 妻子と眷属(=血が繋がっている者、一族)。妻子や親族。一家一門。 類:●一族郎党●一家眷属
・才子才に倒れる
(さいしさいにたおれる)
=(おぼ)れる] 才知の優れた者は、自分の才知や学問を頼むあまりに却って失敗しがちである。
・再思三考(さいしさんこう) もう一度良く考え、更にまた考え直すという意味から、考えに考えを重ねて熟慮すること。 類:●再思再考
・才子多病(さいしたびょう) 才子は才がある代わりに兎角(とかく)体が弱くて病気になりがちである。
・罪障の山(ざいしょうのやま) 成仏(じょうぶつ)の障害となる罪業(ざいごう)が大きいことを山に喩えて言ったもの。 
参考:罪障(ざいしょう) 仏教用語。往生・成仏などの善果を得るのに妨げとなる悪い行い。往生の障害となる罪業。
・才色兼備
(さいしょくけんび) 女性が優れた才能と美しい顔貌(かおかたち)とを持っていること。 例:「新婦は才色兼備の人です」
・彩ずる仏の鼻を掻く(さいずるほとけのはなをかく) 「彩ずる」は彩色を施して飾るの意。念を入れ過ぎたため、却って大切な部分を駄目にしてしまうこと。 類:●過ぎたるは猶及ばざるが如し 
★仏像を作り上げるのに、もう少しよくしようと手を入れているうちに肝心な鼻を欠いてしまうことから。<寺子屋ネット/浄土真宗本願寺派蓮浄寺> 
・催促振る舞い
(さいそくぶるまい) こちらから催促して馳走(ちそう)させる。饗応を強請(ねだ)る。 類:●催促顔
・才太郎畑
(さいたらばたけ) 1.江戸時代、大坂千日寺の火葬場の東にあった空地の俗称。2.冥土ではあるが地獄と極楽との間にある、どっちつかずの所。 用例:浄・心中二つ腹帯「死出の田長を友がねに―のかがしかと」 3.どっちつかずで中途半端なこと、生半可なこと。
・才太郎畑へ行く
(さいたらばたけへいく)[=走る] 無駄な仕事、または益のないことをする。
・在天の霊
(ざいてんのれい) 死者を祀(まつ)る時などに、その霊魂を指す言葉。
・才走る(さいばしる) 才能が働き過ぎる。才能が閃(ひらめ)き過ぎる。才気に溢(あふ)れる。また、才能に任せて事をする。
・賽は投げられた
(さいはなげられた) ラテン語のAlea jacta estの訳。 
カエサル(シーザー)がルビコン川を渡る時に言ったといわれる言葉。一旦乗り出してしまった以上、最早最後までやるより外に道はない。開始してしまったからには断行あるのみである。 出典:ローマ皇帝伝(こうていでん) スエトニウス。カエサル及び、ユリウス=クラウディウス朝、内乱期、フラウィウス朝のローマ皇帝の伝記。ローマ帝国の実質的な初代皇帝と見なされていたカエサルは皇帝伝の冒頭に登場し、失なわれた部分を含めると彼に関する記述が最も多い。「帝王伝」。 人物:カエサル 英語名はシーザー、ケーザル(Caesar)。ローマの将軍、政治家。ジュリアス・シーザー。前100〜前44。紀元前60年、クラッスス、ポンペイウスと第一次三頭政治を樹立。全ガリアの平定後、ポンペイウスをエジプトに追って滅ぼし、各地の内乱を平定して、独裁官となる。多方面に事績を上げたが、共和政体擁護を唱えるカッシウス、ブルトゥスらによって暗殺された。文人としてもすぐれ、「ガリア戦記」「内乱記」の史書がある。
・財布の口を締める
(さいふのくちをしめる) 無駄な金を使わないように気を付ける。 類:●節約する
・財布の紐が堅い(さいふのひもがかたい) 無駄金を使わない。
・財布の紐が長い(さいふのひもがながい) 金を出し渋る。けちで金を出さない。
・財布の紐を首に掛けるよりは心に掛けよ
(さいふのひもをくびにかけるよりはこころのかけよ) 金を盗まれないように用心するよりは無駄使いしないように気を付けよ。
・財布の紐を握る
(さいふのひもをにぎる) 金銭の出し入れの権限を持っている。 類:●財布の尻を押さえる
・采を振る(さいをふる・ざいを〜)[=採(と)る] 人に指図(さしず)をする。指揮して物事を行う。 類:●采配を振る●采を採る
−−−−−−−さお−−−−−−−
・竿竹で星を打つ(さおだけでほしをうつ) 1.竹竿で星を払い落とすということで、不可能な事をすること。その愚かさの喩え。2.思う所に届かないもどかしさの喩え。
・竿の先の鈴
(さおのさきのすず) 口喧(やかま)しく騒々しいこと。人が、多弁なこと。
・棹楫干さず
(さおかじほさず) 舟を漕ぐ道具を乾かす隙(ひま)がないほど、絶えず舟で通航していること。また、舟の通航が多いこと。
−−−−−−−さか−−−−−−−
・逆馬に入る
(さかうまにいる) 将棋で、王将が相手の三段目以内の陣に入る「入り王」のことを言うが、転じて、人が年齢に逆らって若やぐことを喩えても言う。
・逆恨み(さかうらみ) 1.こちらが恨みに思っている相手から、逆に恨まれる。 例:「逆恨みを受ける」 2.他人からの好意を曲解して、却(かえ)って恨むこと。 例:「忠告したら逆恨みされた」
・座が醒める
(ざがさめる)[=白(しら)ける] その場の人々の感興が削(そ)がれる。
・逆さ別れ(さかさわかれ) 当然の順序と違って、子供が親に先だって死ぬこと。 類:●逆様の別れ
・杯を返す
(さかずきをかえす) 1.差された杯の酒を飲み干して、その人へ差し返す。返杯する。2.侠客仲間などで、子分が親分に対して縁を切ること。 
反:●杯を貰う
・座が長い
(ざがながい) 長い時間座り込んでいるという意味で、訪問してきて中々帰ろうとしない客のこと。 類:●長尻(ながじり)●長っ尻(ながっちり)
・逆螺子を食わす(さかねじをくわす)[=食わせる] 非難や抗議を仕掛けてきた者に対して、反対に詰(なじ)る。逆に問い詰める。または、逆手(ぎゃくて・さかて)を取る。 類:●反りを打つ
・坂道を転げるよう
(さかみちをころげるよう)[=転がるよう] 1.段々勢いが付いて転がり落ちていく様子。2.転じて、人などが加速度的に堕落していく様子。状況が益々悪くなっていく様子。 例:「40の声を聞くと坂道を転がるように衰える」
・盛りが付く(さかりがつく) 動物が、一定の時期に発情すること。 例:「盛りが付いた猫のよう」
・逆を食わす
(さかをくわす) → 
逆螺子を食わす
−−−−−−−さき−−−−−−−
・先が思い遣られる(さきがおもいやられる) 将来が心配である。悪い状態になるのではないかと心配である。
・先が見える 1.将来のことについて見通す能力がある。2.将来どうなるか予想が付く。 
★悲観的予想についていうことが多い。<国語大辞典(小)> 例:「このままでは失敗は目に見えている」
・先立つ
(さきだつ) 1.真っ先に起こる。他のことより先に起こる。第一となる。先んずる。 例:「涙が先立つ」 用例:伊勢−一六「つひに尼になりて、姉のさきたちてなりたる所へ行くを」 2.先に死ぬ。 例:「先立つ不孝をお許しください」 用例:源氏−桐壺「限りあらむ道にも、後れさきだたじと契(ちぎ)らせ給ひけるを」 3.真っ先に必要になる。 例:「先立つものは金」
・先立つもの
(さきだつもの) お金のこと。 ★先ず第一に必要なもの、という意味でいう。
・先走る
(さきばしる) 1.先頭を走る。2.他人より先になる。先んじて行なう。 用例:浄・平家女護島−二「いかめしげに先走独ぬきん出何とする」 3.不確かな判断に基づいて、他人を出し抜いた言動をする。また、事実を確かめる前に、独り善がりに判断したり行動したりする。 例:「先走って失敗をする」 4.取引市場で、相場が材料の実現より先に騰貴(とうき)したり下落したりする。
・先棒担ぎ
(さきぼうかせぎ) 人の先に立って騒ぎ回ること。また、その人。
・先棒を振る
(さきぼうをふる)[=に立(た)つ] 人々の先に立って物事をする。
・先を争う
(さきをあらそう) 我先にと互いに競い合う。一番になろうと争う。
・鷺を烏(さぎにからす) 明らかに白いものを、無理矢理に黒いと言い張るように、ものの道理をわざと反対に言い曲げること。不合理なことを強引に主張すること。 類:●烏を鷺鹿を指して馬と言う這っても黒豆
・先を越す
(さきをこす)[=潜(くぐ)る] 相手の考えなどを察して相手より先に手を打つ。 類:●先を潜る●先を回す●先手を打つ●先を取る
・先を読む 
将来に起こることを予測・推測する。
先んずれば人を制す
(さきんずればひとをせいす)
−−−−−−−さく−−−−−−−
・昨非今是
(さくひこんぜ) 境遇や考え方が変わって、昨日悪いと思ったことが今日は正しいと思われること。 出典:陶潜(
陶淵明)「帰去来辞」 「寔迷途其未遠、覚今是而昨非」
・桜
(さくら) 1.江戸時代の劇場で、頼まれて役者に声を掛ける者などを入れるための特別の桟敷(さじき)。また、その者。 類:●太郎桟敷 ★芝居と違って桜は只で見ることができ、その「只で見る」の意から芝居の無料見物人の意となり、そこから生じたという。 2.露店などの業者の仲間で、客を装って品物を買ったり褒めたりして他の客の購買心をそそる者。また一般に、馴れ合いをいう俗語。 類:●回し者手の者 例:「夜店のさくら」 ★桜が咲くと人が集まるから、または、散々賑わしておいてパッといなくなるのが桜が散るのに似ているから、という。
・探りを入れる
(さぐりをいれる) 相手の様子を、または、隠していることなどを探ろうとして、それとなく聞いてみる。 類:●鎌を掛ける
・簀を易う
(さくをかう) 学徳のある人の死や賢人の死を敬って言う言葉。 
故事:礼記−檀弓」 孔子の弟子の曾子は、死ぬ前に病床の大夫用の簀(すのこ)を、身分不相応だとして、易(か)えさせた。 類:●易簀
・策を巡らす
(さくをめぐらす) 謀(はかりごと)をあれこれと行き渡らせるという意味で、ある目的を遂げるために様々な工夫を凝らすこと。 類:●策を講ずる
・策を弄する(さくをろうする) 不必要な策、もしくは不純な策を好んで用いること。

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