移転しました→ ../../tomomi965/index2.html

【せい】〜【せい】

−−−−−−−せい(あ)−−−−−−−
・井蛙(せいあ) 見識が狭い者の喩え。井戸の中に住んでいる蛙には、海のことを話しても分からない。それはその狭い住処に囚われているからだ。 類:●井底の蛙●井の中の蛙 出典:「荘子−秋水」 「井蛙不可以語於海者、拘於虚也」
・性相近し、習い相遠し
(せいあいちかし、ならいあいとおし) 人間が先天的に持つ性質には個人差はないが、後天的な習慣の違いや教育の違いによって、種々の大きな差が生じてくる。 出典:「論語−陽貨」 「性相近也、習相遠也」
・井蛙の見(せいあのけん) 見識が狭いことの喩え。
・生ある者は死あり(せいあるものはしあり) 命あるものには、必ず死ぬ時が訪れる。
−−−−−−−せい(か)−−−−−−−
・臍下丹田に力を入れる
(せいかたんでんにちからをいれる) 「臍下丹田」は臍の下の腹の部分を指し、ここに気力を集めると健康になったり、勇気が出たりすると言われている。気力を込めて事を成すこと、あるいは、相手に対して勇気を出して立ち向かって行くこと。
・精が出る(せいがでる) 元気があって良く励む。元気に活動する。
青眼(せいがん)
・晴好雨奇
(せいこううき) 空が良く晴れていても眺めが良く、雨が降ってもまた眺めが優れている。晴天にも雨天にもそれぞれ風情(ふぜい)があること。 出典:「蘇軾−飲湖上初晴後雨詩」
・晴耕雨読(せいこううどく) 晴れた日には外に出て田畑を耕(たがや)し、雨の日には家に居て読書をすること。悠々自適の境遇を指していう。 類:●悠々自適
・誠惶誠恐
(せいこうせいきょう) 心から怖れ畏(かしこ)まるという意味だが、主に、手紙の終わりに敬意を表して添える言葉として用いられる。 類:●誠恐誠惶●
誠恐頓首
・誠惶頓首
(せいこうとんしゅ) 心から怖れ畏まり地に額(ぬか)ずくという意味。主に、手紙の終わりに敬意を表して添える言葉として用いられる。
・正鵠を射る
(せいこくをいる)[=得る」 物事の急所や要点を正しく押さえている。核心を突いている。 類:●的を射る肯綮(こうけい)に当たる 
参考:正鵠 的の中央の黒点。図星。
−−−−−−−せい(さ)−−−−−−−
・精彩を欠く
(せいさいをかく) 生き生きとした様子がなくなる。活気が失せる。冴えなくなる。
・精彩を放つ
(せいさいをはなつ) 美しい光を放つという意味で、目立って優れた点が現れる。
鑿相容れず(ぜいさくあいいれず) 物事が互いに食い違って、噛み合わないこと。 類:●円鑿方●方円鑿●円孔方木(えんこうほうぼく)●方底円蓋(えんがい)●交喙の嘴
・正朔を奉ず
(せいさくをほうず) 天子の統治に服従する。臣民となる。 
参考:正朔 中国で古代、新しく天子が立つと暦を改めたところから、天子の支配。また、王統。
・生殺与奪
(せいさつよだつ) 生かしたり殺したり、与えたり奪ったりすること。どのようにでも思いのままになること。 例:「生殺与奪の権を握る」
・青山一髪
(せいざんいっぱつ) 遠く青々と茂った山が青い空と接する線を、一本の髪の毛に喩えた語。青い山が遠くかすかに見える様子。 出典:「蘇軾−澄邁駅通潮閣詩」
・西施の顰に倣う
(せいしのひそみにならう) 無闇(むやみ)に人の真似をして、世間の物笑いになること。また、人に倣って事をする場合に、謙遜して使う。 類:●顰に倣う 出典:「荘子−天運」 
故事:西施が胸を病み、苦し気な顔をしたのを、美の仕種(しぐさ)と思い込んで里の醜女が真似(まね)た。 
・盛昌我意に任す
(せいしょうがいにまかす) 権勢が盛んで自分の思うままに振舞うこと。
・生色を失う
(せいしょくをうしなう) 非常な驚きや恐れのため、生きた顔色がなくなること。死人のように生気が失われること。
精神一到何事か成らざらん(せいしんいっとうなにごとかならざらん)
・聖人に夢なし
(せいじんにゆめなし) 聖人は、悟りの境地にあり、雑念がないからつまらない夢など見ないものである。妄想に煩(わずら)わされないから、眠っていてもつまらない夢など見ることはない。 類:●至人に夢なし 出典:「荘子−大宗師」 「古之真人、其寝不夢、其覚無憂」
・聖人は物に凝滞せず
(せいじんはぎょうたいせず) 聖人は時の流れに従って自然に身を処し、一つの物に拘(こだわ)らないから、徒(いたず)らに己を苦しめない。 類:●聖人に心なし 出典:「楚辞−漁夫」
・清水に魚棲まず
(せいすいにうおすまず) 清らかな水の中には魚は棲(す)まない。あまりに清廉潔白過ぎると、却(かえ)って人が近よらないものである。 類:●石上五穀を生ぜず●水清ければ魚棲まず 出典:「孔子家語−入官」 「水至清即無魚、人至察則無徒」
噬臍(ぜいせい)
・正々堂々
(せいせいどうどう) 1.軍隊などが、陣容が整い意気盛んな様子。 例:「正々堂々と行進する」 2.態度が正しく立派である。公明正大で卑怯な手段を取らないこと。 例:「正々堂々と闘う」 出典:「孫子−軍争」 「無邀正正之旗、無撃堂堂之陣」
・正々の旗、堂々の陣
(せいせいのはた、どうどうのじん) 旗波がよく整い、意気盛んな陣列。勢いが盛んな軍隊の形容。 出典:「孫子−軍争」 
★「正正堂堂」の語源<大辞林(三)>
・生々発展
(せいせいはってん) 盛んに活動しながら絶えず向上すること。
・生生流転
(せいせいるてん・しょうじょうるてん) 万物の活動は絶えず生まれ変わり死に変わりして、留まるところがない。一切のものは絶えず変化している。生死因果の理(ことわり)が常に極まりないこと。 類:●
All things are constantly changing.
・勢揃い
(せいぞろい) 1.軍勢が揃うこと。2.大勢の人が一か所に寄り集まること。一同が揃い集まること。 例:「親族一同が勢揃いする」 3.一切のものが揃うこと。
・生存競争
(せいぞんきょうそう) 1.マルサスの人口論からヒントを得たといわれるダーウィンの進化論の中心概念。生物の全ての種(しゅ)は多産性を原則とするので、限られた自然環境内で生存し子孫を残すためには同種、または異種の個体間でより良い環境条件を奪い合う形になる。これを競争に見立てていう。ダーウィンはこれに基づいて自然選択説を立てた。2.人間社会で、生活の存続や地位の獲得を巡って起こる競争。 類:●弱肉強食 
 ★(英struggle for existenceを加藤弘之が訳した語)<国語大辞典(小)> 人物:ダーウィン(Charles Robert Darwin チャールズ・ロバート) イギリスの博物学者。1809〜1882。自然選択説による進化論を提唱。測量船ビーグル号で世界を周航し、動植物、地質などの基礎調査を行った。
−−−−−−−せい(た)−−−−−−−
・清濁併せ呑む
(せいだくあわせのむ) 心が広く、善悪の区別なく、あるがままに受け入れる。度量が大きいこと。
・贅沢三昧
(ぜいたくざんまい) したい放題の贅沢という意味で、思うがままに贅沢に耽(ふけ)ること。
清談(せいだん)
・生知安行
(せいちあんこう) 生まれながら道理に通じ、安んじてこれを実行すること。 出典:「中庸」 「或生而知之、或学而知之、或困而知之、及其知之、一也。或安而行之、或利而行之、或勉強而行之、及其成功、一也」
・掣肘(せいちゅう) 脇(わき)から干渉して自由な行動を妨げること。 例:「掣肘を加える」 
故事:呂子春秋−審応覧具備」 子賤が二吏に字を書かせ、その肘を引っ張って妨(さまた)げたという。
・静中の動
(せいちゅうのどう) 静けさを保っている状態でも、機に応じて動くべきエネルギーを潜(ひそ)めているのが本当の静であって、ただ静かないだけなのは本当の静ではないということ。
・急いては事を仕損ずる(せいてはことをしそんじる)[=過(あやま)つ] あまり急ぐと却(かえ)って失敗に終わって、急いだことが何にもならない。
青天の霹靂
(せいてんのへきれき)
・正当防衛
(せいとうぼうえい) 自己または他人に加えられる急迫した不正の侵害に対し、これを防ぐため止むを得ずする加害行為。刑法上、違法性を欠くものとして犯罪とならず、民法上は不法行為としての損害賠償責任を生じない。 類:●緊急防衛
・盛年重ねて来たらず
(せいねんかさねてきたらず) 若い盛りは一生のうちに二度とは来ない。若いうちに怠(おこた)らず勉強し、その時代を空しく過ごしてはならないという戒(いまし)め。 類:●歳月人を待たず●今日の後に今日なし●人生年少再び来らず 出典:「陶潜−雑詩」 「盛年不重来、一日難再晨」
−−−−−−−せい(は)−−−−−−−
・成敗は決断にあり(せいはいはけつだんにあり) 成功するか失敗するかは、きっぱりと決断して行なうかどうかに拠(よ)るものだということ。しっかり心に決めて行なえば成功するということ。 類:●断じて行えば鬼神もこれを避く石に立つ矢の試しあり
・生は難く死は易し(せいはかたくしはやすし) 苦痛に耐えて生き抜くことは困難であり、それに負けて死を選ぶことは容易である。 類:●死は易うして生は難し
・生は寄なり、死は帰なり
(せいはきなり、しはきなり) 人は天地の本源から生まれて、この世に仮に身を寄せているに過ぎないから、死ぬことはその本源に帰ることである。 類:●生は性なり死は命なり 出典:「淮南子−精神訓」に禹(う)の言葉として見える「生、寄也、死、帰也、何足以滑和」
・生は死の始め
(せいはきのはじめ) この世に生まれ出た時、それは既に死の始まりである。
・清風故人来たる
(せいふうこじんきたる) 暑い日に爽(さわ)やかな風が涼しげに吹いてくるのは、まるで昔の友人が尋ねて来て呉れたように、心が清々(すがすが)しくなるものだということ。 出典:杜牧
・成風の功(せいふうのこう) 精巧に作ること。立派に普請(ふしん)すること。 出典:「荘子−徐無鬼」
−−−−−−−せい(ま)−−−−−−−
・生命線
(せいめいせん) 1.生きるか死ぬかの分かれ目になる、絶対に守らなければならない最も重要な限界。生活の最低限度や国家の存亡などのために、どうしても防ぎ守らねばならない境界線。 2.手相で、寿命に関係があるといわれる、手のひらにある皺(しわ)。
・生面を開く
(せいめんをひらく) 新しい方面を開くという意味で、新分野を開拓すること。新しい領域に足を踏み入れること、或いは、今まで誰もやらなかったような見事な事柄を成し遂げて評価を改めさせること。 類:●新生面を開く●面目を一新する
−−−−−−−せい(ら)−−−−−−−
・勢利の交わり(せいりのまじわり) 権勢や利欲だけを目当てにした交際。
・声涙倶に下る
(せいるいともにくだる) 嘆(なげ)き怒って涙を流しながら語ること。 類:●悲憤慷慨 出典:「晋書−王彬伝」
・贅六
(ぜいろく・ぜえろく) 人を罵(ののし)る言葉。江戸時代、江戸の者が関西の人を嘲(あざけ)って言った呼び方。 用例:滑・浮世風呂−2「おめえがたの事を上方贅六といふわな」 
★(「さいろく(才六)」の変化)<国語大辞典(小)>
−−−−−−−せい(を)−−−−−−−
・贅を尽くす(ぜいをつくす) 「贅」は贅沢をすることで、極端に贅沢をすること。 類:●贅を極める
・生を偸む(せいをぬすむ) 死ぬべき時に死なずに生き長らえる。恥を忍んで生を貪(むさぼ)る。 類:●命を貪る 出典:「楚辞−卜居」
・生を視ること死の如し(せいをみることしのごとし) 生死を超越して、天命に従う。 出典:「列子−仲尼」 「視生如死、視富如貧、視人如豕、視吾如人」

<次頁>―・―<HOME>