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【ほい】〜【ほこ】

−−−−−−−ほい−−−−−−−
・本意ない
(ほいない・ほんいない) 1.期待外れだ。飽き足りない。2.本来の意向に反する。不本意である。 用例:竹取「かへすがへすほいなくこそ覚え侍れ」
・ポイントを稼ぐ
(ぽいんとをかせぐ) 1.運動競技などで、得点を挙げる。2.有利な地位や良い評価を手に入れる。相手の心証を良くするなど、自分の評価を上げる。 類:●点数を稼ぐ
−−−−−−−ほう−−−−−−−
・暴飲暴食(ぼういんぼうしょく) 見境なく飲んだり食べたりすること。節度を守ることができず、食欲に任せて食べ過ぎたり飲み過ぎたりすること。 
★「暴飲」は、主に酒の飲み過ぎについていう。
・蓬屋(ほうおく) 1.蓬で屋根を葺(ふ)いた家。粗末な家。2.みすぼらしい家。また、自宅を遜(へりくだ)って呼ぶ言葉。 類:●陋屋●拙宅(せったく)
・方外の交わり
(ほうがいのまじわり) ここでの「方」は、世間のことで、「方外」は僧侶などのこと。世を捨てた僧侶が世間一般の人と交際するように、世俗を超越して心から交際すること。
・方角が立たない(ほうがくがたたない) なすべき手段が見付からない。手立てが見つからない。 類:●方策が立たない
・方角が付く(ほうがくをうしなう) 見通しが付く。見当(けんとう)が付く。
・方角を失う
(ほうがくをうしなう) どちらの方角へ進めば良いのか分からなくなる。これから向かう進路や方向が分からなくなる。また、目標をなくしてしまう。 類:●途方に暮れる
・忘我の境(ぼうがのきょう) 物事に心を奪われて自分を忘れること。夢中になること。 類:●無我の境
・砲火を交える
(ほうかをまじえる) お互いに発砲する。戦いを始める。 類:●戦端を開く
・抱関撃柝
(ほうかんげきたく) 門を守る者と拍子木を打って夜警をする者という意味で、身分の低い小役人のこと。
・判官贔屓
(ほうがんびいき・はんがんびいき) 不遇な者、弱い者に同情して肩を持つこと。また、そういう感情。 類:●曾我贔屓 
★薄幸の九郎判官(源)義経に同情し愛惜する意から<国語大辞典(小)> 
・忘形の交わり
(ぼうけいのまじわり) 分け隔(へだ)てのない親密な交際。容貌、地位、形式などを問題にしない付き合い。 出典:「唐書
・方向音痴(ほうこうおんち) 生まれ付き、方向がよく分からないこと。方向の感覚が鈍く、道に迷い易いこと。または、そういう人。
・方向転換(ほうこうてんかん) 1.進んで行く向きを変えること。2.方針を変えること。 類:●転向 例:「今更方向転換はできない」
・暴虎馮河
(ぼうこひょうが) 虎に素手で立ち向かい大河を徒歩で渡るという意味で、血気に逸(はや)って向こう見ずになること。無謀な行為をすること。命知らずなこと。 類:●暴虎 例:「暴虎馮河の勇」 出典:「論語−述而」
・棒先を切る
(ぼうさきをきる)[=撥(は)ねる] 買物などの代金の上前を取る。 類:●上前を撥ねる
・封豕長蛇
(ほうしちょうだ) 大きな猪(いのしし)と長い蛇(へび)のこと。 1.残忍で貪欲な悪人の喩え。2.暴虐な行為。 出典:「春秋左氏伝−定公四年」
・法師の櫛蓄え
(ほうしのくしだくわえ) 俗世間への執着を断ち切った筈の出家僧が、女性の髪に差す櫛を持っているという意味で、似つかわしくないことをすることの喩え。不似合いなこと。 類:●法師の櫛工(くしだくみ)●法師の櫛集め●法師の軍咄(いくさばなし)
・傍若無人(ぼうじゃくぶじん) 「傍(かたわら)に人無きが若(ごと)し」という意味。人前を憚(はばか)らずに勝手気ままな言動をすること。 類:●野放図 例:「傍若無人な振る舞い」 出典:「史記−刺客列伝」
望蜀
(ぼうしょく)
・飽食暖衣
(ほうしょくだんい) 暖かな衣服を着て、飽きるまで食物を食べること。何の不足もなく生活すること。 類:●暖衣飽食●飽暖
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い(ぼうずにくけりゃけさまでにくい)
・坊主の鉢巻き
(ぼうずのはちまき) 1.締まりがないことの喩え。2.坊主の鉢巻きは滑り落ちるので、耳で受け止めることから、耳で聞いて知っているということの洒落(しゃれ)。
・坊主丸儲け
(ぼうずまるもうけ) 僧侶は資本も経費もいらず、収入がそのまま全部儲けになるということ。また一般に、元手なしで思わぬ儲けをするようなこと。
・茫然自失
(ぼうぜんじしつ) 呆気(あっけ)に取られて、我を忘れてしまうこと。また、気抜けのあまりぼんやりしてしまうこと。 類:●我か人か手に持ったものを落とすよう
・放題もない
(ほうだいもない) 1.行動などが、この上もなく自由気ままであるということ。2.転じて、どのように対処して良いか分からず、困惑するほどである。 類:●途方(とほう)もない
・棒に振る(ぼうにふる) それまでの努力や苦心の結果をすっかり無駄にする。 類:●ふいにする
・忘年の友
(ぼうねんのとも) 年齢の隔たりを忘れて親しく交わる友達。
・朋輩笑み難き
(ほうばいえみがたき) 同僚同士は表面は仲が良いようだが、内心では互いに嫉(そね)み合うものであるということ。
・棒引き
(ぼうびき) 1.線を引くこと。特に、帳簿などの記載を棒を引いて消すこと。2.転じて、金銭の貸し借りをなしにすること。 類:●帳消し 例:「借金を棒引きにする」
・抱腹絶倒
(ほうふくぜっとう) 腹を抱えて、倒れそうになるほど大笑いすること。 ★元は「棒腹絶倒」。「抱腹」は誤用が慣用、定着したもの。
・這う這うの体
(ほうほうのてい) 酷(ひど)く恐縮したり、散々な目に遭ったりして、今にも這い出さんばかりに慌てて逃げ出す様子。 用例:日葡辞書「ハウハウノテイデニゲタ」 例:「這う這うの体で逃げ帰る」
・棒ほど願って針ほど叶う
(ぼうほどねがってはりほどかなう) 願望は、中々叶えられるものではないということを喩え。
・報本反始
(ほうほんはんし) 「本(もと)に報(むく)い始に返る」という意味。祖先の恩に報いること。儒教的理念の一つ。 出典:「礼記−郊特牲」
・砲門を閉じる
(ほうもんをとじる) 火砲の射撃口を閉めるという意味で、砲弾による攻撃を止(や)めること。戦闘を止めること。 
反:●砲門を開く
・亡羊の嘆(ぼうようのたん) 1.学問の道が、あまりにも多岐に渡っており、容易に真理を得られないこと。2.方法が多いためどこから手を付けて良いか考えあぐね、途方に暮れること。 類:●多岐亡羊 
故事:列子−説符」 逃げた羊を追い求めたが、枝道が多く、とうとう羊を見失い途方に暮れた。
・法律の網を潜る
(ほうりつのあみをくぐる)[=網の目を〜] 網の目のように張り巡らされた法律を通り抜ける。法律の盲点を突いて、罰則を受けないで済むように考えて悪事を働く。
・暴を以って暴に易う(ぼうをもってぼうにかう) 1.一つの暴を取り除くために、他の暴を利用する。結局は、暴を取り除くことにならないことの喩え。 
反:●怨みに報(むく)ゆるに徳を以ってす 2.暴力には暴力で立ち向かう。 類:●目には目歯には歯 出典:「史記−伯夷伝」
−−−−−−−ほえ−−−−−−−
・吠え面を掻く
(ほえづらをかく) 泣き顔をする。悔しがって声を上げて泣くこと。 例:「後で吠え面掻いても知らないからな」
−−−−−−−ほお−−−−−−−
・頬が落ちるよう
(ほおがおちるよう) ほっぺたが落ちそうなほどという意味で、食べ物が非常に美味であること。
・頬被りして食う(ほおかぶりしてくう・ほおかむり〜・ほっかぶり〜) 頬が落ちないように頬被りをして物を食べるという意味で、食べ物が非常に美味いことの喩え。
・頬桁が過ぎる(ほおげたがすぎる) お喋りが過ぎる。言うのを控えるべき事柄や遠虜すべき事柄を喋る。勝手なことを言い過ぎる。 類:●口が過ぎる ★「頬桁」は、頬の骨、または顎(あご)の骨のこと。
・頬桁を叩く
(ほおげたをたたく) 1.頬を叩く。2.口を利く。ものを言うことを卑(いや)しめて、また罵(ののし)っていう言葉。
・酸漿と娘は色付くと虫が付く
(ほおずきとむすめはいろづくとむしがつく) 少女も大人びてくると虫が集(たか)るようにして男が寄ってくるということ。 
★少女とホオズキの組み合わせから、頬突(ほほつき)だという説もありますが、はっきりとはしていません。  「本草和名(ほんぞうわみょう・918)」では、酸漿(さんしょう)の漢名に対して、和名を保保都岐(ほほつき)として、「一名奴ヌ加カ都ツ岐キ」としています。 ホオズキの語源については「大和本草(やまとほんぞう・1708)」に、ホオという臭虫(カメムシ)が好んでホオズキの葉を食べるからその名がついたと書かれています。イー薬草・ドット・コム> 用例の出典:本草和名(ほんぞうわみょう) 平安初期の本草書。2巻。深根輔仁撰。延喜年間(901〜923)918年頃?成立。日本最古の薬用植物辞典。唐の「新修本草」に記載された薬物について異名・起源・用途などを解説し、和名を記したもの。
・頬張る
(ほおばる) 1.頬が膨らむほど口一杯に食べ物を入れる。 用例:虎明本狂言・
末広がり「どじゃうのすしをはうばって」 2.転じて、物を一杯に詰め込む。 用例:俳・犬子集−一「川口にほうはるや異米柳」 3.賄賂(わいろ)を、貪(むさぼ)るように取る。 用例の出典:末広がり(すえひろがり) 狂言。各流。都に末広がり(扇)を買いに行った太郎冠者は、悪者に騙されて、古傘を買って帰り、主に叱られる。そこで太郎冠者は悪者に教えられた囃子(はやし)物を謡(うた)い、主の機嫌を直す。
・頬を顔
(ほおをかお)[=は面(つら) 呼び方は違っても実質は同じであること。
・頬を染める
(ほうをそめる・ほほを〜) 頬を赤くする。頬をぽっと赤く染めて恥かしがる様子。 類:●顔に紅葉を散らす
・頬を膨らます
(ほおをふくらます) 頬っぺたを膨らませる。膨れっ面をする。不幸や不満を顔に表す。機嫌が悪い顔付きをする。 類:●頬を尖(とが)らす
−−−−−−−ほか−−−−−−−
・外でもない(ほかでもない)[=までもない] そのこと以外のことではない。問題にしているのは正(まさ)にそのことである。話の内容を強調したり、相手に強く印象づけるための言葉。 例:「話というのは外でもない」
・外ならず
(ほかならず)[=ならない] 1.「〜に外ならない」の形で、それ以外のなにものでもない。確かにそのことだ。2.「ほかならぬ」の形で、余人ではない。その人が他の人と違って、特別の関係にあることを指して言う。 例:「外ならぬ君の頼みだから」
−−−−−−−ほく−−−−−−−
墨守(ぼくしゅ)
・木石に非ず
(ぼくせきにあらず) 人間らしい感情を解さない木や石ではない。人情も感性も持っているということを強調していう。 用例:徒然草−41「人、木石にあらねば、時にとりて、物に感ずる事なきにあらず」 例:「我が心木石に非ず」
・朴念仁(ぼくねんじん) 1.無口で愛想がない人。物分かりが悪い者。2.気が利かない者を罵(ののし)っていう言葉。 用例:滑・浮世風呂−四「此ぼくねんじんにつかまって、みじめヱ見るぜ」 類:●野暮天 
★「ぼくねん」は擬態語、「じん」は人の意<新明解国語辞典(三)>
−−−−−−−ほけ−−−−−−−
・墓穴を掘る
(ぼけつをほる) 自分の行為が原因となって破滅する。自ら滅亡に進んで行くこと。 類:●紙子着て川へ嵌まる
−−−−−−−ほこ−−−−−−−
・矛先が鈍る
(ほこさきがにぶる) 矛先の鋭利さがなくなるという意味から転じて、攻撃や議論の勢いが弱くなり、鋭さがなくなること。
・矛先を争う(ほこさきをあらそう) 戦いの勝負を争う。
・矛先を交える
(ほこさきをまじえる)[=交(か)わす] 矛の切っ先を交差させるという意味から、戦いをすること。戦(いくさ)をすること。 類:●一戦交える
・矛先(ほこさき)を向ける 戦闘で攻撃の対象にするということから、議論などで、攻撃の目標にすること。 類:●
矛を向ける
・反故にする
(ほごにする・ほぐに〜)[=反古に〜] 役に立たないものにする。以前にした言動などをないものとする。 類:●無駄にする●ほぐにする●ほんごにする
・矛を収める
(ほこをおさめる) 矛を仕舞うという意味から、戦いを止めること。
・矛を倒にする(ほこをさかしまにする) 戦闘の矛先を味方の方へ向ける。 類:●裏切る 用例:太平記−38「弐(ふたごころ)ある者出来て、矛を倒にする事あるべし」
・矛を向ける
(ほこをむける) 議論などで、攻撃の目標にすること。 類:●
矛先を向ける

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