この本読んだ・2014 
    いいたいほうだい読書ノートより     
           (忘れっぽい自分のためのメモ・・・駄作名作こきまぜで ・・・しょっちゅう修正中・ネタバレもあり)               
(☆マークは おすすめ本です)・(写真はアマゾンさんより)
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制作ならびに調整中

<9月>
くんくんくんおいしそう
安倍知暁作/福音館書店こどものともこどものとも年中向き1995年刊/2014年刊
「アフリカのンドキというもりに・・・」ではじまる。「ン」で始まるお話なんて、ウンコから芽が出て木になって・・・なあんて。でも子どもの反応は、よかった。

きゃっきゃキャベツ
いわさゆうこ/童心社/2012年刊/
まるごとキャベツをボキっ、バキッ、ポキッとむいていく。53枚!そこもおもしろい。


こぶじいさま☆☆
正邪・善悪でなく、陽気な爺様は、いいめにあう。
陰気で生真面目なだけの爺様は、ひどいめにあう。
そういう展開は、この話だけ?そこがいい。

<8月>
そうちゃんはおこっているんだもん
筒井頼子ぶん・渡辺洋二え/福音館書店/2014年刊/
声を出して読むと、むりなく気持ちがこめられる。
小さい男の子が怒ったときの気持ち、そして仲直りするまでの気持ちの揺らぎを、聞いている子どもたちがそごーく共感していたのにびっくりした。子どもに教えられた。

うらしまたろう☆☆☆
時田史郎さいわ・秋野不矩え/福音館書店
声を出して読んでみて、良さがやっとわかった。こんなに素晴らしい絵本とは知らずに来た。
涼やかな絵は夏にぴったり。日本海の暗さもよくかけている。丹後の海=日本海だったのね。私の世代は昔話を童謡で覚えているんじゃないか。♪うらしまたろう、が思い出され、歩きながら歌っていると、ああ、2拍子で行進できると気がつく。そして金太郎も桃太郎も、景気よく歩ける歌だった!

かたあしのひよこ
水谷章三ぶん・いとうひろし絵///
スペインの昔話。ちびのひよこ(つまり子ども)が、強きを押しとおす元気な話。子どもには共感ができるみたい。
シッポと足の区別がよくわからない絵に問題あり。


<7月>
うまかたやまんば☆☆☆
おざわとしお再話・赤羽末吉え/福音館書店/1988年刊/
 宮城県登米郡に伝わる昔話(佐々木徳夫「みちのくの海山の昔」から再話)
5歳児に読む、前置きとして、「トラック、バス車、汽車がなかった頃、荷物を運ぶのに馬や牛を使っていた昔のおはなし。妖怪がいた頃の話」というと、いまの子どもたちにとって妖怪と言えば「妖怪ウオッチ」を連想するんでしょうね、大乗り気でした。
 ところが、やまんばが荷物のサバを食べつくし、馬の足も所望すると馬方は馬の足を放り投げる、山姥はそれをバリバリと食べる、ところで、子どもたちはまずショック。次々に足を放り投げていく絵から、怖さよりおかしさが大きくなる。血と痛みの出ない昔話の良さだ。
ところが、さいごに馬方は山姥に熱湯をかけ「ころしてしまいましたとさ」で終わると、またエエッ!とショック。
勧善懲悪が昔話のよいところと思うけれど、もう少し大きい子向きかなあ、先生に抱き付いてる子、顔をおおう女の子がいました。

あおくんときいろちゃん☆☆☆
レオ・レオニ作/至光社/1967年刊/
セロファンで青ちゃんと黄色ちゃんを作った。色の三原色をたのしんだ。
うちには、この本はない。図書館でいつも借りている。うちにあるのは”little blue and little yellow"
娘が中学1年の時、夏休みの宿題に翻訳した、あとがある。1頁目 This isi little blue.くらいしか読めなかったよう。辞書を引いたんだね。


ばけものづかい
せなけいこ作
おばけえほん。おばけをこきつかうじいさんの落語ばなし。夏の怪談としてはたのしい。

モジャキのくすり
平田明子ぶん・高畠純え/ほるぷ/2014.4
ゴリラのモジャキは、はなくそを食べるのがたのしみ。
はなくそ、かあ・・・ちょっと苦手です。

<6月>
もものこたろう
おおかわえっせい文みたげんじろう絵/ポプラ社/1967年刊/
岩手・青森の昔話の再話というが、正確な方言ではないようで、語りにくい。鬼の宝物を持って帰るところに同感して、これを読んだが、説明や警句がじゃま。絵の迫力も欠ける。

桃太郎の絵本は、どれも不満がある。
松居直のは、宝物はオニにやりっぱなしで姫だけを連れて帰る。「鬼の征伐」が戦時中の愛国心高揚に使われたから、こうなる、という説もあるが、昔話としては、宝を手に入れ暮らしが豊かになって貧しい民みが幸せになるのが常道で素直なはず。
松谷みよ子・若山静子のは、絵がかわいらしすぎる。
長谷川節子のも、同様。
こんなんじゃ、講談社の昭和初期の古い絵本のほうがいい。

とりとわたし
ケビン・ヘンクス文・ローラ・ドロンゼック絵/風木一人・ひでのさほ訳/あすなろ書房/2009年刊
爽やかで、機知に富んでいて、遠目も効く読み聞かせしやすい絵本。ことばも詩のようで
「とりのようにはとべないけれど
 うたはうたえるわ!」と、金子みすずにならないところもいい。
少しおとな好みかな。保育園の5歳児はカラス問題(トマトを食べに来るカラスをいかに撃退するか)のあとだったので、まっくろけのトリのカゲに、ハッと心を惹かれた様子だった。

ぶかぶかティッチ☆☆☆
ハッチンス作・石井桃子やく/福音館書店/1984年刊/
何年ぶりかで手に取ったが、さすがに石井桃子の本は古びることがないね。人の成長をゆっくり待つことを教えている気がする。こどもたちにもわかりやすい。そして細部もおもしろいね、お母さんが編んでいる編み物はなにか、おなかがだんだん大きくなってゆくこと、ねこがいつもいること・・・。「おおきくなるっていうことは」などの、先達。


おおかみだあ!
セドリック・ラマディエ文・ヴァンサン・ブルジョ絵/谷川俊太郎やく/ポプラ社/2014.3
012のように厚い本。めくりやすいね。ほんをななめにしたり、さかさまにしたり、ゆさぶったりしてオオカミが来るのを撃退する方法をいろいろやるが、さいごに本を閉じてしまって、「ヒュー!おおかみはいなくなった」ってのは、あっけにとられた。奇をてらっている本の頂点かな。

なにたべたかわかる?
長新太さく/絵本館/2003年刊
黒(白)黄の三色で、本は小さいが、よくわかる。なんでも食べちゃう猫さん。園児も喜んで聞いていたが、遠くの子は見えなかったかも。終わってから猫さんが何を食べたかわかる?と聞いたら、うさぎ・・きつね・・としか答えが帰ってこなかった、あちゃ。

<5月>
コタンの口笛

とまとさんがねーおいしいともだちシリーズー☆☆
とよたかずひこ作/童心社/2014.5
(ミニ)トマトふたりがガクをマゲに結って、相撲をとる。行事は大根。ぶつかりあってグニョグニョに。でも決めゼリフの「しんぱいごむよう!」がでて、・・・・もんくなく、たのしい。
あれ?ことしの大河ドラマの秀吉(竹中直人)も「心配ご無用!」と叫んでなかったっけ?

いちごさんがねーおいしいともだちシリーズー☆☆
とよたかずひこ作/童心社/3013年刊
いちごが3こ、ずんずんずん。前になにがあろうと、ずんずんずん。かえる、へび。でも、ずんずんずん。
保育園のこどもたちは不安と期待でドキドキ、この絵本のほうが反応が大きかったね。

あな☆☆
谷川俊太郎ぶん・和田誠え/福音館書店こどものとも1976年/傑作集1983年/
昔、となりのアックンが幼稚園の頃、この本が好きで、庭に穴を掘っていたっけ。
地球の裏側までほっていくんだ・・・と。
この絵本は、ただ穴を掘るだけなんだけど、静謐ですてきです。意味なんてないことに夢中になれる「こどもの『時』」がすてきです。


ゴナンとかいぶつーモンゴルの昔話よりー☆☆☆
イチンノブ・ガンバートル文・バーサンスシン・ボロルマー絵/津田紀子やく/偕成社/2013年刊
ネットサーフィンで見つけた、5歳児が喜んだという、読み聞かせ用絵本。
「1才で十人分、2才で二十人分、3才で三十人分のしごとを・・こなしてしまう」力持ちの男の子ゴナンが怪物をやっつけにいくお話。ちから、だけでなく、(ともに戦いにゆく)馬の知恵も使って倒すところがいいね。
「モンゴルはここから海を渡って、向こう側をずっと西に行ったところにある国。みんなも知っているかな、その国からきた力持ちの人がいますよ。はくほう、はるまふじ、かくりゅう、・・・そうそう、日本の大相撲の横綱です。相撲がとってもさかんで強い国です」と前ふりして、読みはじめました。絵がちょっと小さいけれど、皆ねっしんにみててくれました。等身大のおkトこの子が活躍するお話はいいね。

<4月>
にているね!?☆☆
五味太郎 /福音館書店かがくのとも2011年/2014.2
馬と椅子。似ている?4本足、のせる、らんぼうにされたら、やさしくされたら、
椅子は同一性を主張。馬は差異を主張。
馬はかあちゃんが「うんだ」という、椅子はおじさんが「つくった」と言い返す。
「しぬ」⇒「こわれる」。”おなじ”じゃないけど”にているね”・・実は深い意味があるね。

だんごどっこいしょ☆☆☆
大川悦生ぶん・長谷川知子え/ポプラ社/?
ちゃんと、声を出して読んだのははじめてかもしれない、古い本なのに。
こげ茶色の木炭(クレパス?)の一色だが、インパクトと動きのある絵と、語りかける調子の優しい言葉で、
はじめて昔話を聞く子どもにいいね。落語みたいだし。彼岸花、稲刈りが背景にあるので、秋の絵本。

<3月>
まどみちお全詩集
長新太/福音館書店012えほん/2003/
ラジオで高橋源ちゃんが、すすめていた。「カ」

おじいちゃんのもうふ
ミュリエル・ブロック作・ジョエル・ジョリヴェ絵ふしみみさを訳//

黒グルミのからのなか
ミュリエル・マンゴー文 カルメン・セコヴィア絵 ときありえ訳

みるなのくら☆☆☆
おざわとしお文赤羽末吉え///福音館書店
3月はこの昔ばなしを読もう。ホーホケキョ。

ほげちゃん
やぎたみこ作/偕成社/2011年

そとごはん
ヘレン・オクセンバリー作谷川俊太郎訳/岩崎書店/2014.2
絵が話をしているので絵が見えないとつまらない。

<2月>
ふってきました

ちょっとだけまいご
クリス・ホートン作 木坂涼やく/BL出版/2012年
前書きに

だいじょうぶかしらねずみくん
五味太郎/偕成社/2002年
小さい本だけどインパクトがある。

どうぶつにふくをきせてはいけません
ジュディ・バレット文ロン・バレット絵ふしみみさを訳/朔北社//
とても短い絵本ですが、おもしろいです。
だいたい、あとがきで犬にレインコートを着せてもいいなんて、ギャグだ。

じがかけなかったライオンのおうさま
マルティン・バトシャイトさくえ/フレーベル館/

ソメコとオニ △
斉藤隆介さく滝平二郎え/岩崎書店
節分が近いから鬼の話を、と思ったけれど、ストーリーがただのギャグで終わっている。絵も盛り上がりが欠ける。

<1月>
つるにょうぼう☆☆☆
矢川澄子・再話 赤羽末吉え///福音館書店/1979年
冬は、この昔話を読もう。
もっと雪が積もれば、ほかにもあるけれど・・。

ゆきのひ☆☆
キーツ  木島始やく/偕成社/1969年
冬の定番えほん。今年は雪が少なくて、読めない。

ひとつのねがい☆☆
はまだひろすけ作しまだしほ絵 //2013.11
古い時代の日本語がここちよい。
絵がやすらかで、なごむ。

はーくしょい
せなけいこ/ポプラ社/2013.11/
シンプルでいいな。紙芝居は昭和49年発行)

夜はライオン
長薗安浩/偕成社/2013.11
小5野球クラブの凄腕ピッチャーで児童会長、しかしおねしょのくせが・・。
トリックスター的な転校生が表れて太宰を読んでて、「撰ばれてあることの恍惚と不安と二つ我にあり(ヴェルレーマ)」をキーワードにしている。友人の息子も小5でおねしょしていたっけ。そんなころ読んでくれていたら気持ちが楽になったかなあ。