以下の要請書を首相と防衛庁長官に送りました。

日本国首相様 防衛庁長官様                  2004年1月10日
                              NO!AWACSの会浜松

陸自先遣隊と空自本隊のイラク派遣命令の撤回と
自衛隊のイラク派兵計画の中止を求める要請書


 2004年1月9日、政府は陸自先遣隊と空自本隊の派遣命令をだしました。今回の派兵
は、米軍統治下への戦場に装甲車輌まで持ち運んでの海外派兵です。それは、憲法を
無視するする行為であり、またイラク特措法にさえ反する行為です。わたしたちはこ
の命令の撤回をつよく要請します。
 また、この命令とともに政府は、マスコミに対し「報道自粛要請」をおこないまし
た。これは政府による報道統制であり、憲法の人権条項に反する国家統制です。私た
ちはこのような「自粛要請」という統制行為を即撤回することを求めます。
このような統制をおこない、秘密裏にイラクで活動しようとすること自体が、首相の
言う「復興支援」が軍事行動であることを示すものです。首相は「自衛隊のあり方の
正しい報道」を求めていますが、それはかつての大本営発表に類似するものであり、
「派兵の実態や派兵状況を批判するような記事は書くな」と報道を規制するもので
す。
 今回の派兵の本質はアメリカの要請を受けた海外での米軍支援活動です。まさに「戦
争に行く」のです。政府は、派兵される自衛隊員を「使命感」や「誇り」などといっ
た言葉で煽ることはすぐにやめ、自衛隊の派兵計画そのものを中止すべきです。
以上要請します。

日本国首相様                    2003年12月26日
防衛庁長官様                 NO!AWACSの会浜松
                       平和と人権のための市民行動静岡

   空自先遣隊派遣に抗議しイラク派兵計画の撤回を求める要請書

 2003年12月26日、政府はイラク派兵に向けて空自先遣隊をクウェート・カ
タールに派遣しました。この先遣隊の派兵は1月にC130をイラクへと派兵するためで
あり、イラクという戦場に自衛隊を派兵するための第一歩です。今回の先遣隊派兵を
私たちは強く抗議し即時の撤兵を求めます。またイラク派兵計画は撤回すべきです。
 12月9日、首相は派兵基本計画を説明し『戦場に行くのではない』『憲法違反で
はない』『復興の支援のため』といいました。しかし今回の派兵は、戦場に行き米軍
の武力の行使を支援することにほかなりません。憲法違反そのものです。憲法前文は
政府の行為による戦争を否定しているのであり、名誉ある地位とは平和主義によるも
のをしめします。米軍のイラク攻撃を支援するためにイラクに自衛隊を派兵すること
は憲法上許されません。
 またクウェートと結んだ地位協定は、自衛隊による公務上の事故の裁判権を日本が
持つというという内容を含むものであり、治外法権をクウェート側に認めさせるもの
です。このような協定を結ぶことは誤りです。
 首相は、憲法を蹂躙し、市民の多くのイラク派兵反対の声を無視して海外派兵をす
すめています。すでにC130はテロ特措法によってたくさんの米軍物資を運び、海自の
給油をとともに、アジアでのアメリカの戦争を支援し続けてきました。
 自衛隊員は憲法を尊重しない無法な首相の下でイラクの民衆を殺戮する側に立ち、
自らも死を強いられることになります。多くの市民がイラク派兵に反対し『行く必要
はない』といっています。自衛隊員やその家族の中にも派兵を中止したほうがいいと
考えている人々がたくさんいます。まだ間に合います。イラク派兵計画の撤回をここ
に強く求めます。