らせんと時間
年をとると時間が進むのが速く感じられる。なぜだろうか。
新しく経験することが少なくなってくるからと言う人もいるが、年をとると新しい経験が加速度的に少なくなるのだろうか。
フィボナッチ数列のように年齢にも節目があるとしたらどうだろう。
1歳、2歳、3歳、5歳、8歳、13歳、21歳、34歳、55歳、89歳となる。
人生の節目のような気もしてくる。節目は竹のように一定ではない。
年をとればとるほど節目の間隔が長くなる。そのことが問題なのだ。
フィボナッチ数列
数列の一種で、それぞれの項がその直前の2つの項の和になっている数列のこと。たとえば、最初の2つの項が0と1だったとすると、
0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, ...
とつづく数列になる。イタリアの数学者フィボナッチの著書にでてきたのが最初とされ、この名がある。興味深い性質をもつため、数学でいろいろなところでつかわれる。自然界でも、ある種の植物の葉のつき方などに、この数列と同じパターンがみられる。また動物でも、オウムガイの隔壁と隔壁の間隔がフィボナッチ数列になっている。
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時間は一直線に流れているのではなく、らせん状に流れているとしたらどうだろう。
自分の出発点から螺旋階段を1年に一段づつ登って行く。自分の出発点からの軌跡を振り返ってみると気が付く。年をとればとるほど変化がとぼしくなるのだ。物理的な時間は同じでも精神的な時間は違う。
例えば3歳から5歳までと8歳から13歳までの精神的時間は同じなのだ。だから人生の折り返し地点が平均寿命の半分のところであるはずがないし、第二の人生なんて期待しないほうがいい。
結論は今を生きろということになる。
決して時計を見るな。これは若い人に覚えてもらいたいことだ。エジソン