湧蓋山
1,500m
大分県、熊本県 ホームヘ
平成17年4月25日(まんさくの会)

昨日は由布岳を制覇、かなりの疲れもあったが筋湯温泉(ホテル悠々亭)の美湯につかり、日頃口にしないものを、たらふく食べ、湧蓋山を前にして、やる気満々、湧蓋山はホテルから車で二、三分走ると登山口、しかし困ったことに空模様が・・・不安がよぎる。
それぞれ登山ファッションに身を固めるうちに、早くも小粒の雨がパラパラ・・・予報では雨10%らしい、誰かがメンバー20人だから二人濡れれば済むと云う、気休めともなんとも、登山口が珍しい、よそ様の土間を通り抜けて行くのである、「ゴメン・・・」とか言いながら通りぬけ一歩を踏み出した。
まあその内晴れるんではないのと希望も込めての出発、昨日の由布岳のゴロゴロ石の道と違い、登りやすそうな雰囲気だ、黒い土だ、どちらにしても最初のうちは、皆さん元気溌剌、雨が降ろうが、槍が降ろうがのムード、なだらかな坂道が続く、聞けば、だいたいこのような勾配でしばらくは進むと言う、これだと楽勝だなと思いつつ、先頭のS氏の背を見ながら第2位をキープしながら登る。
九州火山地帯特有と云ってもいいような、まるで山全体を芝生で包んだような景観、山全体が公園みたいである、雨もどうやら止むつもりはなさそうである、合羽を着用する人も増えてきたが、私は着れば暑くなりそうで、少し我慢をして様子見だ、体の熱さを雨で冷やす、これ水冷式の極意だと自分で納得しつつ登る。
中腹までは本当になだらかで、なにやら物足りない感じがして、私としてはいつもと違い周囲の山々を見渡しながらの余裕であった、なにしろいつものハアハア・・・と言いながら、休みはまだか、休みはまだかと思いながらの登山とは雲泥の差、しかしさすがに中腹を過ぎたあたりから、やはり急な坂道になってきた、そんなに、何時までも楽な展開とはならないのである、昨日の由布岳登山のツケが出始めた、中腹での一服の後は残念ながら最後尾あたりに落ち着いた、考えてみれば定位置である。
雨もかなり本気になってきたし、急激に足を止めることも多くなる、休んでは上を見るがとても頂上には程遠い、視野に入る、てっぺんは頂上ではないと言う、あれからもうひと峰あると言うのである、もう少しと思っていたのに希望の無い言葉を言われ、疲れは増すばかり、当たり前であるが一歩でも登らないと前には行かないのである、こんなことならやっぱり日頃から鍛錬をしておけば良かったな〜と登山をするたびに思うことが脳裏をよぎるが、すでに遅しである。
第2の中腹と云うようなところに、やらやっとの思い出到着、A氏がここでハーモニカ演奏を始める、余裕である、これが念願に登ってきたと云う、ビールを飲むのが目的と思っていたが大違い、あっぱれだ、見ればなるほど、もうひと山がそびえている、頂上まで5.60mぐらいか、もうここで待っていると云う人も出て、やはり皆かなり疲れている、出来れば私も、もう登りたくなかったのだが、見栄だけは人一倍張る方であるから、ここで弱音は吐けないんである、登るのみ・・・・。
なんと頂上に着いたとたんにガスが発生、肝心なときに下界が見えないのでは、感激半分、残念ではあったが、登山にはよくあることだ、私が雨男と云うことも関係しているみたいで、なんともはやである、大雨に大風となってきた、これでは待望の昼食とはゆかないのである、こうなれば一挙に下山してバスの中で食べようとの話がまとまる、それから下山の早かったこと、早かったこと・・・宙を飛びつつ降りた。
嬉しいことに下山後はホテルのご好意により温泉で汗を流す、これこそ極楽ごくらくであった。
下記の写真は頂上付近のガス、中腹で一枚
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