研  究  書

『日系カナダ人女性の生活史―南アルバータ日系人社会に生まれて―』明石書店、2000年10月10日(第1刷)

  

 日系カナダ人二世マツヨ(サリー)モリヤマの生まれ育った田舎町レイモンドを中心とする、南アルバータの日系人社会の生育と発展の過程を、歴史的にたどる。マツヨ・モリヤマの生活史の口述記録。

  • 目 次
  • 序   章
  • レイモンド開拓の歴史―モルモン教徒によって拓かれたシュガー・シティ
  • 第 1 章   私の生い立ち
  • 第 2 章   両親は写真結婚
  • 第 3 章   幼いころの思い出
  • 第 4 章   マンモス・スクールと農学校のこと
  • 第 5 章   両親の死後、次々と危機が
  • 第 6 章   最初の結婚と子育ての苦労
  • 第 7 章   土地をめぐる肉親の争い
  • 第 8 章   両親の祖国日本を訪れる
  • 第 9 章   波瀾に富んだ結婚生活

〈巻末論文>  

 第二次大戦前の南アルバータ日系人社会―その生成と発展の軌跡― 

 

 『アメリカ大衆社会論研究』杉山書店、 1981年5月1日(初版)

  

 

 

  • 目 次
  • は し が き
  • 第1章  「大衆社会論」の再検討―理論の体系化をめざして―
     1.「大衆」の概念規定について
     2.「大衆社会論」の体系化をめざして
     3. 「大衆の論理」と「階級の論理」
  • 第2章  大衆社会への二つのアプローチ
     1.大衆社会論の起源と系譜
     2.大衆社会への二つのアプローチ
     3.「価値志向的アプローチ」―W・H・ホワイトとD・リースマン―
     4.「構造志向的」アプローチ
  • 第3章   「マス・カルチャー論」の再検討
     1.マス・カルチャーへの三つのアプローチ
     2.「マス・カルチャー論」の再検討
  • 第4章   「過剰同調説」および「原子化説」の再検討
     1.「過剰同調説」の再検討
     2.「原子化説」の再検討
  • 第5章  エーリッヒ・フロムの疎外論―大衆社会における人間疎外―
     1.序
     2.疎外についての四つの見方
     3.「市場的構え」―「社会的性格」と疎外―
     4.フロムと初期マルクス
     5.社会主義ヒューマニズム―疎外克服のビジョン―

 

 

 

 ロバート・ブラウナー著/佐藤慶幸監訳・吉川栄一・村井忠政・辻勝次共訳『労働における疎外と自由』新泉社、1971年10月1日(初版)

  

 本書はRobert Blaluner, Alienation and Freedom: The Factory Worker and His Industry, The University of Chicago Press, 1964 の全訳である。
著者ブラウナーは、1929年生まれのアメリカの社会学者。1962年にカリフォルニア大学バークレー校で博士号を取得している。本書執筆時はカリフォルニア大学バークレー校準教授の地位にあった。専門は人種関係、階層、労働の社会学であり、業績には多くの人種関係の著書、論文が含まれている。

  • 目 次
  • 第1章   産業環境の多様性
  • 第2章   疎外と現代産業
  • 第3章    印刷労働者
  • 第4章  繊維労働者
  • 第5章  自動車労働者と組立ライン
  • 第6章   化学オペレーター
  • 第7章   化学産業における目標感と統合
  • 第8章  疎外と自由の歴史的展望  

 

  アルヴィン・グールドナー著/村井忠政訳『社会学のために―現代社会学の再生と批判―(上)』杉山書店1987年3月1日(初版)

  

 本書はAlvin W. Gouldner, For Sociology: Renewal and Critique in Sociology Today, Allen Lane, London, 1973 の第一部(第1章〜第5章)の全訳である。原書は全部で三部からなっている。原著者のグールドナーについては、すでに話題の書 The Coming Crisis of Western Sociology, Basic Books, 1970 (邦訳書は岡田直之他訳『社会学の再生を求めて』新曜社、1978年)の著者として、またアメリカにおけるラディカル社会学運動の理論的指導者として、わが国でもつとにその名は知られている。C・W・ミルズの系譜を汲む社会学者としてその前途を期待されていたグールドナーであったが、その意欲的かつ精力的研究途上にあった1980年に突如としてこの世を去ってしまったのである。本訳書に収録されている論稿は、その大部分が彼の前出の話題の書『西欧社会学の迫り来る危機』に寄せられた機能主義者はもとより、マルクス主義者や新左翼からの激しい批判に反論するために書かれたものである。その意味で本書は文字通り論争の書であり、『西欧社会学の迫り来る危機』の姉妹篇とでもいうべき位置を占めているといえる。

  • 目 次
  • 第1部   社会学批判 
  • 第1章   反ミノタウロス論―価値自由社会学の神話―             
  • 第2章  党派人としての社会学者―社会学と福祉国家―
  • 第3章  社会学における追憶と再生
  • 第4章  精神の政治学
  • 第5章  社会学のために

 

 

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