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東福寺



JR奈良線に乗り1駅。東福寺駅下車。
または市バス202、207、208系統 「東福寺」バス停下車。

東福寺(本堂)

臨済宗東福寺派大本山のお寺。名前の由来は、奈良の東大寺のように大きく、興福寺のように盛大に、という願いを込めて一字づつとって「東福寺」と名づけられました。建てられたのは嘉禎2年(1236)、九条道家によってです。
ここ本堂は残念ながら内部には入れません。写真右下の格子状(この木造の格子も実は面白い)のスキマから内部天井に龍の絵を見ることができます(首をかしげちょっと除く程度ですが)。この龍の図は方丈受付で縮小版をみることができます。

ちなみにこの本堂、明治14年(1881)焼失後、昭和9年(1934)に再建。昭和の木造建築中最大の建物だということです。


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本堂を背にして方丈へ。拝観料は400円。

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東福寺(方丈庭園)

東福寺庭園は「八相(はっそう)の庭」と呼ばれます。これは「蓬莱(ほうらい)」「方丈」「瀛州(えいじゅう)」「壷梁(こりょう)」「八海」「五山」「井田市松(せいでんいちまつ)」「北斗七星」の8つを「八相成道」という釈迦の生涯の8つの重要な出来事に因んで名付けられたもの。これが東西南北4つの異なる造りの庭で表されているという斬新な手法。それではひとつずつご紹介。

東庭

円柱の石で北斗七星を構成しています。
この石はもともと東司(とうす)という建物の柱石の余った石を利用したもの。ちなみに東司とは三門の西に位置する重要文化財にも指定されているトイレのことです。

さらに、後方には天の川を表した石垣も。小宇宙空間といわれます。


南庭

4つの中で一番広い南庭。
210坪もある枯山水です。

全部は写っていませんが、写真左にある石が「蓬莱」「方丈」「瀛州」「壷梁」と呼ばれる四仙島を、渦巻く砂紋によって「八海」を表しており、さらに、右には「五山」になぞらえた築山も。
ちなみに、中央左にある門は昭憲皇太后により寄進されたもの。明治期唐門の代表作です。


西庭

西は「井田市松」。
さつきの刈り込みで方形に区切られているのが印象的。広さはさほどありませんが、季節ごとの変化も楽しめる、さきほどの南庭とはがらっと趣旨の変わった造りになっています。

ここから北庭に続く道には「通天台」と呼ばれる舞台があり、「洗玉澗(せんぎょくがん)」という渓谷も見られます。


北庭

北はここ東福寺の庭園の中でも一段と独創的。
緑のウマスギゴケとの対比が印象的な市松模様の敷石です。

東福寺といえば、まずこの北庭を思い浮かべるほど、作庭者である重森三玲(しげもりみれい)の個性が表れています。
このような東西南北にそれぞれ違った趣の庭が配置されているのは、数多くある禅宗の庭園の中でも東福寺だけだとか。



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本堂から方丈とは反対側へ進むと三門。
駅から歩いてくると、もっとも遠い位置に当たるので注意。

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東福寺(三門)

最後に忘れずに見たいのが三門。駅側から順番に回っていくと一番遠い位置にあるので、見逃さないように注意したいところです。
惜しくも"京都三大門"には入っていませんが、(南禅寺・知恩院・東本願寺の3つの門)ここ東福寺もなかなか壮大な造り。
まず、歴史的には応永32年(1425)の再建で、現存する禅寺の三門としては日本最古のものです。

そして構造的には「五間三戸」。これは写真から分かる通り、正面の柱間が5つ、うち中央3間が通路ということです。さらに上層には釈迦如来十六羅漢を安置。残念ながら特別拝観時しか見ることはできません。
ちなみに紅葉スポットとしても人気のお寺。京都駅からスグ近くなのでちょっと寄り道してみてください。