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芬陀院



JR奈良線に乗り1駅。東福寺駅下車。
または市バス202、207、208系統 「東福寺」バス停下車。

芬陀院

読み方は「ふんだいん」。東福寺境内にある東福寺の塔中(たっちゅう)です。塔中とは、禅寺で高僧などが亡くなったあと、その弟子が敷地内に建てた小院のこと。霊雲院(れいうんいん)などもこれに当たります。東福寺は臨済宗東福寺派大本山ですよ。
歴史的には元亨年間(1321〜1324)に一条経通(いちじょうつねみち)が父の菩提を弔うために創建したもので、一条家の菩提寺となっています。
ここは特に「雪舟寺」としての名称が有名。かの有名な雪舟が作庭したと言われる枯山水庭園があります。火災によって一部失われてしまいましたが,昭和12年(1937年)に重森三玲(しげもりみれい)の手によって復活しました。
受付では奥の方にひとが居ますが、参拝者の方が入り口にある箱に入れる形式。ひっそりとした雰囲気です。中へ進むと右手にリラックススペース。京都の観光ガイドなどいろいろ揃っており、旅の疲れを癒してください。


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奥へ進み庭園を眺めます。

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芬陀院・内部

(左)座布団が用意されており、存分に庭園の眺めを味わえます。右手に雪舟の手による枯山水庭園。
さらに左手前には本尊の阿弥陀如来、左奥には東庭を眺めることができます。
(右)扉の模様は場所によって異なります。細部へのこだわりも感じられます。


しばし時を忘れ、雪舟の心に思いを馳せてみては。


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それではメインの南庭へ。

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芬陀院・庭園

上の写真でお見せした南庭。禅式の枯山水庭園なんですが、ちょっと奥にも注目していただきたい。実は、この庭、「鶴亀の庭」と名付けられています。名前の通り、この石が鶴と亀を表しているというわけ(左が鶴で右が亀)。
子供の頃に雪舟は涙で鼠を描いたというエピソードはご存知でしょうか。関白である兼良はそれにより、雪舟に亀を描くように言いましたが、なかなか描きません。ところがある日、雪舟は庭に出て石を動かし亀を造りました。その後、この亀が夜な夜な動き回るということが起こりましたが、雪舟はあわてず背中に大きな石を置き、それから動かなくなったとか。
後に兼良は彼に一寺を与えようとしましたが、勉強のため断ってしまい明に渡りました。すべてはこの亀から始まったということで、雪舟は亀に乗って明に渡ったとの言い伝えも残っているそうです。


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最後につくばいを見て帰ります。

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芬陀院・つくばい

"つくばい"とは「蹲踞」と書きますが、簡単に言うと茶室に入る前に手を清めるところ。手を洗うときに"つくばう(しゃがむの意)"と言うことが語源のようです。
つくばいは基本的に手水鉢(ちょうずばち)と役石(やくいし)で構成されます。手水鉢は「身を清めるための水を確保するための器」のこと。つくばいの中心ですね。役石とは建築用語で「和風庭園において、それぞれに役目を持った石のこと。」です。これは「前石(まえいし)」「手燭石(てしょくいし)」「湯桶石(ゆおけいし)」とさらに3つに分類され、それぞれ正面、左、右にある石のことを指し、灯りや湯桶を置くために用いられます。
つくばいには様々な形があり、日本の美を体現しています。特に有名なものに龍安寺のつくばいがあります。
←龍安寺
これぞ、侘び寂びの世界。せっかくなので抹茶でも飲みながら存分に日本庭園の趣を堪能してください。



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再び東福寺境内へ。