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桑名〜四日市

鳴海〜宮

距離:6.5キロ

平成17年12月11日

 

 

 

(宮宿・七里の渡し)

 鳴海宿はいつの間にか通り過ぎていたような感じだった。

 宮宿までには、名古屋市で現存する笠寺一里塚、美しいたたずまいの笠寺観音などがある。

 夕暮れまでに宮の七里の渡しまで着きたいと思う気持ちで、足早に歩を進めていたのたが、結局、着いたのは5時で、既に日は暮れていた。

 しかし、そこは、日没後のかすかな光の中で、今と昔を微妙に照らす幻想的な風景を映し出していた。

 七里の渡しで東海道は途切れていた。そこまで来たという達成感とは別に妙な孤独感に襲われた。ひたすら東海道をここまで歩いてきて、突然、歩くことを奪われたような気がした。それからしばらくは七里の渡し公園の中を呆然としながら歩いていた。自分が乗れる船はここにはないのか。ない。

 自分の行動を決める必要があった。そこから二里ほど離れた名古屋駅へ向かって歩きはじめた。

 七里の渡し公園を離れようとした時、伝馬船に乗り込む江戸時代の人達の幻影が見えたような気がした。そのうちの若い一人がこちらに向かって話しかけているようだった。「俺達はここから船に乗るが。・・・じゃ、またな」と。

 そんな幻想に包まれていると、私は始めて東海道の旅人と交流できたような気がした。

 そんなことを家に帰って大学生の息子に話したら「病院に行った方がいいぞ」と言われた。夢のない奴だ。

 帰りは新幹線“のぞみ”で、一気に横浜に着いた。宮宿から名古屋駅まで歩いた時間とほぼ同じだった。缶ビールを2本飲んでいる間に新横浜に着いてしまった。

 次は桑名宿から再スタートすることとなる。そこからまた江戸時代の人達と旅が出来る。

 

 <天白川>

いよいよ名古屋へ

<天白川>

日が落ちてきました

<笠寺一里塚>

休憩所としても整備されています。一息

<笠寺観音>

 立派なお寺

<長楽寺:東海道400年のモニュメント>

<長楽寺:タイムカプセル埋設祈念碑>

2051年に掘り起こすそうだ。その時生きていたら立ち会いたい。

<長楽寺>

 紅葉に染められていた

 <日没>

 <名古屋市街地>

 <裁断橋跡>

 <宮宿:七里の渡し

 

<宮宿:七里の渡し

海の方を眺める

<七里の渡し:常夜灯>

<七里の渡し:時の鐘>

<七里の渡し>

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