随想・東海道 (5) ビール

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 東海道で歩いている途中や帰りの電車で飲んだビールは最高に美味かった。

 街道沿いにビールを売っている自動販売機が時々あり、暑い時や喉が渇いている時に遭遇してしまうと、思わずビールを買って、その場でいっきに飲んでしまう。ビールの銘柄とか種類とかは関係なく発泡酒もうまい。

 ビールはとてもうまいが、暑いときには、その反動は大変なものがあった。暑さや喉の渇きが倍増し、だるさで歩けなくなった。生麦近くの喫茶店(チェーン店)で酔いざましに飲んだアイスコーヒーも美味しかった。

 懲りずに、その後、数回これを繰り返すうちに体の方が慣れてきて、また気候も涼しくなってきたので、歩いている時に飲んでも平気になってきた。藤枝の時点では全く変化がないようになっていた。

 また、歩き終えて帰りの電車で飲むビールも最高だった。一日の旅を振り返りながら、デジカメでその日撮影した写真を確認したり、もらったパンフレットなどを見ながらビールを飲んだ。車内販売のワゴンが通るたびにビールを買って飲んでいた。

 ビールを飲む機会は多いが、東海道の旅が終わってから、東海道で飲んだビール以上に美味しいビールを味わったことがない。

 そのうち街道沿いの土地の酒を味わいながらの東海道の旅もしてみたい。

 

 (2006年6月)

 

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