随想・東海道 (7) 西から東へ

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  先週、宿場間を西から東へ向かって歩いた。歩いたのは家から近い戸塚から保土ヶ谷の間で、これまでよく歩いたりジョギングしていたコースであるが、東に向かって宿場間を歩いたのは初めてだった。

 東海道を東に向かって歩いてみると、西に向かっている時とは異なる風景があった。また同じ道でも登りと下りでは全く違う道になる。

 以前、ホームページを見た東海道歩きの先輩から、ある写真を「どうしても記憶にない」と言われたことがある。この写真は、西を向かって撮った写真ではなく、逆方向の写真だったのである。

 東海道を西向きに歩くと通常は西向きの写真だが、たまに西日が強すぎる時は写真が撮れないため、振り返って東向きに写真を撮ることもある。その一枚だった。

 東海道を歩いている人も西に向かう人が圧倒的に多いようだ。このため東海道のガイド本は江戸から京へ向かうものばかりで、インターネットのホームページも同様である。

 西から東へ向かって歩いた人の話では、資料が少ないため道を間違えたりするなど、西に向かう旅よりも厳しいと聞いたことがある。豊富な資料で西に向かって歩いていても道を間違えるのだから当然だろう。

 これからの東海道の旅は、なるべく東に向かって歩き、西向きとは異なる風景の写真を撮っていくつもりだ。写真を撮るのにも西日の影響を受けず好都合である。一度歩いているからあまり迷うことはないだろう。

 

 (2006年6月)

 

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