Agriturismo と Ittiturismo




Agriturismoとは?


 前回(2003年)Marostica の "Agriturismo all'Olivo" で昼食を頂き、
自家製ワインや丁寧に作られたお料理に舌鼓を打ったこと、
重いのを承知で自家製のチェリーのワイン漬けを買ってしまったこと、
今も良く覚えています。

 今回もAgriturismoで食事をする機会に恵まれました。
Agriturismoに関してはTVで紹介されたり、友人の若いカップルのAgriturismoめぐりの話など聞いていましたが、"Ittiturismo"という言葉は初めて聞きました。
"Ittiturismo"は、 ガイドのマリアさんの説明で魚介類を中心としたAgriturismoと同じ形態のレストランと知り、イタリア料理大好きな私にとってはこのIttiturismoにとても興味を持ち、帰国後少し調べてみました。

残念ながら、Ittiturismoに関しては資料あまり見つかりませんでしたが、Agriturismoに関しては色々情報が得られました。
 
Agriturismoはagricoltura(農業)と turismo(観光旅行、観光事業)の合成語
IttiturismoはPescaturismoとも言う様でpesca(漁業)itti(この単語はない?)Ittico(魚の) ittiologia(魚学) やはり合成語


 農村に宿泊する習慣は昔からあったようで、行商人や宣教師はアペニン山脈を越えて長旅をしなくてはならなかったし、放牧をする羊飼いたちも目的地を目指しながら農村に宿泊しました。

 1985年Agriturismo法が出来、それを境にこの宿泊施設は増加。
この法律もかなり細かくて厳しく、運営可能な人はその建物を居住区内に持ち、新築は禁止され、修復は郷土の伝統的な方法を取り入れなくてはならず、ベッド数の制限や併設のレストランの席数も決められていて、衛生面に関しても厳しいとの事です。

農家にとってのメリット
○ 空き部屋の利用(子供が都会に出て行ってしまうため)
○ 収入の向上(レストランも付帯させ自家栽培の野菜、チーズ、肉料理を食べてもらう)
○ 地域の活性化
○ 都会とのかかわり

利用者にとってのメリット
○ 都会からの逃避
○ 自然とのふれあい
○ ホテルよりは安い宿泊代(長期滞在も可能)
○ 美味しくて、新鮮な食べ物

 農民のアイデアそして努力により地域の活性化が出来、収入の面でも向上があり、同じような活動が海辺の小さい村の漁夫達の間にも芽生え、この形態の宿泊施設、レストランが増加している様です。



〜お食事の内容〜

 さてSardegnaの IttiturismoとLuccaのAgriturismo、実際にどんな昼食だったか思い出してみましょう。

省略語
A: antipasto(前菜)
P: primo piatto(第一の皿)
S: secondo piatto(第二の皿、メイン)
C: contorno(添え物)
D: dessert(デザート)

9月24日    昼食


Ittiturismo "Pesci in Faccia"   Alghero, Sardegna


A: わかめのフリット
 たこのサラダ、ポテト、ピーマン
P: タリアテッーレ・シーフードソース  
S: フリット ミスト(エビ、ムール貝)
C: グリーンサラダ
D: コーヒー


 わかめの天ぷらは始めて。日本式にお醤油をこっそりかけて頂き、売れ行きが良かったです。
兎に角たっぷり過ぎる程の魚介類、と新鮮なお野菜がいっぱいで、いつものように2時間はかかってしまった昼食でした。

 



9月30日    昼食

Agriturismo  "Il Poggio Fattoria"   Montecarlo, Lucca

A: トスカーナ風 アンティパスト・オリーブとドライトマト
 生ハム、サラミ、ブルスケッタ盛り合わせ 
P: 穀類のスープ
S: 鶏肉、スペアーリブ
C: 豆とグリーンサラダ
D: 食後酒ビン・サントとパン

  


 大々的に営業をしているAgriturismoで、すでに大型バスが(デンマークから?)来ていてにぎやかに昼食が庭で始まってました。
我がグループは室内で4種類のワインの説明を聞き、試飲しながらの昼食。
食後は庭のグループとフォークダンスをし、歌の交換をして別れました。すばらしい交流で、私は目がウルウルしてしまいました。

最後に
 今回も楽しい仲間たちと素敵な旅が出来ました。本当にありがとうございました。
次回も又よろしくお願いいたします。