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2005/9

 メキシコはかれこれ3度目。今回は春分の日と秋分の日に現れる、チチェン・イッツァのククルカンの降臨を見に行くのだ!
チチェン・イッツァはユカタン(ゆかタン♪ではなくユカタン半島ね(笑))最大の遺跡。ならカンクンからINして、ちょっぴりリゾートして、ついでにキューバにも行ってみちゃうかね、ってなノリで、秋分の日にチチェン・イッツァの遺跡見学をドンピシャにあてて予定を組んだ。

 航空会社はデルタ。行きはカンクンIN、帰りはメリダOUTのマイアミ経由アトランタ。行きも帰りもアトランタに一泊。マイアミでの手荷物検査はディバックの中のポーチまで全て開けられライター没収。帰りに泊まったホテル(空港のホテル予約ブースから直接電話したところ)は、
1.禁煙ルームしかあいてない
2.ライターを持ってるスタッフがいない
3.レストランは全面禁煙(当然マッチもない)
く、く、く、の三重苦。その上トランジット用ホテル街で店もないから買うこともできない。外でタバコを吸ってる人をみつけては満面の笑み浮かべ「えくすきゅーずみー!」すりすりと火をもらいに行くわけよ。このチャンスを逃してなるものか!だからね。空港でライター没収するなら、到着便ゲートに、そのライター置いておけってんだ!喫煙者の怒りの声でした。(^o^;  


 カンクンの一泊目は日本人経営のペンション。日本からメールで、カンクン発着のキューバ2泊3日ツアーの手配を頼んでおいたからだ。
【日本からのメールのやりとり】
ビザはそちらでとってもらえるの?→YES
着いた翌日にキューバに飛びたいんだけど可能?→YES
いくら?→$○○○
よっしゃそれでお願い→OK
で、ビザをとるのに何が必要? → ・・・
行き、帰り何時の便なの?→ ・・・
ねぇったらー!!→ ・・・

 ったくあてにならんなぁ。少なくともビザをとるのにパスポートは必要だろー。えぇーーい、パスポートのコピー、FAXしとけーーい!
さて、そんな不確かな状況のままカンクン到着。「○○通りへ」と、ペンションへ向かう。と、運転手いわく「あれぇ あそこ引っ越したんじゃなかったっけかなぁ」と、彼は移転先に回ってくれた。正解!オーナーに「移転したんですか?」とちょっぴりムカ声で言ったら「あれぇ、言ってませんでしたかぁ〜」だと。┐( -"-)┌
すべてが万事そんなスローペースで、結局チケットは翌日(出発日)の離陸2時間前にやっと手にしたのだった。ふぅ〜
帰国してメールを見たら出発の日に詳細メールが届いてた。おせーんだよー!
  
 

tキューバ
  

 カンクンから、不安この上ないプロペラ機で、1時間半。
初めての共産圏。ワクワクドキドキ。道路沿いに宣伝広告は皆無。あるのはカストロさんの写真入りスローガンや政治的な看板。道行く車は オォォォ!というほどのクラシックカー。こりゃ マニアにはたまらんだろなーと思いつつも、「部品あるんかいな」「これを修理するってすごい腕じゃん?」と妙なところが気なる私。
 ハバナ旧市街は、スペイン統治時代の古い建物がごっちゃりとひしめきあっていて町全体が世界遺産になっている。町を歩くと、あちこちのカフェからサルサの生演奏が聞こえてくる。これも「ブエナビスタ・ソシアルクラブ」が流行ったせい?そのリズムにのって路上でお姉ちゃんたちが腰をくねくね踊ってる光景を期待したけど、それは無かったわ。(^o^;

 お姉ちゃんといえば、キューバのおねえちゃんたちはスゴイ迫力body。ボン・キュッ・ボンじゃなくて、ボン・ボボン・さらにボボボボーンって感じ。しかも、それを「アタシセクシーでしょ」と言わんばかりの、ムチムチ、ピッタリファッション。網網シャツ(ハンパじゃない網目のでかさ)の網目から 肉がブニュっと出た文字通りのボンレスハムTシャツ。腹とオケツをタプタプと半分出したまんまのスパッツ&Tシャツ。経済制裁が長く続いて物が不足してる割には、こんなド派手な服はせっせと作られているんだなぁ、と感心。
 この国にいたら腹の出始めた私なんてまだまだ か細い小枝ちゃんだね。(^o^;

←街角のカフェでは、サルサの生演奏♪


 

 

 夜、サルサのライブを見に行った。お店は「Casa de Musica」。入場料23ドル。地元の人の月収の2倍だからほとんど観光客専用クラブといったところ。でもね、外国人観光客にくっついて地元の女の子が結構入ってるわけよ。これって、逆ナン?自腹じゃ入れないから外国人にくっついてくるってさ。でも、金出してもらったんだから、それなりにセクシーダンスはしてくれるしベタベタとサービスはしてくれるし、カモになった白人男も鼻の下伸ばして、まぁそれなりに楽しんだるわけよ。でも、見ちゃったんだなー、そんな中で固まってる日本人野郎どもを。。。7.8人のグループの中に、地元の女の子が一人、テーブルを囲んでる。その女の子は本能(?)でじっとしてられない様子で、その場に立ち上がって腰グルングルンまわして踊りまくってるのよ。でも野郎どもは それをみてニタニタ、モジモジ。挙句に一人のオヤジがそっと腰に手をまわしたかと思った ら、すぐにその手を引っ込めて、周りの連中に「見たか?オレ、腰に手を回してやったぞい」とでも言いたげに鼻高々。アホか。情けなかぁーー!しかーし、さすが地元の女の子はしたたか。っつーか、そんなトロい日本人を見放して、ほかの人たちと楽しげに遊んじゃってるの。金さえ払ってもらえば用なしってことね。ヤレヤレ。

         

 毎晩9時にカバーニャ要塞で、実際の大砲をドーンぶっぱなす。これは必見ものだわ!腹のそこにズズーーンとド迫力の音を響かせたい!よっしゃー、9時前に着くようにタクシーを拾ってLet's Go!
「カバーニャ要塞までお願い」
「ん?カバーニャ?」
「そうそう カバーニャ!」
で着いたところはカバーニャレストラン。運ちゃん、要塞だよ要塞!運ちゃんはどうも腑に落ちない様子で、しかしギャーギャーいう私たちの言うとおりに要塞まで行ってくれた。でも、あれれれ、やけに静かじゃあーりませんか?車も一台も停まってないし。ガイドブックには9時前には観光客がかなり集まると書いてあったのに?とりあえず要塞の中に入ろうと、橋を渡り門のところまでくると、中からスタッフの兄ちゃんが出てきた。
「ドーン見に来た♪」
「ん?ドーンはもう終わってるよ」
「え、なんで?まだ9時前じゃん」と時計を見せる。
「ほ?」兄ちゃんは自分の時計を見せ返す。
11時? ギョエーッ!もう11時なん?なに?なにが起こったのぉぉ!?(〃゜口゜)!?

 私たちは門の手前の要塞の上に上り、月に向かって吼えていた。ガルルル!
なんと、私たちは2時間ずれた生活をしていたのだ。私の腕時計はメキシコ時間のまま、友人は空港の時計に合わせていた。なのに?国際空港の時計が違ってる?あり得なーーーい!でも・・・
 
そういえばここに来るとき運ちゃん、疑いもせずレストランに行ったよなぁ、こんな時間から要塞に行くやつはいないと思ったんだろう。
 
そういえば昼間、公園のベンチで休んでるとき、地元の小学生が寄ってきて時間聞いたよなぁ。私は自分のメキシコ時間を見せて「1時間ずれてるよ」って教えたけど、仲間の所に戻ったその子は、今度は友人の所にやってきて時計を見た。「これは合ってるよ」。でも、その子は半信半疑でまたしても違うベンチの人 に時間を聞きに行っている。なんだよ、そんなに日本人が信じられないのかよぉぉ?ってその時は思ったけど、どれもこれも違う時間じゃ彼らは悩むわなぁ。
 
そういえばホテルの朝食、私たちが行ったときほとんど何も残ってなくて「やっぱり物が少ないのかしらねぇ」なんて納得してたけど、実は朝食時間終わってたのね。
 
そういえばCasa de Musicaで、夜中の1時ぐらいで友達がもう眠くて落ちるぅぅぅって訴えて帰ったんだけど、あの時すでに3時だったのね。そりゃ眠いわな。

 思い起こせば、「そういえばシリーズ」はたくさんあったのね。(^-^; 
でもでもでも、、、今晩それがわかってよかった!明日の飛行機乗り遅れずにすんだじゃーーーん♪ あくまでも前向き。あくまでもプラス思考の私たちでした。まる。
 人気のない真っ暗闇のカバーニャ要塞から、どうやって帰ろう。送ってもらったタクシーはそのままUターンして帰っちゃったし。歩くにしても、歩行禁止の海底トンネル通らにゃ町へ戻れない。と、そこへ地元民を運んできたシロタクが1台。なんでこんな時間に?まぁそんなことはどーでもええがな、おーい、乗せてってくりぃぃ!神の救いだ。するとどこからともなく二人組みのアンチャンも来て運ちゃんに自分たちも乗せてってくれと頼んでる様子。
運ちゃん「もう二人乗せたいんだけどいいかな?」
私「もちけん!人数増えるんだら安くなるんでしょ?」
運ちゃん「・・・」言葉を無くした。(^o^;
結局、地元のアンチャンを見捨てて、タクシーは私たちだけを乗せて発車した。地元の人乗せたら、外国人からボレなくなるからでしょうね。

 キューバの革命を成功させた英雄、チェ・ゲバラ。世界的にあまりにも有名、、、と思っていたのは私だけ?私の友人で彼の名を知ってる人はたった一人。え゛ーーー、知ってるほうが珍しいってこと?
 革命博物館には、キューバのたどった戦いの歴史が、当時の写真や品物を並べ語られている。カストロ議長の功績は計り知れないものなのだろう。今(共産主義)が良いか悪いかは別として。。。目指すはチェ・ゲバラの特設ブース。この顔に見覚えのある人は多いだろう。ボブ・マーリーと並び、よくTシャツにプリントされてたりするからね。でも、東京でそういうの着てるイマドキのワカモノって、彼が何をした人なのかわかって着てるのかなぁ。。。(x_x)
 カストロに傾倒し、革命家として有名だけど、ぜひ「モーターサイクル・ダイアリーズ」を見て欲しい。エルネスト(チェ・ゲバラの本名)が医学生の頃の実話で、純粋で情熱的な彼の姿を垣間見ることができます。

    
<<<旅の情報>>>
・2005/9現在、ドルの使用不可。入国の際、現地(外国人用)通貨に換えなければならない。
・タクシーは5種類。(手を斜め下に下げると 「タクシー!」の意) 
 外国人用・・・青、クーラー付、メーター付
 地元タクシー・・・クラシックカー TAXIの看板が屋根についている 要交渉 
 シロタク・・・地元の人も大いに活用してる。(道端で手をあげていれば停まる)要交渉
 CoCoTAXI・・・ココナッツ型の三輪タクシー。タイのトゥクトゥクのかわいいバージョン 要交渉
・旧市街−新市街周辺は たいてい3CUCでOK
・ホテルは旧市街にとるのがオススメ。見所もお店も旧市街に固まっているからね。

←トレーラーで引っ張る巨大ローカルバス











←外国人用とはいえ とんでもなくボロい。(キレイに写ってるけど)

・出国税 32USドル (絵に描いたようなボッタクリ)
・キューバに行く前には、映画「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ」と「モーターサイクル・ダイアリーズ」を見てほしい。個人的推奨だけど。。。




tカンクン

 
いやぁ〜、聞きしに勝るリゾート地ですねぇ。こりゃアメリカ人にとって「日本人のハワイ」ぐらいの勢いです。(って感じわかってくれるよね) ドルはそのまま使 えるし、英語が氾濫してて、昼間っから騒々しい音楽を流す店がズラリ。浜は高級リゾートホテルが延々と続いてるおかげで、その砂浜のほとんどがホテルのプ ライベートビーチ。じゃ、私たちのようなビーチ沿いのホテルに泊まっていない貧乏旅行者はどこの浜に行けばいいわけ?(`ε´)細長ーい砂浜のほんの数箇所がフリービーチになっていて、地元の人たちも海水浴にきている。だから、そこだけ人が多い。なんだかなぁ〜。ブツブツ。人のいないビーチに行くなら、ホテルゾーンと市内を往復してるバスで、ヒルトンの先(ほぼホテルゾーンのはずれ)まで行くと人気のいないキレイな浜に下りることができるよん。

         
 とにかく私にとってカンクンはちっとも魅力的じゃないし、興味なし。ハネムーンでラブラブなカップルがプライベートビーチでキャッキャッしてるのがお似合い、、みたいなね。キューバから戻った日も、最初に泊まった日本人ペンションに戻る予定だったんだけど、もうカンクンは勘弁してって気分と、私にとっては、安宿のくせに全館禁煙が許せなくて、やめ。空港からその足で、高速船に乗りカンクン沖30分ほどにあるイスラ・ムヘーレスという島に逃げた。

      
 イスラ・ムヘーレスは、物価が高くてカンクンにいられないバックパッカー族や、もろ"アメリカン"のあの喧騒を好まない人たちが集まってくる。ボートを降りて、左に行くとツーリストインフォメーションがあるので、そこで予算を言って何軒か安宿を紹介してもらおう。
 この暑い中、重いバックを背負って歩き回りたくないので、一番近いところに決定!それでも海に面してるし、クーラーついてるし、部屋広いし、裏側のテラスは洗濯物干しまくり可能だし、こりゃ◎でしょー。
 夕方、海に繰り出して、チャポチャボ水遊び。かなりの遠浅で、行っても行っても腰以下の深さ。そんな海に肩までつかり、プハァ〜極楽極楽♪って温泉じゃありません。ゆっくり太陽が沈み始め、空が赤くなるころ、ますます白熱する地元少年たちのビーチサッカーを横目に引き上げた。


<<<旅の情報>>>
←ホテル Hotel Vistal Mar 船着場を出てすぐのツーリストインフォメーションで紹介してもらったのがここ。とりあえず一番近かったので即決。(^-^;エアコン付1泊二人で300ペソ




tカンペチェ

 
 イスラ・ムヘーレスで1泊した後、一気にバスで7時間かけてカンペチェへと向かった。このあたりのバスは観光客が多いせいか、ちゃんとしたトイレ付1等バスが各地を網羅している。しかし、車内クーラーが、死ねとばかりにガンガンに効いてて、一体誰にあわせればこんな冷凍庫みたいになるわけ?あん?バスでの移動には長袖長ズボン必須です。
 カンペチェは古い壁に囲まれた旧市街が世界遺産になっていて、壁の外の喧騒とは別世界。色とりどりの壁が一直線に続く町並みは、どこかグアテマラのアンティグアに似ていて、数ヶ月すごしたことがある私にはとても懐かしい感じがした。

←サンミゲル砦 
市内からタクシーで10分。山のてっぺんにあるからタクシーがbetter。帰りはふもとの道路まで降りてきてバスを拾える。






 

 




                         
←ホテル カテドラルの南側に面した ポサダ・デル・アンヘル


<<<旅の情報>>>
・バス カンクン−カンペチェ 7時間 290ペソ
・カンペチェのバスターミナルは市内から離れている。「セントロ」行きのバスはたくさんあるが、町の中心地止まり。そこから乗り換えとなる。セントロというより、カテドラルと言ったほうがわかりやすいかも。





tメリダ


   カンペチェから3時間。さぁ、いよいよ遺跡観光の拠点となるメリダ。州都でもあるからそれなりにデカイ。しかし、メキシコのどこでも同じように、ソカロ(中心広場)を中心に、碁盤の目になってるから旅行者には歩きやすい。私たちはここに4泊して、近隣の遺跡めぐりをするのだ。不自由のないほど店はたくさんあるし、ATMも多い。私の大好きな市場やスーパーマーケットもある。それでいて高層ビルのような近代的景観はなく、昔からの古い家々がキッチリと続いている。即馴染めそう〜(^o^;

ある日、バスターミナルからトボトボ歩いていると、車が横にツツーと寄ってきて「ハローハロー」と声をかけてくる。ん?誰やねん?うっとうしいから無視しとこ。しかし、車はまた近づいてくる。そして今度は「すみませーん!」日本語?顔を向けると、運転席の向こうから身を乗り出すように日本女性が顔を出した。
「あのぉ、日本の方ですよね?」 はい。(^o^;
「こちらに住んでる方ですか?」はぁ?どうもこの小汚い格好と、なーんにもない裏道を歩いてるということから、ここに住んでる日本人と思ったようだった。ただの旅行者だと告げると彼女は残念そうに、
「あぁそうでしたか。実は今月から主人(運転してた彼)の転勤でこの町に住むことになったんですけど、知り合いもいなくて、こうやって車で回りながら日本人の方を探していたんです。残念ですぅ。」
あやぁ、確かにこの町は便利そうだし、楽しそうだけど、住むとなったらねぇ。。。メキシコシティは高地にあるため、案外涼しいんだけど、ここユカタン半島は夜になってもハンパじゃなく暑いんですわ。暑いだけじゃなく湿気もスゴイ。
 昼間の暑さは当然と受け止めましょう。でもさ、夜、公園でイベント見ているだけなのに、汗が額をツゥゥゥっと流れてくるってどーゆーこと?そんなに体内に水分余ってましたっけ?そんなに私、水デブだった?みたいなさ。(笑)
 
 メリダの夜はにぎやかだ。たまたま独立記念日の数日後ということもあり、町中がイルミネーションで飾られ、イベントが目白押し。ソカロの屋外特設リングでのボクシングに白熱する人人人。公園で太鼓をたたくパフォーマー(というより、ヒッピー?)。それゃ、お祭り気分も盛り上がるってもんよぉ。その上、観光客向けの民族舞踊や歌が、毎晩どこかしらの公園で行われるってんだから、おとなしく早寝早起きのいい子ちゃんにはなれるはずもあるめぇ。こうなると、たとえ昼間炎天下の中一日遺跡を歩き、へとへとになっていても、夜になると外に出かけないわけにはいかないのよね。今夜もマリアッチがオイラを呼んでるぜぇ〜。

  

 マリアッチと言えば、日本のメキシコレストランなどでも見かけることありますよね。メキシコ版"流し"といったもの。私は中年以上のカップルが「おぅ、おやじ!1曲頼む!」みたいなノリなのかと思ってたんだけど、違ったんです。カフェでひと休みしていた私たちのテーブルの前にいた若い地元のカップル。せいぜい20歳前後といったところ(もしかしたら高校生かも)。彼氏が手をあげてマリアッチを呼び止め、彼らのまん前で演奏が始まった。彼は彼女の手をとりそっとキス。彼女もにっこりと笑みを浮かべ、幸せそうに見つめあう。そして演奏が終わると彼はさっとポケットからいくらか取り出し、マリアッチに渡す。この一連の流れの、なんとスムーズなことか。これゃ彼女もイチコロだわ。っつか、おいらもイチコロにされたい。(笑)

<<<旅の情報>>>
・バス カンペチェ−メリダ 2時間 99ペソ
・ホテルモテンホ(calle57) コロニアル風の中庭がgood。4泊するからと交渉して、朝食付、エアコン付で、二人で1泊330ペソにしてもらった。

  




t遺跡

プウクバス
 近隣の遺跡を効率よく回ることができる便利な周遊バス。バスターミナルでチケット購入。
このバスには ウシュマルだけ見るために乗った客もいるので、最初の停車地ウシュマルでたくさんの人が降りる。けれど全部を周遊する人は、ここで降りちゃだめ。一番遠いところから順に周り、バスの運転手さんが、「ここで30分!」というように、待っていてくれます。で、最後にウシュマル見学後、ここだけひたすら見学してた人たちと合流してメリダに戻ってきます。

※このバスにトイレはなし。遺跡も小さいところだと トイレがないので要注意。
※ほとんどの遺跡は登れます。でも、一つの遺跡にあまり長い時間はないので、効率よく回ってね。

<<<旅の情報>>>
・Tour a la Ruta Puuc  120ペソ
・入場料 Labna30ヘ゜ソ→Sayil30ペソ→Kabah30ペソ→Uxmal88ペソ
・ウシュマル発14:45→メリタ゛着16:00

Labna   Kabah 
       Sayil    

             Uxmal
 

 

     
 
 
     

チチェン・イッツァ

  今回の旅の最大の目的、チチェン・イッツアのククルカンの降臨。これを見ずしてユカタンを語るな!ってのは私が言っただけだけどさ。。。 (^-^;
 ククルカンとはマヤ時代の羽のある蛇の神様で、年に2回、春分の日と秋分の日にだけ姿を現す。その姿とは、巨大な階段ピラミッドの段々の影が、太陽の傾きとともに北側の階段の壁に映し出され、最後には地上(階段の最下段)にある蛇の頭と合体し、あたかも蛇がうねうねと降りてきたかのように見えるのだ。
ね、聞いてるだけでもワクワクするっしょ? 私は前日訪れたウシュマルで、スタッフに明日のククルカンの降臨は何時ごろ始まるのか聞いておいた。午後3時過ぎとのこと。ふむふむ、んじゃ、それまでに他を見学して、ベストポジションを確保しよう!



←有名なチャック・モール この台座の上にいけにえの心臓をのせ、神に捧げた。

 

 



  とにかく広いんですわ、ここが。もちろん観光客も団体バスで次々やってくる。日本語ガイドをつけた日本人団体は狙い目。そばにツツーっと寄っていってしっかり説明を聞いちゃうわけよ。イヒヒヒ
私たちは普通のローカルバスでメリダから2時間かけてやってきた。帰りは午後5時の最終バスの切符を買った。これで準備完了!!よっしゃー!見学開始〜!!
 暑い!酷暑!観光客は、もうほとんど水着状態。でも「そこのオバチャン、その格好は犯罪でっせ!」みたいな。そんな中、長袖の私ってかなりガマン強い?(笑)だってもう日焼けできる歳じゃないんだもん。(T_T)
 立派なゲートがある国立公園内なのに、ジャリ道の両脇には土産モノを売る人たちがズラリ。中には木彫りのマヤ戦士("北海道の熊"と同様みたいな)を持って観光客を追いまわす積極派も。そんなのを眺めながら日陰で時間をつぶすのも楽しい。 




←セノーテの泉 いけにえや財宝を投げ込んで神に祈った。

 



  

    

 さぁて午後3時過ぎ。木陰のベストポジション確保!でも、太陽はまだまだ上のほうでギラギラしてる。あれれ?4時過ぎになってようやく影ができ始めたけど、ほんのわずかなもので、蛇には到底見えない。なんかおかしいぞ。んでもって周りに集まってる連中の話によると、蛇の形に完結するのは5時半過ぎだと。なぬーー! うちら5時のバスに乗らないと足がないんですけどーー!
お、お、おまえらは、メリダからのツアーで来たんかー!ししししまったー!
 結局5時ギリギリまでねばったけど、ジクザクの美しい蛇には程遠く、かなり太め。もう少し見ていたいよー、まだククルカンになってないよー。しかーし、"つちのこククルカン"に後ろ髪をひかれつつ、バス停に走ったのだった。号泣(;´Д`)
 こりゃ、大失敗だったね。昨日のウシュマルのおばちゃんスタッフの言うことを信じた私がバカなのか。。。ちゃんと自分でキッチリ調べておくんだった。こんなに遅い時間なら、メリダからのツアーに入るか、遺跡そばの安ホテルに泊まらないと無理やん。
 うちらが涙涙でピラミッドを振り返りながら出口に向かうその横で、この炎天下の芝生の上、ほぼ裸みたいな格好で盛り上がってるヤンキーども、本当にコレが見たくて来たんか?なんとなく人が集まってるから一緒になって騒いでるだけじゃねぇのー?日焼けしすぎて真っ赤になって、さらにそばかす増やしやがれ!なーんて、八つ当たりでーす。ごめんちゃい。(^-^;


<<<旅の情報>>>
・チチェン→メリタ゛ ADO1等バス17:00発 最終 69ペソ 2時間



  今回は、このコースを2週間ほどで回ってきました。キューバにも無事行けたし、カンクンのリゾート気分もチビっと味わえたし、遺跡三昧、タコス三昧でとってもシアワセ♪
でも心残りといえば、、、
1.キューバで大砲が聞けなかったこと
2.サルサを踊りまくらなかったこと
3.ククルカンの降臨の完結した姿を見られなかったこと (T_T)
  しかしなにげに私って、やっぱラテン系の国がしっとり来る人なんだなーとつくづく感じた旅でした。(笑)