地球が乗っ取られる日 その2  2003.12.01

    道を踏み間違えた日本、2人の外交官が射殺
    ここまで日本を危険に貶めた小泉首相、あなたは責任がとれるのですか
    これがあなたのいう国益ですか、小泉首相!

    11月29日イラクにて奥参事官と井ノ上書記官が無残にも射殺されました。
    イラク復興にまさに命を懸けて、使命感に燃えてお仕事をされていた中での惨事で大変な悲しみと憤りを覚えます。
    お二人と運転手のご冥福をお祈りしますとともにご家族の皆様にはお悔やみを申し上げます。


      前回の後段
      で味方に注意ということを書きましたが、外交官のナンバーもない、日の丸も付けておらない車を襲撃している状況から「後を付けられて狙われた」と見るのが自然でくれぐれも味方には注意していただきたいです。
      とにかく居場所が漏れないように、電話はすべて盗聴されているので連絡は直接会ってするなど細心の情報管理が必要です。

      今度の惨事は当初アメリカ軍の発表では「店に立ち寄ったところを襲撃され身包みはがされ単なる物取り強盗がやった」と報道されましたが、これは真っ赤な作り話でこんな信用の置けない連中に守ってもらうべく川口外相がパウエル国務長官に協力依頼をしたが、相手を間違っていてとんでもないことです。

      味方を信用しては命がいくらあってもたりません。CIAなどに盗聴されないよう情報がもれないように厳重に管理していただきたいものです。


    防衛庁長官の石破は先々週の日曜日の報道2001で「中東の石油に大きく依存している日本が自衛隊を出さなくていいのかぁ!」とまさに国民に向かって「脅し」をかけていたが、国民をこんなに愚弄した話はなく罷免できるものならその対象です。
    物事のほんの一面だけを大きく誇張し、さもそれがすべてであるかのような作り話をメディアを使って喧伝することは大変に危険な行為です。こんな人物を組織の長にすえることはできません。

    これはほんの一例ですが、現政権は確実にひとつの方向に向かっています。
    猪突猛進、アメリカ一辺倒の小泉首相の形容には猪突盲進という当て字が合うでしょう。

    小泉首相はイラク問題でも、ほかの問題でもそうですが、役人が作ったワンフレーズをいつも繰り返しているだけで、「この人に思考力とか、洞察力というものがあるのだろうか?いや、本当はないのではないか」と思わずにいられません。

    死ななくていい人をこれからいったい何人その事態にあわせようとするのか。
    1億2千万人の生命・財産を守ることを付託されているのにこの責任をどう考えているのか。
    役人が考えたコピーを繰り返すことは止めて自分の言葉で、国会で国民に向かって説明する義務があります。


       ブッシュにどういう約束をさせられたのか

    小泉首相は2003年5月22日、23日テキサス州クロフォードにあるブッシュの私邸で会談をしました。
    この私邸には過去、ロシア・プーチン大統領、イギリス・ブレア首相ほか、スペイン、オーストラリア首相が招かれたことがあります。
    @ブッシュの広大な牧場を案内された
    Aプールの脇で2時間さしで話し込む
    B一緒に晩御飯
    C翌朝、CIAのブリーフィングをブッシュとともに受ける
    Dつづいて首脳会談
    E一緒にランチ

    アメリカの極秘事項であるCIAの情報の説明をブッシュと一緒に聞き、そこですっかりいい気分にさせられた小泉首相はいったい何を約束したのでしょうか?

    小泉首相はいまだひとことも言明していませんが、あのときに何か重大な決断をしたことは明らかです。
    さもなくばこれほど自衛隊派遣にこだわり続けることに説明が付かないからです。

    2人の外交官までが「後を付けられて殺害された」、まさに狙われて殺されたことがあっても、それでもなお壊れたレコードみたいに同じことを繰り返し発言しています。
    2人が殺されこれから何人が殺害されるかわからないというのにそんな犠牲よりブッシュとの約束の方が重いと判断していて強行突破をする構えですが、そうなったら悲劇です。


       小泉首相がなぜここまで自衛隊派遣にこだわっているのか?

    私なりに分析してみると大方こんなところではないでしょうか・・・ここからはフィクションです。

      ● 先の会談で小泉首相は自分から「自衛隊を出す」といってしまい、ブッシュは「それはありがたい、よろしく」・・とこんな会話になったにちがいない。

      ● 会談から6カ月が過ぎ、当時は気楽に話しただろが、事態はますます深刻化してきて引くに引けない状況に追い込まれてしまった。
      現在は彼は相当に後悔しているはずで、「調子にのって安易に安請け合いをしてしまった自分が馬鹿だった!」・・・と。

      ● 自衛隊員の死者が出れば、政権は吹っ飛び、国内からの猛烈な批判、次の参院選挙の惨敗、・・こんなことを考えて寝られない夜が続いているはず。

      ● 派遣をしても基地から一歩も出られないことが予想されるが、「それでもいい、派遣したという事実がほしいんだ」、「そうすればブッシュとの約束を果たせる」とそう計算しているのではないか。

      ● たとえ基地から一歩も出られなくてもいい。「攻撃が激しくてとれも出られる状況になかった」とかの理屈をつけられるので内外の批判はこれでかわせられる。

    フィクションおわり。


    9・11までさかのぼりますが、イギリスのブレア首相よりも、世界中で誰よりも早くブッシュの戦争を支持したのが小泉首相です。
    これまでイラクでは日本は好意的に思われていましたがもはやそれは通用せずあからさまに攻撃の対象にされてしまいました。イラクの敵であるアメリカに日本が大きくなびいたことがその原因であることは明白で、結果的に日本は自ら間接的に喧嘩を売って敵を作ってしまいました。

    自衛隊よりも安全だろうとおもっていた外交官ですら殺害されたことから、これから派遣される自衛隊が標的になることは推して知るべしです。
    小泉最高司令官はゲリラ戦の訓練もしたことがない自衛隊員に向かってどうやって身を守れというのでしょうか。
    こんな無責任な話はありません。

    アメリカにいち早く支持をするということですでに喧嘩を売ってしまっているのだから、その現地へのこのこ自衛隊が出かけていったら火に油を注ぎにいくことになります。また東京を攻撃されるという通告が懸念されます。


       アメリカのやり方

    小泉首相は口を開けば「テロが悪い、アメリカは正義、これがなんで悪いのか」とケツをまくっていますが、果たしてこれが本質でしょうか。

    ● 太平洋戦争開戦の真珠湾 (奇襲攻撃の暗号は解読されていた。)
    ● ベトナム戦争介入のトンキン湾事件 (1971年6月ニューヨーク・タイムズのニール・シーハン記者が、7000ページに及ぶペンタゴン・ペーパーズと呼ばれる機密文書を入手、トンキン湾事件はアメリカが仕組んだものだったことを暴露した。Wikimediaから引用)
    ● 9・11TWC事件

    決して自分から先に手を出さない。相手に先にやらせてその口実で介入していくアメリカのやり口を知るべきです。

    自分の意に沿わないからといってでたらめな口実をでっち上げ喧嘩を売っているアメリカに無条件でついていったら大変な泥沼に引きずりこまれることは火を見るより明らかで一刻もはやく目覚めなければなりません。


    しかし今の小泉首相の諭すものは政権内ではだれもおらず、このまま派兵が強行されてさらに犠牲者がでるまで待つしかないというのであれば、犠牲になった人が浮かばれません。
    もしそうなったらそのときは政権が吹っ飛ぶ日になりますが、しかしそのときまで手をこまねいていては亡くなった人に対して申し開きがたちませんのでごまめのはぎしりですが、ここで意見を述べさせていただきました。

       小泉首相、自分で調べて来てほしい

    小泉首相は前の国会答弁で「危ないか危なくないか私に聞かれても困る。私が知るわけがないでしょう」と無責任極まる発言をしていますが、いい機会だから3軍の最高司令官の小泉首相に犠牲になられたお二人に会いに行って、ついでに自分の五感でイラクの実態を調査してきて自分の言葉で、国会で国民に対して報告してほしいと切望します。

    派遣の根拠になっているイラク特措法の前提がもはや消滅しているのにそれでも行かせることができるのか自分の目で、耳で確認してちゃんと法律行為が正当に行えるかどうか調べてきてもらいたい!!

    田中和徳政務官らは急遽今回の事態に対応するために派遣されたが、イラクが危険だからそこを避けて隣国クウェートに変更したとの報道で、外交官も避ける地域に自衛隊を送り出そうとしている小泉首相のでたらめぶりに憤りを禁じえません。


    その1   もくじへ   その3