JaakuAmerika13

地球が乗っ取られる日 その12  2004.3.26

外交官射殺 その8

「第一報はCPAから・・」に疑念がある

国会の証人・参考人尋問で真実を明らかにすべき


    国会でイラク大使と大使館員を参考人として呼んで、同時に川口外務大臣、堂道秀明中東アフリカ局長、らはこれまで国会等で答弁しているわけで、もはや参考人ではまた同じことを繰り返して言うだけで時間の無駄になるのは目に見えていますので証人喚問しかないでしょう。

    川口外務大臣も、堂道秀明中東アフリカ局長 も「第一報はCPAから」だと強調していました。川口大臣はテレビではっきり発言をしていたし、堂道局長は国会答弁でしっかり文字と肉声が記録として残っています。

    私はおかしいとずっと思っていました。


    当時をさかのぼって考えてみます。


    11月29日18時40分ごろCPAから第一報があった。・・・堂道局長の答弁です (第158回国会閉会後 外交防衛委員会 第1号平成十五年十二月十六日(火曜日)2003.12.16) 

    【 疑問1 】 CPAの担当者は誰だったのか?

    堂道局長の国会答弁より

    CPAより大使館に対しまして、ティクリット付近におきまして日本人らしき二名とレバノン人の運転手が殺害されたという連絡がございました。大使館としましては、両名が事件に巻き込まれた可能性があるとの懸念を高めた次第であります。

    ここは重要な点で、「忘れた」ではすみません。しっかりと聞き出す必要があります。
    彼のこれまでの人生の中で「直属の部下が3人も殺されたこんな衝撃的なこと」はなかったはずで忘れようとしても忘れるものではありません。こんなことを忘れたといったら役人は務まりません、即入院です。


    【 疑問2 】 CPAが日本人らしいと言って来たのか、それとも大使館が勝手に日本人と思い込んだのか?
    大使館はこの18時40分の時点までまったく何も知らなかったのか? それとも相当なこと知っていたのかどうかが決定的なポイントになります。

    もし「まったく何もしらなかった」と言うなら、それは嘘っぱちで、奥大使、井上書記官が会議に出席してないわけで当然に会議場のCPA仲間から「どうなってんだ、まだ来とらんぞ!」と連絡があったとみるのが自然だからです。

    11時、12時とほぼ定時の電話連絡をしていて、最後の12時でぱったりなくなっており、電話連絡が途絶えたなら大使館のほうから「どうしたのだろうか」とアクションを起こすでしょう。

    最後の12時の電話連絡のあと6時40分まで、何事もなかったように誰も何も感じなかった
    何もしなかったなどと言ったら「あんたら、そろいもそろって皆ボンクラかぁ!」といわれてしまい、とてもそんなことは常識的にはあり得ないです。

    堂道局長は、国会答弁で

    通常は夜に電話を定期的に報告をするという体制になっていたことから、イラク大使館の方より、この会議に出ていたものと考え、特段連絡を取らなかったと、こういうことであると承知しております。

    と答弁していますが、実際はその午前中に電話連絡をしており「ほんとかよぉ!」と、とても信用できないことです。

    なんせ、イラクで最も危険な地域のティクリートに向っているのを知っているのですから・・・・

    前のページで書いていますが、会議の開始時刻にマクドナルド大佐が事件「3名が病院に運ばれたが負傷の状況はわからない」の説明をしているわけで、その時点で「ミスターOKUINOUEが来とらんぞ!」と彼らといっしょに机を並べて仕事をやっているCPAの仲間は「ピ〜ン」ときたはずでそこで騒ぎになっているはずです。

    そうすれば、真っ先に彼らが日本大使館に電話で確認してくるはずで


    「まだ来とらんが、何時に出たんだ?」

    「いや、10時にここを出発しましたよ」
    「えぇっ!!!」

    こんな会話があったのは想像に難くないです。

    その時点で事の重大性をCPA、日本大使館、外務省、官邸、のすべての関係者が認識したはずです。

    1時半から2時ごろの出来事でしょう

    もしその時点では「奥大使と井上書記官とは断定されていない」としても少なくとも大騒ぎになっていたことは間違いないはずです。 

    政府は以上の事を否定したとしても、CPAの担当者の名前まで否定はできません。

    +++ 自分からCPAといっているんですから !!+++


    このCPAの担当者の名前は次の重要な足がかりになるのでちゃんと聞かねばなりません。

    CPAに何千人といるわけでもなく大方の名前か顔ぐらいは知っているでしょうから「忘れちゃった」とはいわせません。 


    【 疑問3 】 その内容はどういうものだったのか?具体的に

    CPAというのは捜査機関ではなく、そんな人員がいるわけもないので単なる連絡の中継場所でしかありません。
    CPAは単なる伝令に徹しているでしょうから、聞いたことをそのまま伝えようとするはずです。
    よってCPAから聞いたということならCPAはその話を誰から聞いたかは当然に会話の中に出てくるはずで、詳しくは聞かなかったとはいわせません。


    ここから先は日本政府の力が直接及ばない領域ではありますが、現地の大使館はCPAの関係者にアクセスはもちろん可能で聞くことができる内容です。


    【 疑問4 】 いったいCPAはその情報を誰から、いつ聞いたのか?


    捜査機関でもない組織が何時間もその情報の謎解きをやっていたなんてことは1000%考えられません。
    CPAが誰よりも真っ先に事件の情報を掴んだという報道はこれまでも一度もなく、どこからかの情報であることは間違いありません。
    そしてもし聞いたとしたらすぐに不明外国人の照会を各国大使館にしたはずです。

    「 いつ、誰から聞いたのか 」がわかればどこが隠蔽していたかがわかります。

    アメリカ軍から聞いたのか、それとも警察なのか・・・しかし、警察だとすると身元不明の外国人らしい人物の照会をCPAにするはずがありません。
    CPAはそんな組織ではないことは警察だってわかっているはずで、外国人らしければ大使館のはずです!!
    このことから警察の可能性は消えるでしょう。

    残るはアメリカ軍ということになります。
    事件の第一報を流していたのはマクドナルド大佐で、テレビ、ラジオでペーパを見ながら広報していた様子が何回も何回も流されました。

    アメリカ軍がニュース元になることは間違いはないでしょう。


    【 疑問5 】 
    なぜ、CPAがそんな情報を日本人らしいと判断したのか?

    CPAがさんざんいろんな大使館に電話してもわからず、日本しかないと思って連絡をしてきたとでもいうのか。

    CPAが「パスポート、所持品も見てなくて、もちろん顔もみてなくてどうして日本人らしい」と言ったのか理解できません。
    何の情報もなく判断すること自体が不可能だからです。

    そもそもCPAがそんなことをする必要もなく大使館に連絡すればいいだけの話です。
    探偵まがいのことをする理由はどこにもありません。

    捜査機関でもないCPAがどこからかわからない情報に基づいて何時間も情報を溜め込んでいて、考えあぐいた結果「ひょっとして日本人かもしれない」と日本大使館に連絡したとでもいいたいのか!?

    繰り返しますが、CPAは捜査する組織でもないしそんな人員もいない組織で、現場にもいっていない者がどうしてパスポートもない不明外国人を「日本人らしい」と判断したのか・・・どう考えてもわかりません。


    【 疑問6  なぜ、大使館も「日本人らしいらしい」とおもったのか?

    CPAから紹介があったとしても大使館も答えようがないはずです。なにも知らないからです。
     所持品もIDもなにもわからないのにど〜して日本人とわかったのか?パスポートが発見されたのは深夜だというのに・・・


    第一報を受けた大使館員を特定してその証言をとる必要があります。
    わけもわからない不明外国人が「日本人らしい」となんでそう思ったのか徹底追求が必要です。



    参考までに国会の議事録です。 参議院会議情報の「外交防衛委員会」にあります。

    政府参考人(堂道秀明君)  お答え申し上げます。
      奥大使、井ノ上書記官両名は現地事情に非常に精通しておりまして、治安の状況とか種々の危険についてもよく認知をしておったと考えております。

      両名は、イラク国民の利益に直結するいわゆる草の根無償の発掘にも取り組んでおりまして、そのために関連施設、関連地域に現地視察を度々行っております。そのため、移動の際には細心の注意を払うとともに、常時大使館に連絡を取れる体制を取っていたと承知をしております。

      事件が起きた十一月二十九日でありますが、ティクリットで開催予定のNGOや現地住民も交えた復興会議に出席するため、午前十時ごろバグダッドを出発しておりまして、午前十一時ごろには大使館と連絡を取ったことが確認されております。

      十八時四十分ごろでございますが、CPAより大使館に対し
    まして、ティクリット付近におきまして日本人らしき二名とレバノン人の運転手が殺害されたという連絡がございました。大使館としましては、両名が事件に巻き込まれた可能性があるとの懸念を高めた次第であります。

      しかし、この時点におきましては被害者を特定するID等は発見されておりませんでして、CPA、米軍等を通じて捜索の結果、
    深夜になりまして両名のパスポートが発見され、犠牲者が奥大使、井ノ上書記官であることが確認された次第であります。両名のパスポート等は米軍により地元住民より回収されております。

      事件発生時刻については、上村イラク臨時代理大使が奥大使と最後に連絡を取った午前十一時以降であります。両名は会議には出席しておりませんが、事件発生の正確な時刻までは現在のところ特定されておりません。

      それ以降、CPAよりの第一報を受けるまでの間につきましては、この復興会議が夕刻まで予定されていたこと、また、
    通常は夜に電話を定期的に報告をするという体制になっていたことから、イラク大使館の方より、この会議に出ていたものと考え、特段連絡を取らなかったと、こういうことであると承知しております。


    CPAとは

    イラクを占領統治する米軍主導の連合軍暫定施政当局のことです
    The Coalition Provisional Authority
    最後に、
    4月10日までに政府から調査結果がでるとのことですが、でようがでまいが日本政府がすぐにも出来ることもやろうとしないなら国会が主体的に動いて参考人・証人尋問を行なって、

    真実を明らかにする義務を負っています。

    殺人事件で3人も殺されているのに容疑者もわからない、場所もはっきりしない、時刻もわからない、現地での物的証拠しらべもしない、事情聴取しなければならない現地の関係者(アメリカ軍、警察、目撃者、3人を運んだ人物、病院などなど)はいっぱいいるというのに捜査をやろうとしない姿勢は国民の誰もが納得しないはずです。


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