JaakuAmerika16

地球が乗っ取られる日 その16 2004.4.6

外交官射殺 その11

米軍関与を否定するほどの自信があるなら、証拠物件をすべて公表できるはず 

なぜ薬きょうを拾わなければならなかったか?
なぜランドクルーザを押収しつづけたのか?

    事件発生から5ヶ月目に入って、しかも強く要請されてやっと調査結果がでてきた背景を鑑みると、果たしてこれらの証拠物件自体に信憑性があるのかはなはだ疑問です。

    事件が起きれば直ちに現場の証拠保全をするのが鉄則で、その過程で押収された証拠には信頼に足るものがあります。
     しかし、イラクでの外交官射殺事件はその証拠保全の前提条件がすべてすっとんでいて、証拠物件はアメリカ軍によって早々に片付けられ、現地の大使館すら全く手出しが出来ない密室の中で証拠物件が操作された疑いがあります。

    ほかにも、現場で薬きょうがひとつも落ちていなかったと現地警察官が証言しているとおり、銃撃されて薬きょうが落ちていないことはあり得ないことで、アメリカ軍と日本政府は明快に説明しなければなりません。

    証拠物件のひとつのランドクルーザが日本の管理下に戻ったのが12月6日であり、まる一週間もの間何をされていたかわからない状況にあったわけで、その真の証拠価値はすでに消滅しているとみるのが妥当です。


    なぜ薬きょうをひとつ残らず拾わなければならなかったか?

    なぜランドクルーザを押収しつづけたのか?


    これらは極めて重い事実で、この2点を明らかにせずして幕引きをねらっているとしたら
    政府自体に大いなる疑惑がかかります。

    この他にも不明な点、謎はさまざまあり、それらをことごとく明らかにする責任を政府自らが負っています。


    人間の心理として、
    自分が潔白であるにもかかわらず疑いを掛けられたら、それを晴らすためにそれこそ死に物狂いで取り組むのが自然の姿です。そしてそういう姿勢は必ず第3者に伝わり、理解が得られ納得してもらえるものです。

    しかし外務省・日本政府は初めから調査・捜査をやろうともせず、その後政府自体に疑いがかけられても「わからない」と知らぬ存ぜぬを決め込み、みずから明らかにしようとする姿勢はまったくありませんでした。

    その裏には何があるか・・だれでも考えることです。 「事実はなにがなんで隠し通さなければならない事情があるからだと・・・。」

    国民をなめきった話です。

    繰り返しになりますが、なぜ政府が隠したがるか全く理解できません。
    隠していることをあげたらきりがありません。残りの8枚の写真などなど・・・・

    今回の検証も警視庁にまる投げで、政府は第三者になりたがっているのか、自分のこととして取り組む
    強い意志が全く感じられませんでした。

    技術的な分析・検証は専門家がやるにしても、その結果について徹底的に吟味検討するのに専門的知識は必要ありません。
    常識があれば出来ることで、筋道をたてて考えられる人ならばだれにでもできることです。
    その過程でわからないことが出てきたら専門家のレクチャをうけるだけ、それだけの話です。

    それすらやった形跡がないことは何を意味するか・・いまずもがなです。


    アメリカ軍がやったことではないと自信をもって主張できるなら、証拠物件を公表できるはず

    いったい誰に気兼ねをしているのか?

    **** もちろん被害者に直接関わるものを除くのは当然のこと ****


    ご遺族が「捜査をやってくれるな!」とでも表明されたのですか?
    ●それとも現地警察ですか?
    ●日本政府が先回りをしてアメリカ軍が言ってもいないことを勝手に思い込んでいるのですか?
        ・・・・言い換えればアメリカ軍の意図を察したということですか?


    その他にでもあれば具体的にその理由をちゃんと説明して自らが
    身の潔白を果たす努めがあります。

    この事件は国民が勝手に被害妄想に陥ってストーリをつくっているのではなく、日本国政府自らが謎を深めることばかりをやっていて、疑惑の上塗りを重ねていることを自覚すべきです。



    以下に掲載したのは警視庁の検証結果ですが、

    検証結果と証拠物件をすべて国会に提出させ、テレビを入れて説明させるべきです。


    実際に分析・検証に携わった担当者を国会に呼んで説明させれば、彼らは自分の置かれた立場をわかっているので、ありのままをしゃべってもらえることが期待できるので是非実現してほしいものです。
    真正に分析・検証をしているわけですから、そのまんまを話せば言いだけのことで、なんの弊害も障害もありません。

    通常このような場面には責任者が一人出てくるのですが、自分でやっていないのでいくらでもとぼけることができ、説明の任には極めて不適切です。
    その様な場面はいままでの国会でさんざん見て来ている訳で、事の重大さからもそれは容認できません。

    そもそも証拠価値を失っているものをとやかくいってもどうかとはおもいますが、政府が証拠といっている以上それを吟味する責任を国会が負っています。


    「水平に撃った」、にわかに信用できない検証結果です。


     
    ランドクルーザの実機と、それを写した11枚の写真の整合性が寸分たがわずあるのか
    どこに弾が残っていたのか
    その現物をどれか
    ・・・・・・・・など

    検証結果を吟味することは山ほどあります。


    以下、警視庁の発表の一例ですが、取り立てて見るべきものはなにもありませんでした。ほんの参考程度です。


    NHKラジオからの録音です。(2004.4.5 19:00)
    ここをクリックしてください
    1分29秒 MP3ファイル(0.44Mバイト)です。ブロードバンドの方はさっとダウンロードできますが、ダイアルアップ回線の方はちょと時間がかかりますので、あらかじめご承知ください。

    去年の11月イラクで車に乗って移動中の二人の日本の外交官が殺害された事件で、警視庁が日本に運ばれた車を検証した結果、打ち込まれた銃弾は36発で、左斜め前を走る車からほぼ水平に撃ち込まれたみられることがわかりました。
    この事件は去年の11月、イラク北部のティクリットで外務省の奥克彦大使と井ノ上正盛一等書記官の二人の外交官が車で移動中に銃で撃たれて殺害されたものです。

    警視庁は二人が乗っていた四輪駆動車が先月日本に運ばれたことから、銃弾が撃ち込まれた状況などについて検証を進めてきました。

    その結果、車に撃ち込まれた銃弾は36発であることがわかりました。
    このうち10発は撃ち込まれた角度が判明し、ほとんどは左斜め前を走る車の1mほどの高さからほぼ水平に撃たれたとみられるということです。

    また銃弾の半分以上はドアを貫通して車の中に入っており4m以内の至近距離から撃たれたとみられています。

    弾の口径は7.62mmで、現地の武装勢力などが使っているカラシニコフなどと同じであることがわかっていますが、警視庁の弾の成分の鑑定では銃の種類の特定はできなかったということです。


    19:00のNHKテレビでは写真と絵を使って解説がありラジオより詳しい内容でした。ビデオには念のため録画しておきました。


    共同通信 詳しくはリンクを開いてお読みください。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040405-00000158-kyodo-int

    時事通信 詳しくはリンクを開いてお読みください。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040405-00000600-jij-soci

    共同通信 詳しくはリンクを開いてお読みください。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040405-00000068-kyodo-soci

    読売新聞 詳しくはリンクを開いてお読みください。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040405-00000205-yom-soci

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