JaakuAmerika18

地球が乗っ取られる日 その18 2004.4.11


小泉首相の「私の問題じゃない!」発言

こんな程度の自覚しかなかったのか?


      犯人側からの一方的な通告といえども、3人が行方不明で、ビデオから事件に巻き込まれて人質になっている可能性が極めて高い状況です。
      政府は状況確認をしているといっているが、いつまでそんなことをやっているつもりか?
      また、逢沢外務副大臣が急遽隣国ヨルダンのアンマンの日本大使館に派遣されました。いかないよりましですが、なんでイラク日本大使館に行かなかったのか?

      情報収集ならイラク以外には考えられません。事件が発生しているのもイラクといわれていて、CPAなど機関もイラクにあるわけでアンマンに行ったことがさっぱり理解できません。

      単に、イラクでは危ないから、でもポーズは示しておこう・・という理由でしょうが、もしそうだとしたら現地イラクでがんばっている大使館員、自衛隊員、NGO、の邦人が烈火のごとく怒り出すはずです。「バカにするな!」と。
      このように政府が「やっているポーズ」は示すが、本気に取り組んでいるとはとても思えない状況です。

      彼らには、「
      なにがなんでも3人を無事に救出をするんだ!」という気概が微塵も感じられず、まるでさきの外交官射殺事件のときのようです。

      時間だけが過ぎていき、口先だけで「最善をつくしたが・・・」と聞きたくもない弁解を聞かされるのではないかと大変に危惧しています。

      たった3日しかない条件下で、戦争状態の遠い異国で、そして主権も及ばないところで、犯人を明らかにして、場所を特定して、しかも無事に救出することが途方もなく困難であることは誰が考えてもわかることです。


      そうすると、そういう困難さをあいまいにしておいて、「全力を尽くす」といってもそれは根拠もなく念仏を唱えているただのポーズに過ぎないのです。
      何が出来て、どういう困難があって、だれを動かして、などなど考えられるシナリオを即刻始動しないとタイムアウトになってしまうのです。
      とにかくやることは山ほどあるのに、昨日の年金国会に出ている暇などあるはずもありません。
      彼の本心が露呈されたと見ています。

      はじめからエスケープモードに入っていて、「問題を解決する気はない」、「時間切れを待っている」と見ています。

      出来そうもないことをさも出来るかのようにポーズをとって、「やるだけのことはやったのだが・・・」こんな姑息なことをやったら国民が黙ってるわけがないです。

      決断は最後の10分で出来ることで、しかも彼にはこれしか残されていないことを自覚すべきです。





    本題ですが、表題の発言は思わず本音が「ポロッ」とでてしまったということでしょう。
    本心から真剣に取り組んでいれば決して出てこない言葉です。

    人質事件発生以来の彼の発言を聞いていれば、これが脈絡もないところから出てきた発言ではないことはだれにでもわかることです。
    多分、彼にこのことを問えば「話のはしばしをとらえて・・・云々」と弁解されるのが目に浮かぶのですが、そんな手法は通用しません。

    「小泉首相、これはあなたの問題であって、あなた自信が決断しなくてはならない問題です。」

    「あなた以外に、決断できる人が、どこにいるというのですか?」

    この発言をきき、暗澹たる思いがしました。

    日本国首相としての資質をもともと持ち合わせていたのか、今まさに問われています。


    【 抜粋 】 詳しくは中日新聞2004.4.10をお読みください。


    要約すると、
    小泉首相「私の問題じゃない」発言

      イラク邦人人質事件で九日、首相としての責任を問われて「私自身の問題じゃありません。国全体のイラクに対する安定復興支援にどう取り組むかという問題」などと発言、自衛隊撤退の考えのないことを表明した

    ●日本国際ボランティアセンターの熊岡路矢代表(57)は「びっくりした。
    どういう意味なのか。自衛隊を派遣すれば、非政府組織(NGO)などが狙われると私たちも主張してきた。今回の事態や国内テロの危険性も含め派遣を決断したのに、どういうことか」と疑問を投げかけた。
    「いつも責任あいまい」
    ● ワールドピースナウ実行委の高田健さん(59)は「首相は地位も責任もあり、助けるのは彼にしかできない。ひどい発言だ。被害者家族に会おうともせず、指導者の資格は全くない」と憤った。

    ● 環境と平和のNPOネットワーク「地球村」名古屋事務局の松田健さん(27)は「責任をあいまいにするのは小泉首相のいつもの手口」と憤り、「大義なき米国の戦争に協力すれば、市民がテロの標的になることは当然、あり得たのにリスクをあいまいにしたまま自衛隊を派兵したことがそもそもの問題」と言う。
     
    ●芳賀綏・東工大名誉教授は今回の発言について「国全体の問題というなら、なおさら総理自身の問題であることは当然だ。全般的に指導者として思考の掘り下げ不足だ」と指摘している。

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