"ブラックプールに在る教会"のリー氏への書簡
1988月9月19日
本文書は英国のブラックプールに在る教会がウイットネス・リーに出した書簡である。同教会は比較的初期の段階での問題点を指摘した教会であって、特に欧州における混乱の様子をレポートしている。この書簡によって、彼らはリーとの関係を断ち切った。
ウイットネス・リー氏
アナハイム、ウエストボールドロード
カリフォルニア 92804
U.S.A.
親愛なるリー兄弟
ビル・カーカム兄弟が当地英国にある貴殿のオフィス(訳注:THE LIVING STREAM MINISTRY 社の英国支社を指す)によって引き起こされた諸問題についての彼の懸念と,その状況から進展すると思われることについての彼の憂慮を表明する書簡を貴殿に差し出して以来,約2年になります.ビル兄弟に2通の返事がありましたが,いわゆる貴殿のオフィスで引き起こされている諸問題を矯正する何等の処置を,貴殿は今に至るまで講じられなかったのは明かです.
1.シュツットガルトにある教会(ドイツ)とそこの兄弟達において,分裂を生じさせるような陳述と英国にあるオフィスが,“その務め”に対するシュツットガルトの“抵抗”の故に設立された事実.オフィスによって私たちが祝福を受けたことを陳述し,一方シュツットガルトはその祝福を失ったのだと推断することにより,英国にある私たちがシュツットガルトに対立するように仕向けたのは貴殿のオフィスが与えた影響の結果である.
2.当地英国にある諸教会と聖徒達の間に諸々の分裂が引き起こされたのは,“オフィス”に奉仕し,貴殿の子息フィリップ・リーに従うように強い奨励をしたためである.
3.貴殿のオフィスが当地ブラックプールにあった間,そこから流された分裂的な語りかけによって聖徒達に与えられた損害.これは“オフィス側に味方する”者とそうでない者との間に分裂をもたらす結果となった.
以上,3つの主要な点が過去2年間に英国にある聖徒達を深刻に分裂させ,多くの疑惑と恐れと圧迫と罪定めをもたらし,多くの聖徒達を極度に混乱させ,失望させ苛酷にさえしました.兄弟達は“ニューウエイ”と“オフィス”の問題をめぐってお互いに敵対する者となってしまったのです.その損害は数え切れないものであり,取り返しのつかないものとなってしまいました.
貴殿はビル・カーカム兄弟の宛の返事の中で要請されたので,当地では上記の点についてはもはや何ら問題にされませんでした.しかし,2回の機会に,貴殿はビルの書簡について問題化されました.1回目は台北において英国からの兄弟達と共にいる時に(これはこれらの兄弟達と,その書簡を書いたことについて疑惑をもっている兄弟達との間にある問題を引き起こしました.),そしてもう一度は合衆国においてヨーロッパからの兄弟達と共にいる時でした.これは正当ではありません.
また当地の諸教会の間では貴殿のオフィスと貴殿の務めが私たちの一の諸要因となっていたことも明確になりました.これは新約聖書の真理に反します.なぜなら,私たちの一はキリストであり,彼のみであるからです.
上述の点に加えまして,リビング・ストリーム・ミニストリー社における状況を,私たちは今や知るにいたりました.つまり貴殿の子息が貴殿のミニストリー社の責任者であり,最近では台北での訓練を担当し,この国からの青年達に対して責任を負っていた時を含めて,多くの年月にわたって数多くの不品行な行為に夢中になっていたという状況です.さらに悪いことは貴殿と多くの貴殿の“訓練者達”と同労者達はこの状況と大いなる不品行をしばらく以前から気付いていたことです.貴殿はこれらの事実に気付いておられながら,それらを対処しなかったばかりでなく,むしろそれを隠蔽し,さらに私たちすべてが貴殿の子息から聞いて学ぶように彼を高く上げさえしました.さらに,貴殿の訓練者達と同労者達はフィリップ・リーの行為を知りながら,極みまで彼を高く挙げました.これらの理由から私たちは貴殿が子息の活動を容認しているものとみなさねばなりません.これが最も悲惨であると感じ,私たちは遺憾に耐えません.
またこの受け入れがたい状況が地方教会の外部のクリスチャン達の間に知れ渡った時に引き起こされる損害について,私たちは非常に憂慮しています.
これらの事が明るみに出てしまったので,かつて私たちが貴殿と貴殿の務めに対して抱いておりました尊敬の念は失われました.私たちはもはや貴殿の語りかけを当地の教会生活の為の導き・道しるべとして取り続けることはできません.さらに上記の罪深い行為とその隠蔽を企てられたことを顧慮して,私たちは前述しましたすべての不品行と分裂を生む事柄から,また貴殿の務めの現在の活動から,またアナハイム,アーヴィン,台北,ロンドンにある“リビング・ストリーム・ミニストリー社”から,私たちと当地にある教会を分離する以外に選択の余地はありません.また私たちは“長老の訓練 Vol.8”pp.154-155にある書簡,特に“....(貴殿)の指導は私たちの一にとって不可欠である....”と言う陳述から私たち自身を分離します.なぜならばこれは真理に対立するからです.さらに1986年 3月30日付の私たちの書簡の中で表明された貴殿を支持する私たちのコメントを撤回します.
もちろん私たちはキリストにある兄弟たちとしてすべての兄弟たちを受け入れるように開き続けております.
敬具
ブラックプール教会にある教会代表
R.J.Fennell, R.K.Steele, W.Kirkham
cc:ヨーロッパと英国にある諸教会にも同じものを送る.