Delphiの部屋
Delphi? プログラミング言語というと、
この名前は余り馴染みが無い名前かと思います。
比較的名が知れてるのは、
ビジュアルベーシック(VB)、C言語(C、C++、C#等・・・)、Java等・・・
でしょうか?
Delphi(デルファイ、又はデルフィ)は、
PASCAL(パスカル)という教育用言語がベースになっています。
PascalはMS−DOS時代の言語で、
1995年、MS−Windows3.1対応開発言語として、
Pascalは「Delphi for Windows」という名前で、Borand株式会社からWindowsにデビューしました。
因みに今でもパスカル言語は他にもあります。
FreePascalで、Razarusというものがそれで、
コンパイラを替えることで、幾多のプラットフォームに対応します。
Windows系は言うに及ばず、Apple、WindowsCE、WindowsMobile用の実行ファイルを生成できます。
話が逸れましたが、
96年には、「Delphi2」という名前でWindows95対応となります。
それから現在に至るまで、2,3年に一度の割合でバージョンアップをしてきました。
現在の最新版は「Delphi2010」がデビューしたばかりです。
欲しいなぁ・・・
Delphiの最大の特徴は、ビジュアルベーシックのように簡単で、
C言語並みに高速なソフトを簡単に作れることにあります。
また、初代Delphiを除いて、VBのようにライブラリ等を開発したソフトに梱包する必要がありません。
プロジェクトを新規作成で開いて、コンポーネントと呼ばれる部品をフォームに配置し、
コンポーネントの設定を「オブジェクトインスペクタ」と呼ばれるツールで設定を行い、
コンポーネントや「オブジェクトインスペクタ」のイベントをダブルクリックでイベントを呼び出し、
コードを記述します。
この繰り返しを行い、機能が実装出来たなら、
「コンパイル」又は「実行」でコンパイルを行って、エラーチェックや動作の確認を行います。
この繰り返しを行い、ソフトウェアを開発していきます。
また、コンパイル速度は非常に速く、長くても10秒かかりません。
大概は1秒〜5秒位でコンパイルが完了します。
私はDelphi以外のWindows用開発言語を使った事が無いので、違いを実感することは無いですが^^;
Delphiに初めて触れたのは、初代Delphiがデビューした時でした。
1994年にコンピュータに初めて触れ、
ソフトを自由に取り込むことが出来る、コンピュータのその柔軟性に感激したのを今でも覚えています。
そこからプログラミングに興味を持ち、プログラマに憧れるようになりました。
当時はまだMS−DOSが盛んで、
雑誌なども、MS−DOSのゲームが載っている状態で、
初めて買ったのが、「Puer Maind」と呼ばれる、MS−DOS用日本語開発言語でした。
が、全然使いこなせず・・・
今思うと、アルゴリズムがそのままソースコードになる、優れた言語だったと思います。
日本語プログラミング言語は、現在では、窓の杜で二つほどフリーソフトで公開されています。
興味のある方は窓の杜にいってみましょう^^。
しかし、そんな簡単な言語でも、Integer(数値格納変数)、String(文字格納変数)、等の変数の基本すら知らず、
今は無きラオックスで、初代Delphiに偶然出会いました。
プログラミングのプの字も知らない自分でも、簡単にフォームが生成される、メモが貼れる、ボタンが置ける、
簡単に外見が作れてしまう。
衝撃的に簡単なプログラミング言語だったのを今でも覚えています。
が、ソースコードを書かないと、
普通は(データベースアプリなら、コードを1行も書かずに作ることも出来ます)何も出来ません。
そこで、秋葉原に足繁く通い、色々Delphiの参考書を買い漁り、独学での勉強が始まりました。
リブレット20と呼ばれる小型ノートPCを持ち歩き、
仕事の休憩の合間にプログラミングの練習をし、夜中は寝る直前まで参考書片手にプログラミングの練習をしていました。
が、2年程で挫折、諦めてしまいます。
あぁ勿体ない・・・。
それから十年以上放置し、2008年頃、再びDelphiに手を出しました。
当時よりは大分PCにも詳しくなり、時間の余裕も増えた事もあり、一年ほど勉強したところ、
当時よりも大分マシなものを作れるようになりました。
そこで、使い始めると参考書が全然足りない、まだまだ判らない、
ということで、次々とネットオークションやアマゾンで買い漁ったところ・・・
40冊を超えてしまいました・・・;。
引っ越しの時にはその多さに苦労しました^^;
今はネット社会な事もあり、判らない事は直ぐネットで質問や検索ができます。
これには本当に救われます。
そこで、Delphiの歴史を知り、Delphiが高性能な言語だと初めて知ります。
で、1年再勉強した限りでは、
基礎さえ覚えれば、これほど簡単で扱いやすい言語はありません。
パーツとなるコンポーネントは豊富で、その気になればコンポーネントのカスタマイズも可能、
勿論サードパーティや、雑誌や参考書のコンポーネント、フリー作家のコンポーネントのインストールも出来ます。
その一方で、WindowsAPIもごく自然に呼び出すことも出来ます。
Char型を覚えるのに苦労しましたが、単純なAPIなら組み込まれている言語機能のように呼び出せます。
「Windows.」と入力すれば、WindowsAPIを、文字入力サポートでAPI一覧を見ながら呼び出せます。
勿論、「Windows」を付けなくても呼び出せます。
良い点ばかり書いてしまいましたが、
難点はヘルプでしょうか?
私は今でもDelphi3(98年製)を愛用してますが、
Delphi3のヘルプと比べても、Delphi7や無償版TurboDelphi2006のヘルプは、
貧弱というニュアンスが否めません。
その為、ネットか、参考書を買い漁らないと、判らない事だらけだったりします。
純正の説明書も、初心者には難読で、判りづらい印象を否めません。
ただ、最新版Delphi2010では、ヘルプが充実しているらしいです。
欲しいなぁ・・・
DelphiやPascalは、型に厳密です。
異なる型でやりとりする場合は、「必ず」型変換しないといけません。
ただ、弱点や難点には入らないと、自分は思っています。
否応なく型を意識したプログラミングをしざるを得ません。
先に話したPuer Maindでは、型に余り厳密ではなかったように覚えています。
その為型を意識することが無く、ここでつまづいてしまっていました。
Pascalは元々教育用言語だったそうです。
その為か、跡を継いだDelphiも、教育的です。
デビュー当時は、
Borland株式会社から発売されていましたが、
現在はエンデバカロ株式会社から発売されています。
エンデバカロのホームページから、体験版や無償版のDelphi(TurboDelphi2006)が入手できます。
(残念ながら2010年現在、無償版のDelphiであるTurboDelphi2006は提供が打ち切られました。
また何時か無償版が出ることを期待しましょうTT)
もし興味が沸いたら、触れてみてはどうでしょうか?
プログラミングは、敷居こそ少し高いですが、
覚えれば、これほど楽しいものはありません。
Delphi購入10年目にして、その楽しさにはまっています。
現在は、趣味と自営業の仕事に活用して生かしてます。
簡単な小物からデータベースまで、守備範囲が広く、かつ扱い易いです。
独学者にも扱い易い優れた言語だと思います。
hello to the Delphi!