台湾語の声調
声調は伝統的に下のように体系化されています。
ngとk、nとt、mとpが同系列に並んでいて、音声学的に言うと、同じ音素として扱う、ということになります。
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1声 |
2声 |
3声 |
4声 |
5声 |
6声(=2声) |
7声 |
8声 |
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tong |
tóng |
tòng |
tok |
tông |
tóng |
tōng |
to̍k |
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東 |
黨 |
棟 |
督 |
同 |
黨 |
洞 |
毒 |
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hoan |
hóan |
hòan |
hoat |
hôan |
hóan |
hōan |
ho̍at |
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翻 |
反 |
販 |
發 |
礬 |
反 |
範 |
罰 |
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kim |
kím |
kìm |
kip |
kîm |
kím |
kīm |
ki̍p |
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金 |
錦 |
禁 |
急 |
× |
錦 |
衿 |
及 |
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ti |
tí |
tì |
tih |
tî |
tí |
tī |
ti̍h |
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猪 |
抵 |
智 |
滴 |
池 |
抵 |
治 |
碟 |
8声の記号が文字化けするのはどうしてでしょうか。Wikipedia台湾語版からペーストして、エンコードもUnicodeに合わせてあります。フォントを指定していないからでしょうか。一応htmlの知識はあるつもりなのですが…
転調規則
台湾語は北京語よりも複雑な転調規則があります。あらかじめ単語は転調した声調で覚えちゃいましょう。
教会ローマ字では転調を表記しないのが普通です。下のイメージは転調を表しています。
1声→7声 khiau1-khiau1(曲曲)→khiau7-khiau1
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2声→1声 nng2-nng2(軟軟)→nng1-nng2
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3声→2声 chhau3-chhau3(臭臭)→chhau2-chhau3
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4声→8声 tok4-tok4(啄啄)→tok8-tok4
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5声→7声 tng5-tng5(長長)→tng7-tng5
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7声→3声 tang7-tang7(重重)→tang3-tang7
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8声→4声 kut8-kut8(滑滑)→kut4-kut8
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はたして偶然なのか、本当に不思議なのですが、転調規則は1つずつ逆へ逆へと繰り下がって動いています。(5声は除く)
入声は互いに入れ替わっています。4声⇔8声
ただ、-h入声の場合は、入声が弱まり、下のようになります。
4声→2声 khoah4-khoah4(濶濶)→khoah2-khoah4
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8声→3声 peh8-peh8(白白)→peh3-peh8
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5声の転調には地域差があり、大まかに言うと、台南では5声→7声に、台北では5声→3声に転調します。
全体的に見ると5声→7声に転調する人のほうが多いようです。
転調規則はどの音節にまで適用されるのでしょうか。これについては台湾語の入門書を参考にしてください。
だいたい意味の切れ目が境界線になっているようです。
声調は重要ですが、難しいなあ…いやだなあ…と考えてしまうともうそこで勉強はストップしてしまいます。
外国語の勉強はメンタル的なものです。学習意欲を大切にしないといけません。
完璧な声調をマスターしようとは思わずに、気持ちを楽に持ってください。