ワライカワセミ Kookaburra

都会でもよく見かけるワライカワセミ by SS 早朝の森や公園を散歩していると、静寂を破って頭の上から突然聞こえてくる「アハハハオホホホケーッケッケッ」なーんてたたましい笑い声。2羽や3羽で合唱なんかしていようものなら、にぎやかさは相当なもの。大きな頭にずんぐりむっくりの体を揺すってさえずっているのは、クカバラことワライカワセミだ。

シドニー・オリンピックのマスコット「オリー」のモデルにもなったワライカワセミは、オーストラリアにしかいない固有種で、カワセミ科としては世界最大なんだとか。白いボディに茶色の羽、オスは青い模様が入っていて美しい。オーストラリア全土の街中でも森の中でも、いろんな場所でよく見かける鳥でもある。

大きな鋭いくちばしで、昆虫や小動物や時にはヘビなんかも食べてしまう肉食の鳥なので、パンくずなんかで餌付けしようとしても見向きもしないけど、屋外でバーベキューの朝食を食べていたら、さっと舞い下りてきてベーコンを一切れさらっていったことがあったっけ。生の挽き肉でひきつけて、クカバラ一家を毎日庭に呼び寄せるのに成功した知人もいる。


The Australia Web 掲載 1999